中古で買ったジムニーにはCDプレイヤーしかついてないので、今回はナビを取り付けた。
最初はGooglemapで乗り切るつもりだったのだが、あまりにも使い勝手が悪いので結局ナビの取り付けとなった。
ナビがあると道案内だけでなく音楽環境も充実するので、ドライブが快適で楽しくなるよね。
取り付けは自分で行なったが、ジムニー(JB23)はパネルの取り外しなどが簡単なので、特に問題なく作業できました。
JB23ジムニー向けナビの選定
JB23ジムニーに適合するナビサイズ
ナビの大きさはバラバラだとユーザーが困るので規格で決められており、次のサイズが存在する。
ナビの規格サイズ
- 2DIN(7インチ):178x100mm
- 7インチワイド:200x100mm
- 8インチ:200x126mm
- 9インチ:236x134mm
その中でJB23ジムニーに適合するのは2DIN(7インチ)が適合サイズである。
JB23ジムニー向けナビの選定
今回はケンウッドの彩速ナビMDV-M705 2018年モデルを選んだ。
購入のポイントは次の通り。
ポイント
①ナビの操作性が良い
②Bluetooth接続ができる
③サブウーファーや外付けアンプ用の出力がある
④ナビにローパスフィルターがある(サブウーファー付ける予定なので)
⑤もちろん安い
①の操作性に関しては、彩速ナビはiPhoneのような操作感。スマホのような2本指でmapの拡大縮小ができるし、反応も良いのでとても使い勝手が良い!
下の動画は今回購入したMDV-M705を操作してみた動画である。
慣性スクロールや2本指での拡大縮小にも対応しておりスマホ感覚。
彩速ナビの2018年以前で探していて、②④⑤あたりを満たしてくれる機種ということでMDV-M705になった(ケンウッド彩速ナビは上位から900番台、800番台、700番台、500番台、400番台というグレード分けなので、ちょうど中間モデル)
オーディオのセッテイングのバッチリ(あとで社外スピーカーには交換するので、この機能は必須)。
また、48Rのハイエースも彩速ナビを使っており、操作性はすこぶる快適。さらにメインカーとセカンドカーでナビが同じ方が操作性も良いだろう。
JB23ジムニーナビ取り付け方法
カーナビの取り付け工賃はカー用品店でお願いすると15,000円~23,000円とおったまげな金額である。
ところがナビ取り付けは時間はかかるものの、たいした工具も必要なく電気配線も端子接続だけの簡単作業。
バックカメラやドラレコ連動などがなくナビ本体の取り付けだけなら、1時間~1時間半くらいです。
必要工具
・10mmのソケットレンリ(メガネレンチでも可)
・ドライバー2番(ロングとショート)
・プライヤー(またはペンチ)
ジムニーの場合、ナビ取り付けはたったこれだけの工具。
ちなみに、地デジアンテナを右側ピラーにつけないナビ機種なら、2番のショートドライバーも必要ない。
配線キットは絶対必要
カーナビの取り付けは基本配線キットを使う。
ナビの配線と車両側の配線をカプラー刺すだけで完了するので、面倒な配線加工は一切ない。
また、走行中もTV視聴やナビ操作をしたければ、次のような配線キットを買えば良い。
基本ナビは車両が停止したときの信号(パーキング線)をトリガーにナビの走行中操作を制限しているのだが、パーキング線をアースに落とすことで停止中のトリガーシグナルがずっとでる(通電する)ことになって、走行中でもナビ操作が可能になる。
このキットを使うと、配線に割り込ませるだけで簡単にパーキング線をアースに落とすことができる。
ちなみに、配線キットを買わなくてもパーキング線をアースに落とすだけなので、パーキングの配線ぶち切ってナビ側配線をアースに落とせば同様のことができる(今回は手抜きのため配線キット購入)。
手順①バッテリーのマイナス端子を外す
常時電源の配線をいじるなら、バッテリーのマイナス端子外しは必須。
黄色丸の10mmナットを緩めるだけで簡単に端子は外れる。
ショート防止のため、絶対マイナス端子を最初に外すこと。
手順②灰皿を外す
作業前半はナビ取り付けのために車体部品をいろいろ取り外していく。
灰皿を外して、灰皿を固定している金具フレームも外す。
3本のネジを外せば金具は簡単に外れる。
手順③フロントパネルを外す
JB23のフロントパネルは工具なしで外れる。
下の方から手前に引っ張り出すとパネルが簡単に浮き上がる。
外す配線は2箇所。
ハザード裏の配線。カプラーの爪を押せば外れる。
シガーライターソケット裏。こちらは爪がなく刺さっているだけ。
手順④グローブボックスを外す
グローブボッスクは奥の爪を画像のように内側に押せば外すことができる。
かなり力一杯押し込まないと外れない!
