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DIY取り付け!ドライブレコーダー コムテックHDR-352GHP 〜ハイエース200系DIY〜

Gellinger / Pixabay

あるタクシー会社では、全車にドライブレコーダーを装着したところ、交通事故が半分になったんですって!

自動ブレーキや警報機能のような事故予防機能がついてないドライブレコーダーだが、それでも事故が減るのは明らかに「監視されている」、「証拠が残る」という意識が働いているからだ。

過失の証拠がバッチリ記録されるので、言い逃れができない。

そう、当たり前だけど、安全運転とは意識の問題で、ちょっと気をつけるだけで防げる事故は多いということだ。

このデータが本当なら、いっそのことドライブレコーダーを全車義務装着にしてしまえば、日本の交通事故の総件数は半分ではないか!(天才的発想)

 

というわけじゃないのだが(優良ドライバーなので!)、我がハイエースにもドライブレコーダーを取り付けました。

今回は筆者48Rが購入したドラレコについてと、取り付け方法&レビューの記事です。

ネットで色々調べて購入したのだが、ちょっと失敗した部分もあるので、反面教師にしていただければと。

反省を活かしたオススメのドラレコも紹介してます。

 

 

購入経緯

自分の希望というより、嫁くんのリクエストだ。

交通事故をしてしまったとき、相手側に言いくるめられて不利にならないよう証拠になるものが欲しいのでドライブレコーダーをつけたいと言われた。

確かに当り屋(今時いるのか?)や、自分の非を認めないような人と事故を起こすと、面倒なことになりかねない。

確固たる証拠になる映像記録は残しておくべきと思い、購入することにした。

最近の機種は駐車中も衝撃でドライブレコーダーが作動するので、当て逃げにも対応できるのも魅力的だ(後述するが、この機能はキャンセルして使うことになったのだが。。)

 

 

夜間撮影に優れたコムテックHDR-352GPHを購入

色々とネットを徘徊して吟味した結果、大型カメラセンサーで感度が高く、駐車中も監視機能のあるHDR-352GPHを購入。

*2020/03/20更新、今は最新のHDR-852Gをお勧めします。

 

 

以下、購入した動機などについて。

 

駐車監視機能が欲しかった(と、購入後の落とし穴)

この機能欲しさにこの機種を選んだのだが、なんとこの機能は車のバッテリーに負荷がかかるので、毎日乗る人以外推奨されてない!

そんなバナナ!

上の赤枠で囲った項目に該当するドライバーなんてごくわずかな気もするが。。バッテリーを一年以上使用すると、監視機能は推奨されなくなってしまうようだ。。

下の画像の商品WEBページにはなにも書いてなかったんだけど!

 

ま、駐車場監視機能はバッテリーの電圧が下がると自動停止するし(停止する電圧も高い低い選べる)、監視機能ユニット自体にもONOFFスイッチがついているので、すぐさまバッテリー上がりするような機能ではないとは思う。

ただ、購入前はこの機能はドラレコの内部バッテリーで作動するのかと思っていたので、車のバッテリーの常時電源に接続するというのはちょっと抵抗がある。

仮に「電圧が下がると停止する機能」が壊れると、簡単にバッテリーが上がってしまうことになる。

取説には二日以上車乗らないときは駐車監視ユニットのOFFが推奨されているが、週末しか乗らないので、毎週毎週OFFするのも面倒くさいし忘れそう。

「当て逃げのリスク」か、「駐車監視機能によるバッテリー上がりのリスク」かなんて簡単には判断できないが、最後は駐車監視ユニットの取り付けがめんどい(ドラレコ本体とは別に取り付ける)という理由で、この機能の取り付けは諦めてしまった。

幸い、ドライブレコーダー本体と駐車監視ユニットは別々なので、駐車監視ユニットを使わなければバッテリーの常時電源に接続しなくても、シガーソケットなどの普通のアクセサリー電源、またはレーダー探知機からの電源共有で使うことができる(ケーブルは別途購入必要だが)。

 

駐車監視機能のバッテリー問題については、商品サイトに記載されていなにので、楽天のレビューを見ると筆者48R同様に駐車監視を諦めるひともいた。

『HDR-352GHP』で駐車監視機能を諦めた楽天レビュー

ちゃんとバッテリー上がり問題については、購入前でもわかるように、ちゃんと記載してほしい。

 

 

HDR-352GHPの目玉はカメラのセンサーサイズ

ドラレコでは最大サイズの1/2.7インチ大型イメージセンサーを搭載。

カメラやっている人ならわかると思うが、センサーサイズの大きさは画質にとって正義。標準的な1/4インチセンサーでは超えられない壁がある。また、HDR補正も優れているので、夜間、逆光時でもわりと綺麗な絵を取ることができる。

1/2.7はコンパクトデジカメ同等のサイズなので、綺麗な絵が取れるのだ。

 

視野角168°の超広角

抜群に広い視野角なので、進行方向周囲も写し込むことができる。

状況証拠記録として使うのが目的なので、なるべく広角のほうが斜め前方からの衝突でも写すことが出来て良い。

広すぎて、画像の湾曲はひどい。ドライブの思い出用に映像を見るには結構不自然な絵になる。自分はそういう使い方はしないので問題はない。

とにかく、情報記録優先では画角が広いほうが望ましい。

 

