息子のMTBのハンドルバーが広過ぎたので、適正になるようにカットした(といっても成長するのでそれでも適正よりやや幅広だが)。
今回はアルミなどの金属製のハンドルバーのカット方法を紹介します。
ちなみに、今回のカット方法ではカーボンハンドルバーはカットできないので、カーボンハンドルのカットはこちらのノコギリを使ったカット方法の記事を参照ください。
-
-
【幅調整】カーボンハンドルバーのカット方法
Pivot PhoenixDHにはENVE MTB Downhill Bar 800mm幅をそのまま付けているんだけど最近友人のチャリンコなんかを試乗したりすると、他人のチャリなのになんだか乗りやすい ...
続きを見る
ノコギリを使えば、カーボンもアルミも両方カットできるが、アルミハンドルバーのカットなら今回紹介する方法のほうが簡単。
アルミハンドルバーのカット方法
今回はノコギリではなく、パイプカッターを用いる方法を紹介する。パイプカッターのほうが楽で早いしカット面も綺麗に仕上がる。
必要工具
- パイプカッター
- ヤスリ
- (あれば)バリ取りバー
パイプカッターはシートポストやフォークのコラムカットにも使えるので、持っていて損はない工具。
ちなみにダイソーでもパイプカッターは購入できるが、ガタが多かったり切れ味も良くないので全くおすすめしない(100均で売ってる薄いアルミパイプを切るくらいしか使えない)。
手順①カット場所をマーキングする
マジックペンでもテープでもなんでも良いので、カットする場所をマーキングする。
今回は600mmのハンドルバーを25mm詰めることにした。
手順②パイプカッターでハンドルバーをカットする
次にパイプカッターの刃をマーキングした箇所に合わせてセットする。
刃の調整ネジを締めて、刃が少しハンドルに食い込むくらいにセットしたらパイプカッターを回転させる。
回転させる抵抗が緩くなったら、また調整ネジで刃を食い込ませて回転させるのを繰り返す。
ものの15秒くらいでカットできます。
ノコギリに比べて超簡単。
手順③カット面のバリ取り
カット面は鋭くて危ないので、ヤスリをかけてバリを落とす。
内側も落としておく。
バリ取りバーがあると、内側に刃を当ててハンドルを1,2回まわすだけなので、もっと簡単。
鋭利な角を落とせたら作業完了。
アルミハンドルバーカットまとめ
パイプカッターがあれば超簡単です。
MTBにおいてハンドルバーの広さはライディングのしやすさに影響が大きいので、広すぎると感じているならカットしましょう。
今回はキッズMTBを例に作業したが、大人用のハンドルバーでも最近は吊るしでは800mmとかなので日本人には広過ぎです。エリートライダーに話を聞くと、750mm~780mmくらいでポジション出している人が多いので、ハンドルが広いと感じている人はハンドル幅を詰めてポジション出すと驚くほど乗りやすくなったりしますよ。