今回はハイエースの自転車に積み方についてまとめてみる。
色々な積み方があるが、各方法それぞれメリットデメリットがあるので、自分の車の用途にあった積み方を考えなければならない。
ハイエースで自転車を運ぶ人も多いと思うので、参考になれば幸いです。
自転車の積み方
荷室に積む
一番オーソドックスな方法だろう。
ハイエースの広い車内スペースなら、自転車5,6台は余裕のよっちゃん。
数台の自転車がガチャガチャぶつかって傷がつくのが嫌なら、純正の荷室のパイプを使って固定すると超安定する。
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荷室で固定するサイクルキャリアより安価で簡単。
雨の日のトレイルライドなど、自転車が汚れて洗車ができない時は車内に泥が入るのでちょっと憂鬱。
洗車した時も、ちゃんと水を切って車に積まないと他の荷物が濡れるので、ちょっと気を使う。
メモ
【メリット】
・多く積める
・自転車が汚れない
・導入コストが安い(せいぜい固定ベルトくらい)
【デメリット】
・それなりのスペースを占有する
・車内が汚れる(MTBは特に)
セカンドシートの前に積む
前輪を外すとセカンドシートの足元スペースに自転車を横積みできる。
これなら荷室もフルで使える。荷室にベッドキット常設派には重宝する積み方だ。
最近のMTBはロングホイールベースになってきているので、ダウンヒルバイクのLサイズは前輪を外しても無理かもしれない(標準ボディの話、ワイドボディならどんな前輪外せばどんな自転車でも入るだろう)。
自転車が汚れると車内だけでなく、セカンドシートまで汚れる。
以前、雨ざらしが嫌なのでセカンドシート前に自転車を積んで走りに行ったのだが、帰りは泥んこの自転車をセカンドシート前に乗せるはめになってしまった。。
メモ
【メリット】
・荷室を占拠しない。
・導入コスト0円
【デメリット】
・セカンドシートに座れない。
・1台しか積めない
・車内が汚れる(MTBは特に)
ヒッチキャリア
48R的には一番お気に入りの積載方法。
導入コストは高いが、ヒッチキャリは超簡単に自転車を積めるし、安定感も抜群。
タイヤで固定するタイプならフレームを掴まないので自転車も傷つかない。
ヒッチキャリアの取り付け取り外しも超簡単。
自転車を積むなら最高だ。
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とはいえ、後ろに取り付けるのでバックはしにくいわ、全長が長くなって駐車場にとめにくいわ、運転へのストレスは大。
ヒッチキャリアつけているときは嫁ちゃんに運転も変わってもらえなくなるので、いろいろ大変。
メモ
【メリット】
・車内スペースを占拠しない
・積み下ろし簡単
・自転車が汚れても御構い無し
・ヒッチキャリアの付け外しも簡単
【デメリット】
・バックが辛い
・異様に全長が長くなる。駐車場に入らない。
・タイヤが車体幅からはみ出す
・ヒッチメンバーとヒッチキャリアの購入が必要。導入コストが高い。
・自転車雨ざらし
リアマウントキャリアを使う
48Rはキャリアを買ったものの、一度取り付けただけで嫌になった。
理由は自転車の固定が甘くてぐらつくことと、重い自転車だと車体側に負担がかかること(リアゲートので支持しているので)が大きい。
その他、細かい欠点は言い出したらきりないくらい多い。
メモ
【メリット】
・車内スペースを占有しない
・自転車が汚れても御構い無し
・導入コストが安い(1万円代)
【デメリット】
・重い自転車の固定に向かない。
・フレーム形状を選ぶ(水平トップチューブで支えるのが基本)
・キャリアの取り付けに10分くらいかかる
・リアゲートに負担大
・ベルトをリアゲートに通すので傷がつきそう
・リアゲートを開けない
・雨ざらし
軽いロードバイク2台までならアリかな。
ルーフに積む
セダンやSUVで多いこの方式、ハイエースなら車高がとんでもないことになる。
メーカーやロードチームのトランポはルーフが多い。
ハイエースのルーフキャリヤは対荷重200kgくらいあるので、大人が上に乗って積み込み作業をすることもできる。
しかし、48Rは事故が怖い。
3mを超える車高になるので、うっかり高架下や立体駐車場に入るとさあ大変!自転車は木っ端微塵、最悪ハイエースもルーフが歪んで廃車かも。。。
メモ
【メリット】
・車内スペースを占拠しない
・車の前後超、全幅もかわらないので運転しやすさに影響しない
【デメリット】
・事故のリスク(高架下、立体駐車場)
・導入コストが高い(ルーフラック、自転車アタッチメント、ラダー)
・泥汚れが車の天井に落ちてくる(泥んこの自転車を積んで雨が降ると悲惨)
・雨ざらし
まあ、一般人でハイエースにルーフ積みってまず見ないよね。
まとめ
48R的には簡単に積めて車内が汚れないヒッチがベストだが、人によっては自転車を汚したくないから中積みしたいとか、田舎しか走らないからルーフ積みOKの人やらいろいろいらっしゃることだろう。
積みやすさや、運転しやすさ、安全性などいろいろな判断基準がある。
じっくり使用状況をシミュレーションして、悔いがない買い物を!