自転車整備でボトムブラケットを取り外す時、どちらが逆ネジだっけと混乱しませんか?BBには逆ネジが採用されているのは有名だが、どっちがどっちと覚えるのはちょっとムズカシイ。
48Rもボトムブラケットを取り外す度にいちいち回転方向を調べたりしていのだが、最近緩める方向の簡単な覚え方を見つけたので、ブログで共有します。
ボトムブラケットの緩める方向
ボトムブラケットを緩める方向は下表の通り。
| ボトムブラケットを緩める方向 | |
| 右側(ドライブサイド) | 時計回り(逆ネジ) |
| 左側(ノンドライブサイド) | 反時計回り(正ネジ) |
BBはペダリングをすると締まる方向にネジが切られているので、左右で逆方向のネジになっているのだ。
が、実際にボトムブラケットの取り外し作業をする時、右側は時計回りだっけ?反時計回りだっけ?と全然覚えておらず、自分の記憶力のなさに悲しくなりながらググるなんてこともしばしば(ところでググるって死語?今の子はチャッピーに聞くとか言うのかな)。
時計回り/半時計回りって、どっちがどっち!になるのよね。
ボトムブラケットの緩める方向の簡単な覚え方
こう覚えたら、忘れません。
ペダルを漕ぐ方向に回すと緩む
単純な覚え方だけど効果抜群で2度と迷わなくなった!
■ドライブサイド
■ノンドライブサイド
簡単で覚えやすいでしょ!
ペダリングでBB締まるのに
BBのカップはペダリング方向で緩む理由
ペダリング方向にBBカップを回すのなら、ペダリングでBB緩まないの?と思うかもしれないが、ベアリングの断面で考えると答えは簡単。
上図のようにBBにはベアリングが入っていて、ベアリング球で回転方向が逆になるので、BBカップ自体はペダリングで緩む方向なのだが、クランクのペダリングではBBカップは自動で締まる方向に力が働いている。
大昔に世の中のネジを「正ネジ」で統一しようとしたところ、設計上どうしても必然的に回転運動で緩んでしまうところが発生した。そう言う部分にのみ緩み防止で逆ネジが使われるようになったのだ(自転車で言うと左ペダルも逆ネジだし、昔の2t以上のトラックの左ホイールナットも逆ネジ。トラックに関してはその後国際標準のISO規格準拠に改められ左ホイールも正ネジになったが、そのせいで左後輪の脱輪事故が増えたというのは有名なお話)
BBの緩め方まとめ
繰り返しになるが、
ペダルを漕ぐ方向に回すと緩む
だけ覚えておきましょう。
例外として、イタリアン規格のボトムブラケットでは左右とも正ネジなのだが、ほとんどお目にかからないので(イタリアの高級ロードバイクに採用されている程度)それほど気にする必要はないです。
(余談だが、イタリアンといえど、左ペダルはちゃんと逆ネジ。ペダルの脱落は転倒など致命的な事故に繋がるが、BBが緩んでもペダリングのガタ等、転倒前に異常に気がつきやすいので、整備性を重視して左右「正ネジ」にしていないのかも?)
BBの回転方向を覚えられない方の助けになれば幸いでございます。






