冬の車中泊において、夜間の車内温度低下防止にとても効果的な、「車のボディの断熱加工」について書く。
やるとやらないで、快適性が大違い!
断熱加工をすると、室内温度が下がりにくいので、スキー場でも快適車中泊できますよ。
防音効果もあって、天井を叩く雨音がものすごく静かになるというのもメリットです。
断熱材加工は冬の車中泊定番カスタム
前のハイエースからやってる「ボディの断熱加工」
寒い冬の車中泊でも、就寝中でも室温が大きく下がらず、驚くほど快適に寝ることができる。
通常、冬の車中泊はとても寒いイメージだが、それは家と違い、車のボディは断熱加工がされてない車で寝るからだ。
ちゃんと断熱加工すれば、狭い車内はむしろ温度が下がりにくく、朝まで快適に過ごせるのだ。
そう、まさに「かまくら」のようにエンジンを切った後の余熱や人の熱気を内側に留めることができる。
断熱は超重要。雪でできたかまくらでさえ、断熱効果で中は暖かいのだ。
例によってDIYで断熱施工
どこのホームセンターでも入手可能な、住宅用のグラスウール断熱材を車に施工する。
旭ファイバーグラスの高性能グラスウール アクリアマットの3.1坪用を購入した。この量でちょっと余るくらい。
アクリアにした決め手はこのCM(笑
瀧本美織が天使のようにかわいい(おっさん目線)
では、手順編へ。
天井への施工
まずは内装を外していく。
内装剥がしを使うと簡単。
天井の内装を剥ぐと、申し訳程度のフェルトが入っている。
断熱効果はほぼないので、剥がして投げ捨てよう。
そして、さきほど購入したグラスウールを天井の幅サイズにカットし、両面テープで天井に固定していく。
どうせ後から取り付ける内装でグラスウールを下から支えるので、グラスウールの天井への固定は適当で大丈夫。
グラスウールが飛び出さないように、カットした端っこは小さく折ってテープで固定した。
写真撮り忘れたが、セカンドシート上部の内装も剥がしてグラスウールを詰め込んだ。
ボディサイドへの施工
こちらも内装剥がしでサイドトリムは外していく。
作業手順はリアスピーカー交換記事参照。
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サイドの内装トリムとボディの間には大きな空間がある。
これじゃあ外気と熱交換して車内冷えるわな。というわけで、ここの空間にもグラスウールを押し込んでいく。
今回の作業では写真撮り忘れたが、1型ハイエースにも同様に加工していて、下の画像のように内装を詰め込んだ。
けっこう力技で、詰められるだけ突っ込んでいく(笑)
あとは逆の手順で内装を戻して完了。
その断熱効果は?
断熱しておけば、車中泊しても人間の熱量やら、エンジンの余熱で室温が下がりづらいので、厳冬期の車中泊でもほとんど凍えた記憶もない。
さすがに、朝にはそれなりに気温が下がるが、冬のスキー場の車中泊でも飲み物が凍ってないので、0℃以上はキープしているようだ。
なにも断熱してないと、車内はほぼ外と同じ気温になってしまうので、えらい違いだ。
時には北海道の旭川のコインパーキングで寝たりしたけど飲料やコンタクトレンズが凍ったりしないので、かなり効果があると感じる。
その他、断熱効果でエアコンの効きも良くなるし、雨が天井を叩く音や、外部からの音も格段に小さくなる静音効果もあるので、かなりのお勧めのカスタム。
ハイエースの断熱施工は定番カスタムで、ググれば皆様様々な断熱材をトライしているのがわかる。中には高価な断熱材を大量に使用している例もある。
しかし、こういうのって、お金かければかけただけ良くなるのは否定しないが、費用対効果で考えると正解は異なる。元々ハイエースには断熱材は入っていないので、「安い断熱材」でも十分効果を感じられるしコストパフォーマンスは抜群。
ちょっとでも断熱してやれば驚くほど向上するのだ。
こいつに車中泊用の断熱サンシェードを組み合わせると、冬の車中泊対策はパーペキでございます。
48Rの場合はさらに「強力なスタイロフォーム断熱材」も使用している。
これも冬の車中泊対策に超オススメカスタムだ。
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スタイロフォームは住宅の外壁の断熱に使うだけあって、効果抜群。
作業中の写真撮り忘れたので、詳しいDIY解説は他サイトに譲ります。。
やり方は内装を外して断熱材入れるだけなので簡単ではあるのだが、内装など一つ一つがイチイチ大きいので非常にめんどくさい。
48Rはここのブログを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
断熱材はこちらを使用↓
窓断熱はこちら↓。レビューもあります。
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