スノーボードの持ち運びにケースは必須だ。
エッジやソールの傷防止はもちろんのこと、なによりエッジむき出しだと人や物を傷つける可能性があって、やたらと危ない。
そんなケースだが、いままで色々と使ってきたが、最近は安物のニットケース一択になってしまった。
比較してわかったが、高級なネオプレーン性はデメリットばかり。
また、最近のニットケースは安物でも十分なクオリティで、安物以外を買う理由が見当たらなくなってしまった。
スノーボードのケース(ソールカバー)の素材
大まかにネオプレーン製とニット製の2つの素材に分類される。
ネオプレーン製ボードケース
ダイビングのウェットスーツの素材でできたケース。
変わった形状のパウダーボードなどにジャストフィットするように、専用設計のものが多い。
ネオプレーン製ケースのメリット
①板の形状専用設計のものが多く、満足感が高い。
②衝撃吸収性に優れる。
③耐久性が高い。
②、③はもうひとつの素材のニットケースでも耐久性の向上で問題にならなくなってきたので、やはり①が一番のメリットだろう。
ここに価値を見いだせるかどうかが、ネオプレーン製ケース購入の分かれ目。
ネオプレーン製ケースのデメリット
①高価(だいたい1万円近くする)
②吸水性がないので、ボードを乾燥させないと錆の原因
③専用設計のケースはその板にしか使えない
とくに②のデメリットは致命的で、ずぼらにボードについた雪や水分を拭かずにケースに入れると、すぐに錆びてしまう。 致命的なデメリット(というか、ゲンテンなのに錆びさせてすみません。。)
そりゃ、「板を大切にするならばタオルで拭いてから」と言われたらそうだが、こちとらスノーボード滑り終わって疲れているので、ケース収納ごときに極力手間はかけたくないというのが48Rの意見だ。
ニット製ボードケース
シック系からポップ系まで、いろいろなカラーラインナップがある。
ニット製ボードケースのメリット
①安い!(2000〜5000円)
②吸水性、通気性があるので、エッジが錆びない
③ネオプレーンよりは劣るが、十分な耐久性
④伸縮性があるので、多少板の長さが違っても使いまわせる
ネオプレーン製のデメリット解消が最大のメリットと思っている。
②の吸水性があるので、ボードが多少濡れた状態で収納しても、ケースが吸水して乾燥するので、エッジが錆びることがない。
③も、3年使ってエッジでニットケースが破れないので、合格点だろう。
ニット製ボードケースのデメリット
特になし!?
最近のニットケースは丈夫で破れたりしないので、特にデメリットは見当たらない(昔購入した、ニットの薄い袋みたいなケースはダメだったが)。
48R的にはニットケース推し!
総じて、非常に使いやすいのがニットケース。
大きな欠点がなく、とても実用的。電車やバス移動はもちろんのこと、ルーフケースに入れる時もケースがあれば安心だろう。
ネオプレーン製のメリットは、専用形状と「GENTEM STICK」などのロゴが入ったケースでドヤできることに価値を見いだせるかどうかかな。
自分はいらいない。
ニット製ボードケースの高級品と安物を比較してみた結果
次にニットケースでも、高いものと安いもの両方持っているので、比較してみた。
価格差2倍の「eb's」と「comfy」
スノーボードギアで有名な「eb's」さんと、どこの馬の骨かわからないが、楽天のレビューが高く、売れているっぽい「comfy」さんのものを使っている。
価格はそれぞれ
・eb's knit cover 6000円
・comfy knit case 2880円
比較してみると、ほとんど同じだった
価格差は2倍だが、素人目にはほとんど同じ作りに見える。
マジックテープあたりの作り。非常に似ている。
ボード先端はどちらのケースも裏地を当てていて耐久性を高めている。
微妙な縫製の違いはあるのだが、とても価格差が2倍あるような差には見えなかった。
生地の厚さも同じなので、耐久性も変わらないだろう。
ということで、「comfy」は非常にお買い得!というのが、比較した結論!
買ってはいけないニットケース
ニットケースのなかには、非常に生地の薄いものがある。
これはすぐにボロボロになるので、買ってはいけない。
comfyさんのものなら耐久性が高い。安いのに、良い仕事していると思う。
まとめ
スノーボードケースなら、錆びる心配がないニットケースで決まりな気がします。
また、「comfy」さんのように安物のニットケースでもしっかりした作りで安心して使えるものを買うべき。
というわけで、自分が色々使ってみた感想としては、
安物のニットケースで十分 !ただし、生地が薄いような作りの悪いものは除く。
以上!