ジムニーのエンジンルームを覗き込むと、エンジンとボディの隙間から地面が丸見えで驚いた経験はないだろうか。
そう、ジムニーにはアンダーカバーがないのだ。
アンダーカバーは最近の車のほとんどに取り付けられている部品で、エンジンルームの汚れ防止以外にも空力向上という重要な役割のあるパーツだ。
今回我がジムニーにはタニグチのアンダーカバーを取り付けたのだが、フィッテングばっちりで無加工ポン付け。汚れ防止だけでなく、整流効果も期待できて大満足です。
アンダーカバーの重要性
ジムニーには装備されていないアンダーカバーだが、次のような役割がある。
アンダーカバーの役割
・走行中に異物を巻き上げてのエンジンルーム内の損傷を防ぐ
・巻き上げた異物によるエンジンルームの汚れを防ぐ
・車体下部の空気の流れを清流するこで、ラジエーターを抜けた空気を効率的に逃がす(エンジンルームの冷却)
・車体下部の空気の流れを清流して空気抵抗低減⇒燃費向上
今となってはほとんどの車に純正装着されているアンダーカバー。メーカーが重量増とコストアップのデメリットを許容してまで取り付けているのだから、デメリットを上回るメリットがある重要な部品なのだ。
我がJB23はコストダウンのためか、軽自動車には不要と言う判断なのか、そもそもOFF車にいらないと言う判断なのか不明だが、アンダーカバーがついていない。
エンジンルームを覗き込むと、地面が丸見えなのだ。
48Rはジムニーを大切に乗りたいので、さっそく注文して取り付けることにした。
取り付け前後のイメージ
【アンダーカバー取り付け前の空気の流れ】
エンジン真下で乱流が発生して、空気抵抗増加、空気の流れが悪くなるので、エンジンルームの排熱も悪い。
【アンダーカバー取り付け後の空気の流れ】
エンジン真下の空気がスムーズに流れるので、空気抵抗低減。エンジン下部の空気の流れも速いのでエンジンルームの排熱も良い(と期待する!)。
購入したのはタニグチ エンジンアンダーカバー
JB23向けのエンジンアンダーカバーはアルミ製と樹脂製が売られているが、48Rとしてはカッコ良さでアルミ製一択である(アルミパーツは男の子こころをくすぐるぜ)。
今回購入したタニグチさんのアンダーカバーは冷却スリットも入っていて超かっこいい!
ステーにはナットが溶接されているので、取り付けもスムーズにできそうだ。
放熱スリットは合計8個。
空気の抜けが良さそうだし、かっこいい。
アンダーカバーの角はちゃんと面取りされている。
こういう細かいとこまで手を抜いてないのが嬉しい。
タニグチアンダーカバー取り付け方法
スタビライザーのボディマウントのボルトを利用して取り付けるのだが、そのボルトを外すためにノーマルバンパーも取り外す必要があって、やや面倒だった。
48Rのジムニーは9型クロスアドベンチャーなのだが、ブログ読者様に情報によると、年式によってはノーマルバンパーを取り外す必要はないようだ。
作業時間:90分(バンパー脱着含む)
作業難易度:★★☆☆☆
手順①ノーマルバンパーの取り外し
ノーマルバンパーの取り外しはこちらの記事参照。
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手順②ステーの取り付け
スタビマウントボルトを利用して、ステーをセットする。
ちなみに、赤いスタビブッシュは強化タイプに交換している。
純正ブッシュも寿命があるし、どうせスタビマウントボルトを外すなら、純正ブッシュなり強化ブッシュなりついでに交換するとノーマルバンパー外す手間が一度で済む。
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おっと、話を作業に戻す。
次はラジエーターとエンジンの間のクロスメンバー(左右のフレームを繋ぐサブフレーム)に「ひ」の字ステーをセットする。
位置は後でも微調整できるので、大体でOKだ。
手順③アンダーカバーの取り付け
最後にアンダーカバー本体をステーにボルト止め。ステーにはナットが溶接されているので、裏からナットを抑える必要もなく、スムーズに作業ができた。
合計6か所固定すれば完成!
エンジンルームを覗き込んでも地面が見えなくなった!
アンダーカバーまとめ
取り付けはフロントバンパーの取り外しがあったので(年式によっては必要なし)やや大変だったが、クリップの割れに気をつければバンパーの取り外しは簡単だし、アンダーカバーもフィッティングが良いので苦労なく取り付けられた。
これでエンジン下部の汚れ防止と、さらには車体下部の整流効果やエンジンルームの排熱性向上など、機能面でもよくなってより一層満足度の高いジムニーになった。
そしてなにより、アルミ放熱スリット入りのアンダーカバーがカッコよくてお気に入り(笑)
他にも「JB23ジムニーカテゴリ(☜クリック)」で色々ジムニー 記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。