PVアクセスランキング にほんブログ村

PR ハイエース車中泊

冬の車中泊で効果絶大な断熱窓! 〜住宅断熱スタイロフォームで快適化ハイエース200系〜

blog_import_55f19c1d41ba1

今回は、冬の車中泊対策で最も重要な、「窓の断熱」について書く。

以前ブログのコメント欄でも質問を頂いた、黒い窓パネル。

実はこれ、冬の車中泊対策に効果抜群の厚さ30mmの極厚断熱窓も兼ねている。

窓から冷たい冷気が下りてくるのをピシャリとシャットアウトできるので、冬の車中泊が驚くほど快適になるアイテムなのだ。

ちなみに、使っている材料は住宅用の外壁断熱材。断熱性は最強レベル。

価格も4500円程度で、とても簡単作れるお勧め車中泊DIYです。

 

 

窓断熱の重要性

車中泊において、一番に断熱すべきポイントはである

窓は車体の中で最も薄く、外気との熱交換でどんどん室内温度が奪われるのだ。

ほら、車中泊していると、窓の下ってひんやりするでしょ?断熱を完璧にすると、窓からの冷気が全く気にならなくなる。

 

車中泊用の窓の簡易断熱パネルが市販されているが、これでは効果が薄い。

48Rの場合は車中泊で一番冷気が気になるベッド横の窓だけは住宅用断熱材の30mm厚スタイロフォームを使って極厚の断熱パネルを自作している。

効果は絶大で、ベッド付近に降りてくる冷気がほぼなくなり、夜中冷えることもなく快眠快眠。

北海道の車中泊もずいぶん楽になった。

 

 

使用上の注意点!

後ろの両サイドの窓を塞ぐと、バック時の視界が多少悪くなる。

窓パネルで死角になる範囲はサイドミラーで確認できるので、見えないことはないのだが、視認性が落ちるのは間違いない。

自己責任でお願いします。

 

一応、特に固定せず、ぴったりと嵌めてるだけなので、取り外しは簡単。

外したパネルが邪魔なので、48Rは年中固定なのだが、、

 

 

断熱窓パネルの作り方

必要な材料

材料は「住宅用の外壁断熱材のスタイロフォーム」と「プラ段」を使う。

st002what-01

どちらもホームセンターで比較的簡単に入手可能。

プラ段は窓より大きいサイズを買おう。

 

 

 

作り方

イキナリだけど、完成品はこちら

IMG_6124

IMG_6127

簡単なDIYなので、先に完成を見た方が作成イメージが湧きやすい。

 

作り方と言っても、プラ段とスタイロフォームを窓の形に切って、両面テープで挟み込むように合体するだけ。

最初は接着剤を試みたが、接着剤がスタイロフォームを溶かしてしまったので、あまりよろしくなかった。

*****2016/12/13追記*****

発泡体が溶けない専用ボンドもあるようです。

 

*************************

 

ん?どうやって窓の形に切る??

スモークフィルム用の市販型紙を使えば楽勝。400円くらいと安価。

0270050000102

実はこの型紙が作業のキモ。

(2017/11/19更新。もうこの型紙は売ってないようです)

直接窓から型をとるのは時間と労力のかかる骨が折れる作業。型紙さえあれば、いきなりカット作業からできるので、あっという間に完成する。

スタイロフォームのカット作業はジグソーが早い。スタイロフォームは発泡スチロールみたいな素材なので、電池で発熱する電熱カッターでもOK。

 

 

 

取り付け方法

完成したら窓にはめ込んで、次のような方法で簡単固定。

100均一の両面テープ付きのフックを、ストッパー代わりに一個貼り付ける。
(ピッタリに作ると、ストッパー固定なしでも大丈夫)

IMG_6292 IMG_6291

下側だけ止めれば十分。

 

まとめ

簡単だけど、住宅用断熱材なだけあって、窓からの冷気のシャットアウト効果は抜群!