手順⑤Aピラーカバーを外す
まずはドア付近のゴムモールを外して。
Aピラーカバーは手で引っ張れば簡単に外れる。’
このとき、車体側に残るプラスチックパーツの回収を忘れないように!このままピラーカバーをつけると、プラスチックパーツが車体側に落ちて回収不能になる。
正しくはプラスチックパーツをピラーカバーに装着して取り付けを行う。
手順⑥バイザーを外す
地デジアンテナの配線を通すため、バイザーを外す。
そうすると天井内装を浮かせることができるので、アンテナ配線がしやすくなる。
手順⑦メーター周りのプラスチックカバーを外す
ナビから右Aピラーまで配線するために、メーター周りのプラスチックカバーを外す。
ここはスペースが狭いため、ショートの2番ドライバーが必要。
手順⑧純正CDプレイヤーを外す
手順⑨地デジアンテナを取り付ける
アンテナの貼り位置は説明書参照。
位置指定は養生テープでマーキングすると作業しやすい(フロントガラスの角から100mm以上とかあるので)。
右アンテナケーブルはメーター裏を通してピラー根元から引き抜く。
そしてさっき貼ったアンテナに接続する。Aピラーの配線は、付属のテープで綺麗にまとめよう。
左のケーブルはグローブボックス裏を通して、ピラーの根元から引き抜く。
こちらも同様にさっき貼ったアンテナに接続する。
手順⑩GPSアンテナ、マイクの設置
ダッシュボードに設置したGPSアンテナも地デジアンテナ同様、左のピラーからダッシュボード内に配線する。
マイクの位置はメーター前。ハンドルとメーターの隙間から配線を引き込んだ。
手順⑪ナビにパネルとフレームを取り付ける
エーモンのキットに付属しているナビパネルを取り付ける。
付属のテープでナビに固定。
そしてナビは取り付けフレームに固定する。
(画像では2箇所しかねじ止めされてないが、のちにちぇんと4箇所固定してます)
手順⑫ナビの配線
配線作業は一見ややこしいのだが、おちついて説明書通りに落ち着いて配線すれば大丈夫。
入力用のUSBはグローブボックスから出しておく。
*2019/08/22追記
このUSBのうち一つはスイッチパネルに移設しました。便利です。
-
JB23ジムニーのスイッチパネルにUSBポート増設 【ナビUSB入力ポート】
ジムニーのスイッチパネルには使われていないカバーだけのスイッチパネルがあるので、そこにナビのUSB入力ポートを移設した。 インパネに埋め込まれており、まるで純正風の見た目で悪くない出来栄えです(他のス ...
続きを見る
そしてさきほど配線した地デジアンテナ、GPSアンテナをナビ本体に接続。
そして一番複雑な各種信号線の配線。
続いて「速度」「バック」「パーキング」の配線接続をする。
彩速ナビのナビ側の配線は切れ端なのだが、割り込み接続用のコネクタが付属されているのでそれを利用した。今回はエーモンキット配線側のギボシは使用しなかった。
アースはナビ取り付けケースのネジに共締め。
さて、ここでTVキットも配線する。
パーキング線が繋がっているカプラーに割り込ませればOK。
TVキットのアースもケースに接続。これで走行中もTV視聴ができる。
手順⑬ナビの取り付け
ナビ取り付けも4車種目だが、毎回苦労するのがこのパート。
ナビ裏にスペースがない車種が多いので、ナビを設置しようにも配線がぎゅうぎゅうで入らない(汗)
いつも通り、気合いで押し込んだ!
手順⑭取り外した内装パーツを戻す
基本取り付けと逆の手順だが、注意点は2点。
①Aピラー内装はプラパーツを内装側に移してから取り付ける(車体側にプラパーツが残っていると、車体内側におっこちて回収不能)
②フロントパネルは下から取り付けるとスムーズ。ハザードの配線が中に落ちていることもあるので、ナビ取り付け時は注意。
お疲れさまでした。
JB23ジムニーナビ取り付けまとめ
やっぱナビがあって常時地図が表示されているとパッと現在地が確認できて便利。
道案内も最初はスマホのGooglemapのナビでも十分だぜ!と思っていたが、データ通信の消耗が激しいのと、Googlemapナビがアホ過ぎて狭い路地に誘導されたりと使い勝手の悪さに閉口していたのだが、これで満足するドライブ環境になりました。
ナビの取り付けは簡単なので、工賃2万円浮かして、スピーカーやレーダー探知機に投資してさらにドライブ環境充実させることをオススメします!
他にも「JB23ジムニーカテゴリ(☜クリック)」で色々ジムニー 記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。