ハイエースの屋根に設置するソーラーパネルとサブバッテリーの組み合わせは憧れるが、10万円以上する導入コストと設置の手間を考えると、キャンピングカーまでいかない車中泊用途にはややオーバースペック。
そんなこんなで欲しいなぁとは思いつつ、いつの間にか記憶のかなたに忘れ去れた存在だった。
ところが、2019年9月の北海道地震とその後の停電の際、テレビで防災グッズと紹介されていたソーラー充電器がまさに車中泊で48Rが欲しかったモノ!
ポイント
安い!
手間いらず!
スマホやデジカメ、モバイルバッテリーの充電は余裕!
と、ちょうど良いところをついてきた製品!
コイツとモバイルバッテリーも併用することで、車中泊のエンジンをかけていない時の電力事情が非常に充実。
9月に速攻でで買って、フィールドで大活躍。もちろん、キャンプや防災用としても活躍するので、持っておいて損なしのアイテムです。
購入動機
車中泊では車滞在中、エンジンをかけっぱなしというのは周りの車に迷惑になるので控えたいところ。
そこで憧れるのがキャンピングカーがよく使っているソーラーパネルとサブバッテリの組み合わせ。
車中泊中もテレビをみたり扇風機を使ったり、キャンピングカーなら家電まで使える非常に性能の高いシステムだ。
ただ、48Rの車中泊スタイルではそこまで電力はいらない。
スマホ、デジカメ、モバイルバッテリー、ノートPCを充電できれば十分。
移動中に充電することが多いのだが、充電忘れや移動時間が短いと充電が追いつかなくなる。
そんな時は小さなソーラーパネルで、外でMTBなどで遊んでいる間に充電できれば超助かるのだ。
さらに、大容量モバイルバッテリーに充電できれば、夜の電力も安心である。
ソーラーパネル+サブバッテリーは買えないが、ポータブルソーラー充電器とモバイルバッテリーの組み合わせなら1万円台の出費で実現可能。
これは買うしかない!
開封の義 RAVPower ソーラーチャージャー 16W 2ポート
RAVPower さんのソーラーチャージャーを購入した。
「16W 2ポート」と「24W 3ポート」が売られているが、小さいほう16Wを購入。
折りたたみ式で非常にコンパクト。薄いので、運転席の背もたれ裏側のポケットに収納している。
大きさの比較はiPhone XSである。
広げるだけで充電可能。この手軽さが魅力。
USB端子は2ポート。
iSmart端子2.0なので、対応機種では急速充電可能だ。
付属品はカラビナとUSBケーブル2本。ショートのUSBケーブルはあまり売ってないので嬉しかったり。
この内容で5,599円(12/27現在)。内容と利便性を考えると、非常にコスパは高い。
また、もっと発電量をあげたい人は24W、3ポートがオススメ。アマゾンでも6割近くの人が星5つをつけるほどの高評価である。
正直、48Rもこちらを買えば良かった。
あとでレビューするが、16Wだと12月にもなると充電速度がちょっと遅くてストレスな時があるし、ハイエースでの使用がメインなので、それほどコンパクト性を重視する必要がないからだ。
2,000円程度の差額をケチって後悔しているが、散財に失敗はつきもの。ブログ読者様の人柱になれて本望です(涙)。
充電性能
iPhone XSとモバイルバッテリーを充電してみた。
iPhone XSの右上に充電マークがついた。ただし、12月の薄曇り日だと充電速度は遅い。満充電まで4~5時間くらいのペースだろう。
購入当初の9月の晴れた日なら、iPhone 6Sで2時間弱で満充電の性能がでていた。
やはりソーラーパネルなので、太陽光の依存度は大きい。
モバイルバッテリーも充電可能。
モバイルバッテリーのインプットは5V/2.0Aに対し、ソーラー充電器のアウトプットは5V/2.4Aなので問題なく充電できる。
モバイルバッテリーに充電しておくことで、夜も安心して電力が使える。
ぜひソーラー充電器と組み合わせて使用したいアイテム。
こちらはUSB-Cポートも付いているので、MacBookなどのノートPCも充電でき、非常に重宝している。
まだフルパワー出力は試してないので、来年の6月の日差しが強い日にどれくらい出力がでるかテストしてまたレポート予定だ。
また、防災グッズとしてLEDランタン兼モバイルバッテリーも一つ持っておくと安心感が違う。
-
【USB充電】モバイルバッテリー兼用LEDランタンが車中泊で超便利【ハイエース車中泊おすすめ】
車中泊に活躍しているモバイルバッテリ兼用LEDランタンのご紹介。 USB充電式のLEDランタンなら、目的地までのドライブ中に満充電可能で、灯りとして実用的なのはもちろんのこと、モバイルバッテリーにもな ...
続きを見る
LEDは省電力なので、一晩中付けっ放しでも大丈夫(それどころか、連続50時間点灯)。災害時の夜は非常に頼もしい存在になりそう。また、このランタン自体モバイルバッテリーにもなるので、非常に利便性が高い。
48Rは車にソーラー充電器とLEDランタン、モバイルバッテリー常備なので、災害時は車中泊仕様のハイエースで逃げるだけで簡易避難所だ(笑)。
まとめ
車中泊のエンジンかけてない時用の電力として、ソーラー充電器とモバイルバッテリーの組み合わせは非常に便利!
もちろん、停電時の備えとしても十分実用的。これだけの充電性能があれば携帯電話や夜間照明の充電など、ライフランの確保に役立つ。
車中泊ユーザーだけでなく、防災グッズとしても非常にオススメの逸品だ。