 

 

そんなこんなで、HDR-352GHPを購入した。

 

 

 

開封の儀

作りは悪くない。ゴープロより質感は上だ。

 

問題の駐車監視機能のユニット。

今回は使用せず。これだけヤフオクに出そうかな。。。。

 

 

取り付け方法

電源の配線方法は3通り

コムテックのドライブレコーダーは次の3通りの電源供給が可能。

①シガーソケット

一番簡単な電源接続方法。

どんな車でもシガーソケットは付いているし、ソケットが既に使用済みでも、アマゾンなんかで増設キットを買えば問題なし。

ただ、自分が購入した駐車監視付きの「HDR-352GHP」はシガーソケット用の電源コードがついてない。。(「HDR-352GH」なら付いていたのだが。涙で画面が見えない)

 

②駐車監視ユニットから電源供給

本来ならこれが「HDR-352GHP」の王道の接続方法だが、バッテリー上がりを心配して今回はこの配線をせず。。。

配線方法は、駐車監視ユニットを常時電源に接続し、監視ユニット経由でドラレコ本体に給電ケーブルを接続する。もし使うとしたら、ドラレコは消費電力が低いので、ナビの常時電源とACC電源にエレクトロタップで接続かな。

 

レーダー探知機と連携で電源供給

結局これにした。

レーダー探知機からケーブル一本で電源供給できるので、配線がスッキリするのがメリット

それ以外は、いろいろと機能もあるが、レーダー探知機で映像を映したり操作ができるようになるが、「だからどうした?」という感じの機能。頻繁に操作するものでもないし、映像の確認も事故時以外はしないので。

あと、相互通信ケーブルで余計な出費が発生するのがデメリットです。。。

 

48Rはコムテックのレーダー探知機も先日取り付けたので、この方法で繋いだ。

DIY取り付け!レーダー探知機コムテックZERO803V(ZERO807LV)をOBD2アダプター接続 〜ハイエース200系DIY〜

「転ばぬ先の杖」、「捕まらぬ先レーダー探知機」ということで、人生初のレーダー探知機を購入した。 最近のレーダー探知しの面白いところは、水温計や電圧計などの追加メーターにもなることだ。 取り付けはお店に ...

 

 

 

①ドラレコ本体の固定

まずはドラレコの位置決め及び固定から。

48Rの場合はルームミラーの左側につけることにした。運転席から視界に入らないのでうざくないし、カメラも十分な視界を確保することができる。

固定方法は付属の両面テープで貼っつけるだけだ。

 

 

②配線を通す下準備で内装を外す

ドラレコとの相互通信ケーブルを配線するため、フロントピラーと天井の内装の固定を外す。

 

フロントピラーはアシストグリップのメクラ蓋を外してネジを2本外すと、簡単に外れるようになっている。

 

天井の内装は、ケーブルを通す隙間さえ確保できれば良いので、完全に取り外す必要はなく、一部の固定を外すだけでOK。

まずは運転席のバイザーの固定ネジを外す。

 

運転席の室内灯も、下に引っ張ると固定が外れる。この部分も外すと、天井の内装の真ん中あたりも隙間を確保することができるので配線作業が楽だ。

 

 

③ドラレコの相互通信ケーブルを配線する

ダッシュボードの右端に置いてるレーダー探知機から、相互通信ケーブルをピラーから天井に通して配線する。

 

天井へは、天井内装の固定を外して隙間ができているので、隙間から配線を押し込んでいく。

通信ケーブルは4mもあって余るので、天井内に適当につっこんだ。

最後はルームミラーの根元から配線を車内に引き込む。

ドラレコに結線して完了!

 

ピラーも元どおりに。

奥がドラレコへの相互通信ケーブルで、手前がレーダー探知機に繋がるOBD2アダプターケーブルだ。

 

これにて作業完了!

 

 

ドラレコの設定

初期設定は高画質になっていないので、下記の3つを設定変更しなければもったいない

①画像サイズ:HD(1280 x 720)  → FullHD(1920 x 1080)

②HDR設定:OFF → ON

③画像明るさ:標準 → 暗い

 

②のHDR設定をONしなければ夜間画質が白飛びしまくるので、必須条件。

また、③も白飛び対策で「暗い」推奨。白飛びなら救いようがないが、暗いぶんには、PCの編集ソフトの露出変更で明るくすることができるからだ。

 

 

 

まとめ&インプレッション

映像に関しては、さすが大きめのセンサーサイズということもあって、厳しい夜間の雨天走行でも想像以上にキレイ
白飛びもなくばっちり「証拠映像」として使えるクオリティだ。

これからは相手の過失はもちろんのこと、自分の過失もバレバレなので(優良ドライバーだけど)より安全第一で運転しよう。

 

今回は駐車監視ユニットは使わなかった。

ある程度バッテリーに負荷がかかるし、毎日乗る人以外は使用を推奨されていなかったからだ。

というわけで、駐車監視機能が必要なければ、自分が購入した「HDR-352GHP」から駐車監視機能を省略した「HDR-352GH」がオススメです。

 

 

他にも「ハイエース」タグで色々と記事書いてます。よろしければ、そちらもどうぞ。

 









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