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JB64/JB74ジムニー 荷室右側にアクセサリーソケット追加(シガーソケット追加)

ジムニーの荷室には元々左側にアクセサリーソケットが1つ備わっているのだが、車中泊での配置を考えて右側にもアクセサリーソケットを追加した。

車中泊の時は車の左側をフルフラットにして寝ることが多いので、その場合には右側にポータブル電源を置くことになるため、アクセサリーソケットも右側の方が都合が良いのだ。

アクセサリーソケットの追加はちょっと時間はかかるのだが、難しい作業はないので誰でも簡単にトライできる内容です。

荷室の右側にポータブル電源を置く人にとってはとても使い勝手が向上するオススメカスタムです。

 

 

車中泊でのポータブル電源の配置と
純正ソケット位置問題

多くのジムニー車中泊ユーザーは同じであると思うが、寝床を作る時は車の左側(助手席側)をフルフラットにする。

この時ポータブル電源を右側に移動するのだが、また移動中に充電する場合は再度ポータブル電源を左側に移動することになり、とてもめんどくさい!

とはいえ、充電サボると電力不足になるし。。

 

というわけで、ポータブル電源充電用に車体右側にもアクセサリーソケットを追加することにした。

 

余談になるが、車中泊やキャンプでポータブル電源は便利すぎるので、是非とも揃えたいアイテム。

詳しいレビューはコチラの記事で。

ジムニーで快適車中泊!〜ポータブル電源BLUETTI EB55導入〜

ポータブル電源といえば、最近キャンプや車中泊、災害時の電源確保用など、ネット通販や家電量販店でも目にする機会が多くなってきた商品。 48Rも車中泊が多いので、以前からエンジンをかけなくても電気が使えて ...

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ポータブル電源の機種は色々あってレビュー以外のものでも全然問題ないのだが、出力は最低でも低電力の電気ケトル(600W)を使えるくらいの出力がある機種がオススメ。

 

 

JB64/JB74ジムニーの荷室にアクセサリーソケットを追加する方法

特に難しい作業はないのだが、内張りを外したり穴を開けたりちょっと作業工数が多いのと、少しばかりの電気工作が必要です。

 

作業時間:90分

作業難易度:★★☆☆☆

 

 

必要工具

  • クリップリムーバー
  • 電工ペンチ
  • プライヤー
  • 電気ドリル
  • ホールソー(30mm)

 

穴径30mmのホールソーは、柔らかい樹脂内装に穴を開けるだけなので、一番安いものでも十分。

 

その他の工具は好き好きのメーカーで大丈夫。

 

必要部品

  • 追加用アクセサリーソケット
  • 配線コード(2.0SQ)
  • 配線コネクター

 

追加用のアクセサリーソケットは汎用品を購入。

30mmの穴を開けて、裏からロックリングで固定するだけのお手軽ソケット。

壁に貼り付けるタイプの増設ソケットも販売されていてそちらのほうが設置も簡単なのだか、配線を隠したいので壁に埋め込むタイプを購入した。

 

また、応用編でUSBソケットを追加しても良いだろう(48Rの場合、USBはポータブル電源が取れるので不要とした)。

手順はアクセサリーソケットを追加するのと同じだし、アクセサリーソケットとUSBソケットを並列で配置しても良い。

 

配線コードについては太さ2.0SQ、200W対応のものを購入した。

アクセサリーソケットのヒューズは15Aなので、最大で12V x 15A = 180Wの電力が流れる可能性がある。配線コードに許容以上の電流が流れると最悪焼き切れてショートし車両火災に至るかもしれないので、電気関係のカスタムをするときは許容電流には細心の注意が必要である。

 

配線コネクターももちろん許容電流に対応したものを購入。

 

配線方法

配線方法としては、荷室左側のアクセサリーソケットから分岐して荷室右側へ持っていく。

ヒューズについてはヒューズボックスのアクセサリーソケット15Aと共用になるので、分岐配線にヒューズは不要だ。

 

手順①リアクォーターパネル(リア内張り)を取り外す

まずはリアの内張りを左右共に取り外す。

外し方はこちらの記事を参照ください。

JB64/JB74ジムニー リアクォーターパネルの外し方(リアサイド内張り外し方)

リアカメラの配線作業や断熱材の取り付けで必要になるリアクォーターパネルの外し方を解説する。 道具があれば、片側5分もかからず外せます。   必要工具 ・グリップリムーバー ・14mmソケット ...

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左側は完全に取り外す必要なく、すこし内張りを浮かせて裏に手が入る程度でOKだ。

 

手順②荷室左ソケットから配線を分岐する

まずは配線を内張りの外に出すために、ドリルで穴を開ける。

 

プラスマイナスで2箇所の穴あけ。

 

次に分岐用の配線コードを穴に引き込む。

 

荷室左側アクセサリーソケットの裏側。

今回はここらか電源を頂く。

 

引き込んだ配線を配線コネクターを用いて分岐する。

まずは分岐用の配線にコネクターを接続。

配線コネクターはプライヤーでキッチリ閉じるまで締め込む。締め込みが甘いと接触不良で発熱の原因になるので注意!

 

次にコネクターをアクセサリーソケット裏の配線に接続する。

 

左側の内張りを元に戻す。

こんな感じでアクセサリーソケット用の電源を引き出せた。

 

右側の内張りも同様に穴を開けて配線を引き込む。

 

右側に引き込んだ配線は、追加のアクセサリーソケットに接続するので、平型端子を接続しておく。

 

手順③右側内張にアクセサリーソケットを取り付ける

右側の内張りに30mmのホールソーで穴をあける。

バリは削って落としておく。

 

開けた穴にアクセサリーソケットを差し込み、裏からロックリングで固定したら埋め込み完了。

引き込んだ配線もプラスマイナスに気をつけて接続する。

 

あとは逆手順で内張りを戻してアクセサリーソケット埋め込みは完了。

 

手順④配線整理

左側のソケットから裏取りした配線は、車載工具取り出しの邪魔にならないよう、リアシートに這わせて固定する。

↑写真撮り忘れたけど、リアシートベース部分ににタイラップで配線を固定して、コードが遊ばないようにしておく。

 

これにて作業完了です。

 

ジムニーの荷室にアクセサリーソケット追加まとめ

右側アクセサリーソケットのおかげで、ポータブル電源も定位置のまま充電できて、さらに理想形のジムニーに近づいた!

ソケット追加ごときでリア内張り外したり配線の引き出し引き込みなど作業時間はかかったが、それ以上に大満足な仕上がりでございます。

車中泊ジムニーでポータブル電源を右側に置く人には超オススメです!

 

 

他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。

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