自分がヘストラグローブにしているメンテナンス方法をまとめてみました。
適切なメンテナンスをした友人のヘストラグローブなんかは10年選手でもまだまだ現役です。自分も7年目ですが、まだまだ革も柔らかくて、防水もバッチリ。
一手間加えることで長く快適に使えるし、なにより道具に愛着がわくのが良いですね。
レザーグローブには定期的な油分補給を
革は油分が抜けることによって劣化する。
グローブを使用するたびに油分は抜け、確実に性能は低下していくのだ。
革製品のメンテナンスでは、その抜ける油分を定期的に補給するのがメインとなる。
定期的な油分補給で、革はずっと長持ちするし、防水性を長く維持することができる。
経験上、革製品の寿命はメンテナンス頻度に依存すると言っても過言ではない。
男性諸君ならメンテナンスをしてない野球グローブを思い出して欲しい。カピカピに乾いてボロボロだろう。
また革製品は布製グローブと違いをメンテナンスして長く使用するこで、革独特の味も出てくるのが魅力だ。その経年変化が、まるで道具が若者から味のある大人に成長するようで、とても道具に愛着がわくようになる。
48Rのメンテ方法
まずは定番のヘストラ純正オイル(LEATHER BALM)から。
グローブを履いて、オイルを手に取り、手を洗う要領でグローブ全体にオイルを伸ばしていく。けっこうテカテカになるくらいたっぷり塗っても、翌日には革に吸収されているので、革が油分を吸ったことを実感できるはずだ。
ちなみに、HESTRA純正オイルでなくても、革用のミンクオイルでも全然OK。
そして、48Rの場合は仕上げに撥水処理。
昔、革製スノーボードブーツのshimano tripper使ってたときのメンテ用の余りなんだけど、革グローブのメンテにも大活躍。
ちなみにこのNIKWAXの撥水ワックスだけど、BlackDiamondの最高級グローブ「GUIDE GROVE」にも付属している。
一番シビアな環境で使用されるGUIDE GROVEにも付属しているくらい、撥水能力は折り紙付き。
これも同様に手袋を履いて、全体に伸ばす。
Hestraグローブのような革製品は、油分が抜けると水が滲みやすいが、あらかじめ撥水しておくとほとんど水を吸収しない!
スノーボードでヘストラを使っていると、特に春先のラチェットの開閉ですぐに濡れて、その後日が沈んで気温が下がると凍るのよね。なので、もう革用撥水は手放せない。
水が染み込まないので、油分の保ちも良く、革もカサカサにならずしなやか。
オイルだけのメンテより、撥水処理をすることで確実に革が長持ちする。
ちなみに、ソレルのブーツにもこの撥水ワックス使っているが、こちらも効果抜群!水を弾きまくりでゴイスー。
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ソレル カリブーを長持ちさせる簡単お手入れ方法 ~Nikwax革用撥水WAXでメンテナンス~
革製品は定期的なメンテナスで末長く使いましょう。
逆にメンテナンスをしないと革製品の劣化は驚くほど早いですよ。