今回はJB64ジムニーにお乗りの方に向けた記事です。
JB64ジムニーの背面スペアタイヤは裏向きかつテッチンホイールしか付かない仕様なのだが、格安で表向きかつアルミホイールも取り付ける方法のご紹介。
JB74ジムニーシエラの純正スペアタイヤブラケットを購入すれば、格安でアルミホイールを表向きに取り付けられます。
なぜJB64ジムニーのスペアタイヤは裏向きか?
ずばり、軽自動車規格に収めるためである。
軽自動車はご存知の通り、車格を普通車より小さな軽自動車規格で設計せざるを得ないが、出来るだけ大きく作りたいので軽自動車規格いっぱいで作りたい。
ところが、スペアタイヤブラケットは車体の一部なので、ブラケットが後ろに飛び出すとその分車体を小さくせざるを得ない。そこで、軽自動車のJB64ジムニーのスペアタイヤブラケットはタイヤを外すと折り畳めるようになっている。
画像は48RのJB23ジムニー(先代の軽自動車ジムニー)だが、スペアタイヤを取り外して折り畳むとリアバンパーより内側に収まる(JB64ジムニーも同様)。
完成車検査(車検)ではスペアタイヤ不要なので、こうして車体寸法を軽自動車規格に収めているのだ。
この様な制約で、JB64のスペアタイヤブラケットはホイール裏向き装着かつ、折り畳み式となっている。
ちなみに、JB64の純正スペアタイヤブラケットはてっちんホイールしか装着できないトンデモ仕様。アルミホイールがパンクしたら、車内にタイヤを積めというのか。
JB74ジムニーシエラのスペアタイヤブラケット
JB74ジムニーは普通車規格で5ナンバー枠に対しても余裕があるため、スペアタイヤの例の制約がなく、普通に表向きにスペアタイヤを取り付けられる。
純正品だけあって、しっかりした作りのJB74用スペアタイヤブラケット。
残念ながら、リアバンパー後端からはみ出すので、JB64ジムニーの場合は車検は通らない。
ただ、車検はスペアタイヤ不要なので、車検の時はブラケットごと取り外せば問題ない。
-
-
スペアタイヤなしで車検は通る?ジムニーのスペアタイヤ取り外しとタイヤブラケット穴埋めカバー取り付け【スペアタイヤレス】
クロカン四駆と言えば背中に背負ったスペアタイヤ!というくらいメジャーなフォルムで、本格四輪駆動車のリアゲートにはスペアタイヤが誇らしげに標準装着されているが、ジムニーでは取り外しいるオーナーさんもけっ ...
続きを見る
アルミホイールを表向きに取り付けてみた。
おお、良いじゃない!
ちなみに、純正スペアタイヤ+ホイールカバーはこちら。
アルミホイールと比べると、のっぺりしたスペアタイヤカバーが野暮ったいよね。
ちなみに、アルミホイールのタイヤサイズは215/70R16 ホイールのインセットは0だが、純正バンパーと干渉なし。
まだまだ隙間があるので、もう少し大きめのタイヤでも取り付けられそうだ。
まとめ
JB64のスペアタイヤブラケットはてっちんホイールを裏向きにしか取り付けられないので、社外のブラケットより格安にアルミホイールを表向きに取り付けたいなら、JB74純正スペアタイヤブラケットがオススメ。
ヤフオクなんかで、新車外しの純正アルミが一本単位で出品されていることもあるので、合わせて購入すればリア周りをカッコよくまとめることができるだろう。
そのままでは車検は通らなくなるが、スペアタイヤブラケットごと取り外してスペアタイヤレスで車検を通せば問題ない。
JB64ジムニー乗りの方々、如何でしょうか?
他にも「JB74ジムニーシエラ」で色々ジムニー 記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。