車中泊ベッドのサイドからの冷気が全く来なくなる。

一番寒い時でマイナス20℃の旭川のコインパーキングでも車中泊をしているが、窓からの冷気が気になることはなかった。(ボディ断熱もしているから、人間二人で寝ればそれほど室内温度も下がらなかった)

 

後ろ振り向いて車内越しで後ろ見るときの視界は断熱パネルで少し減るが、サイドミラーとリアカメラで死角はないし、慣れの問題でなんとかなる。

車オンチのうちの嫁くんですら、この状態でファミリーカーとして近所のチョイノリでハイエースを転がしているが、見えないと文句を言われたことはないし、モチロンぶつかったこともない。

 

余談だが、外からハイエースの荷室窓が全く見えなくなるので、プライバシー効果もあり。

黒のプラ段なら見栄えも悪くならないし、フルスモークみたいでカッコ良い。

 

先代のハイエースから使ってて、今のハイエースでも続投の車中泊マストアイテムです。

材料費も4500円程度で、とても費用対効果が高いです。

 

 

車の断熱も合わせてやると、さらに冬の車中泊が快適。

冬の車中泊の定番カスタム!ボティ断熱材施工で快適化 ハイエース200系DIY

車中泊仕様ハイエースの定番カスタム、断熱材の施工に挑戦。やるとやらないではスキー場での車中泊時の快適性が大違い!室内温度が下がりにくくなるので、必須カスタムです。

 

その他の窓は市販のサンシェードを使用してます。

【趣味職人】車中泊用サンシェードレビュー!【朝まで快眠ハイエース200系車中泊】

車中泊には断熱効果や朝日を遮光するサンシェードは必須である。 「自作の銀マットサンシェード」から、車中泊用サンシェードでレビュー件数、評価とも圧倒的な「趣味職人さんのサンシェード」を購入してみたので、 ...

 

他にも「ハイエース」タグで色々と書いてます。よろしければ、そちらもどうぞ。

 

 

 

48Rの車中泊DIYカスタムは、こちらの記事でまとめてます。

【私の車中泊DIY改造まとめ】安価にハイエース快適車中泊【冬でも快眠】

私がこれまでにハイエースに行ってきたハイエース車中泊DIYカスタムのまとめ記事。安価に簡単に、それでいて効果は最大限!をモットーに、サンデーメカでもDIYで作れる車中泊カスタムをしてきました。手を加えると驚くほど車中泊が快適になるハイエース。参考になれば幸いです。

続きを見る

安価に簡単にをコンセプトにいろいろと快適化工作をしております。参考になると幸いです。

 

その他にも快適車中泊グッズを紹介しています。

累計500泊以上して厳選した「車中泊お役立ちグッズ9選」〜道具が揃うと快適車中泊〜

今回はスノーボード、自転車、バイクレースのため、ハイエースで車中泊を累計500泊以上してきた経験上、快適に過ごすためになくてはならないグッズを紹介する。 あるとないとでは快適性が段違い、揃えると最高に ...

続きを見る

道具が充実すると、快適になりますよ。

 

Pick Up

1

皆様はJB64/JB74ジムニーで車中泊を楽しんでますか? 軽自動車規格で狭い室内ですが、工夫次第では快適な夜を過ごすことができます。 ジムニーでの車中泊も50泊を超え快眠のノウハウも溜まってきたので ...

2

ジムニーのシフトレバーの前にあるトレイってめちゃくちゃ小さくてハイチュウ入れくらいの使い道しかなかったのだが、この使いにく純正トレイを大型トレイに入れ替えてみたら、普通の二つ折り財布も置くことができて ...

3

ジムニーの空気圧について、サイズアップしたり特にLT規格のタイヤを装着したときの空気圧について悩んでいる人も多いかと思う。 ジムニーの指定空気圧は180kPaなのだが、サイズアップしたタイヤの指定空気 ...

4

2018年のデビューから3度のマイナーチェンジを重ねて4型へと熟成が進んだJB64/JB74ジムニー。 マイチェン度に多くの変更点があるので、今回の記事はその変更点についてどこよりも詳しくまとめてみた ...

5

突入防止装置の新基準に端を発するジムニーリフトアップ問題。 まだまだ不透明な部分が多く解釈が割れている突入防止装置の新基準であるが、新基準発布以降の令和3年9月製造のジムニーがそろそろ3年経ち初回車検 ...

6

歴代200系ハイエースを振り返ろう!の記事。 ワタクシメ、ハイエース200系は1型と4型を所有してきたのだが、同じ200系と言えど、乗り換えるとその変化点の多さに驚かされることしきり。 そこで、今まで ...

-ハイエース車中泊
-, ,