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【超軽量コンパクト】BDカーボンZポール ディスタンスカーボンZの改造【バックカントリーポール】

久しぶりの自作ネタ。

今回は知人からの依頼で、48Rが3、4年前からやってるBDのカーボンZポール改をもう一度作製した。

ペア320gの軽量性と仕舞寸法37cmのコンパクト性はめちゃくちゃ使いやすい。

特にアバランチエアバッグにセットしてもポールの先端がエアバッグに干渉しないので、エアバッグユーザーは是非とも導入したいアイテム。

DSC03417 (1)

 

超軽量バックカントリーポール

仕様

重量はスノーバスケット込で322g/ペア
全長125cm
収納時寸法37cm

IMG_5660

軽量でコンパクト。

バックカントリー用途なら、ハイクや滑りの快適度を考えて少しでも道具って軽くしたいよね。

自分は極端なウルトラライト系の道具は使わないが、スノーボードが上手くないので、滑りに集中するため、背中の重量はなるべく軽くしたい。

強度、寿命が犠牲にならない範囲での軽量化には、けっこう気を使っている。

重量比較をするとBDのバックカントリー用のZポール、カーボンコンパクターは520gbd42002

 

BDの3段ポールはエクスペディション3は560gasses084299BD42033IMG81
同社のスノーボード用のポールに比べ、48R製は200g以上軽い。

当然薄いカーボンパイプなので、強度は落ちるけが、スキーのような激しいストックワークはなく、せいぜいハイクや林道をストックで漕いだりする程度なら、まったく問題ない。(48Rは4シーズンノントラブル)

 

収納時寸法も、

・BDのバックカントリー用のZポールカーボンコンパクターは42cm
・BDの3段ポールはエクスペディション3は62cm。
・今回のカーボンZポールは37cm
やはりZポール系は短くて収納性に優れている。

特に収納時に短くなるのが、個人的にはお気に入りポイント。

通常の三段ポールならザックからポールがはみ出すが、Zポールなら短いのでそうならない。

これはエアバッグユーザーにとって、風船とストックのグリップや石付きが干渉しないので、万が一の場合、風船が破けるリスクが少ない。

IMG_8668

いい写真がなかったんだけど、真ん中のエアバッグザックに48ポールを装着している。

コンパクトでしょ。エアバッグ開いても、ポールと風船は干渉なし。

 

作り方

ベースにするのはブラックダイアモンドのウルトラディスタンス120cm

DSC03399 DSC03401

ノーマル石突だと、バスケットから石突までが短く雪面に深く刺さりにくく
またスノーバスケットもつけられない。

まずはノーマルの石突を取り外す。

ストックの石突きはホットボンドで止まっているため、沸騰したお湯で十分に温めれば、引っ張るだけで外せる。

 

あとはBDのリペアパーツの石突をウルトラ多用途ボンドで固定。

DSC03403

石突きは「Flex tip replacement Long」を使用。

 

 

DSC03412
ちなみにこのボンドはゴーグルの補修でも一度記事を書いている。その他、ブーツソールの補修やスプリットボード自作でも使用。ほんと多用途。

 

スノーバスケットも三段ポールに適したものが売られているのでそれを使用。
DSC03415

 

小技として、シャフト部に樹脂製のストラップを巻いている。
三段ポールのように長さを調整できないので、シャフト部を持って長さ調整する工夫だ。DSC03419

そんなこんなで一時間ほどで完成。

Tさんお待たせしました。DSC03417 (1)

 

 

 

 

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