タイトル通り、2足目のSLXを購入した。
以前もいろいろ履き比べして、2014年モデルSLXが一番自分にハマったんだけど(過去購入ブログ記事)
やっぱバートン最高峰、2016年モデルのSLXもビビっときたよ。
スノーボードブーツ購入経緯
昨季までのSLXは2014年モデルなんだけど、2シーズン使用してソールの端が剥がれてきたのと、インナーブーツの内装に穴が開いたのでそろそろ買い替えが必要だった。
なにも考えずに同じブーツ指名買い!というわけではないが、いろいろとショップで比較検討した結果、やはりというか、今のブーツでも非常に満足度の高いSLXの2016モデルが一番自分の足にピタリとくる。
やっぱ、最高峰というだけあって、バートンのテクノロジー(宣伝文句も)全部盛り。完成度も高くて満足度高し。
48R的ブーツ選択基準
ほとんどの道具は通販で済ませてしまう48Rだけど、ブーツだけは必ず店舗で購入する。
48Rのスノーボードは、フリーラン6、バックカントリー2、パーク1、コブ1。
優先する順番は次の通り。
①踵周りのフィット感
②ある程度しっかりしているけど、やや足首を使えるくらいのフレックス。
③見た目
④一足でゲレンデからバックカントリーまで
⑤重量
⑥防水性
⑦耐久性
⑧価格
①、②はダントツで重要項目。
やっぱ滑りが楽しくてナンボなので、価格を気にせず、ほぼこの2項目で購入動機の90%を占めると言っても過言ではない。
SLXはSLXだった
同じブーツを買うのは新しいものを試したがりの自分にとっては面白くないんだけど一番足に合うものを選んだら、やはりSLXになった。
やはりSLXのしっとりとしたフィット感は素晴らしい。
紐をギチギチに締め上げなくてもしっかりフィットして、踵が浮く気配が微塵もない。
フィット感ならサーモインナーのDeeluxeも良かったが、SLXはよほど48Rの足型に合っているのか、熱成形しなくても同等以上。
近年のBurtonの特徴であるクロックスインナーはへたりが少なく、前のSLXは2シーズンはいてもフィット感は変わらなかった。(フレックスはヘタって柔らかくはなるが)
今回のブーツ選びの一つの決め手にもなったんだけど、SLXを2年間使って感じたのが、非常に体の疲れが少ないこと。
紐をギチギチに締め上げなくても、軽いテンションで抜群のフィット感で、足裏がソールを離さないブーツは、足に余計な力を必要とせず、一日中滑っても疲れにくい。
またアウターの適度なフレックスも、エッジングを助け、かつ適度に確保された足首の柔軟性は、スノーボードの操る楽しみを妨げないもの。
ソールはビブラムソール。
近年、バックカントリーユースを見据えてビブラムソールを売りにしているメーカーが多いが自分はほとんど気にはしてない。
ふつうのソールのdeeluxe independentでバックカントリーしてもたいして滑らんし。
ま、店舗での売り文句程度の効果よね。
ちなみに、今のSLXはアウターにそこそこ剛性があるので、アイゼンのフィッティングも悪くない。
フィット感に関しては褒めちぎりだが、軽量化という面ではイマイチ。
今期は1192g。2年前よりは77gのダイエット成功だけど、まだまだ重いなぁ。
クロックスインナーはヘタりにくいけど、持って分かるくらい重たい。
無茶な要望だが、同様のフィット感であと200gは軽量化してくれればゲレンデから春のロングツアーまで最強のブーツになると思う。
水性に関してはまだ使ってないからなんとも言えないがバートンのブーツなので、半分諦め、半分は技術の進歩に期待。
スノーボードブーツの防水に関しては、シマノ以外はほとんど防水の程をなしていないと思っている。
自分はDeeluxeの防水付モデルを2足履いてきたが、普通に浸水するし、まわりの意見も同様だ。
もう、スノーボードブーツは濡れる前提で行動しているので(自分的には)問題ないが2年の進歩でどれだけ防水性が変わっているか。
防水性に関しては、また春先にレポを書きたい。
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2017/01/07追記。
やっぱり従来のバートンなりの防水性。春は結構濡れます。。。
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というわけで、今期もブーツはSLXになりました。
足に合っているし、バートン最高峰テクノロジーは伊達じゃない!
余談だが、DeeluxeのSpark XVeも気にはなっていたが、ゲレンデユースでは使いにくそうだしゲレンデとブーツを分けるのは面倒なので、今回はパス。
以前ブログで欲しいとは書いたし、気になる防水カバーも効果絶大というのならば、おそまきながら、手をだしてみるかもしれない。
資金次第だけど。
おまけ。その他ブーツ試着インプレまとめ
ブーツ選びの時に履いたブーツの試着まとめ。
Burton ion
Burtonのフレックスレートだと、Ion:8,SLX:7だけど、もっと差があるように感じる。
SLXよりはちょっと軽い。
アジアンフィットは48R的には幅が広すぎる。
Burotn ion leather
(SLX右の茶色いブーツ)
Ionの革バージョン。これもフレックスレートは8。
重そうな外観だが、これもSLXより軽いと思う。
フレックスが最初は固くて、ある負荷から切れ目のないアウターがクニって折れてやや腰砕け感のある感じが気になった。
革なんで、使い込めば良い味がでそうだが、経年によるフレックスの変化は大丈夫だろうか。
(使い込んだ野球グローブはくたくたになるよね)
Burton Viking
SLXと同じくらいのフレックス。メーカーフレックスレートもSLXと同じく7。
足首だけスピードレースなので、足首はがちっと固定して紐はゆるめとかセッティングができる。
フィット感も悪くはないし、紐靴好きなんだけど、見た目が安っぽく好みではない。
Burton Rampent LTD
スニーカーみたいな足裏感覚と柔らかいアウターが特徴的。かなり軽い。
正直安いから舐めてたけど、SLXの次に気に入った。
ゲレンデで地形遊びやパークなんかでは調子良さそう。
ただ、柔らかいブーツはアイゼンとの相性が悪い。ゲレンデ専用だったらありだったかも。
K2 ステップインブーツ COMPASS KWICKER
買う気はないが、一応K2のステップインを試着。
かなり固く、ソールが厚い。
初心者の頃はシマノのクラシックトリッパーだったんだけど、トリッパーに比べてもかなり硬い気がする。
フリーソールに慣れてしまったので、もう厚底には戻れない。
以上、こんな感じでした。
久しぶりのスノーボード買い物楽しかった!