JB23ジムニーのマフラーをついに交換した。
リアバンパーは随分前からパイプバンパーにしているのだが、丸見えになったノーマルマフラーがしょぼいのがどうも気になってしょうがなかったが、今回はついに念願の社外マフラーに!!
某ジムニーチューニングショップおすすめのTRUST GReddy Power Extream Rマフラーを取り付けたのだが、音質はノーマルより低音よりの迫力ある音になりながら、音量に関してはノーマルと大差なく、住宅街の朝の暖気も気にならないほど。そしてパワーに関しても、3,000回転以上ではトルクが上乗せされ吹け上がりも鋭くなり、とても運転が楽しくなった。
交換自体はDIYでも簡単なので、JB23ユーザーには激しくオススメするマフラーです!
なぜTRUSTマフラーが最強か
JB23ジムニーは20年間販売されていただけに、様々なメーカーからマフラーが販売されているが、今回選択したのはTRUST パワーエクストリームR。
48RはこれがJB23用として最強と考えているのだが、なにをもって最強と考えているのかと言うと、ズバリ、ジムニーチューンの大御所ラノーズの浦野兄貴がオススメしているからである(浦野兄貴を知らない人のために軽く説明すると、JB23ジムニーのチューニングでめちゃくちゃ有名なショップで、レースではフルチューンしたジムニーで本格バギーを上回る戦績を残しているお方なのだ)。
兄貴のブログによると、
JB23用でお勧めのマフラーは、ズバりTRUSTのパワーエクストリームRです。このマフラーは、排気の抜け具合の塩梅が良く、抜けすぎず、それでいて詰まりのない本当に丁度良いバランスの排気効率を持っているものだと感じています。ノーマルエンジンに装着しても良し、タービン交換仕様に組み合わせても良しと、懐も非常に広く設定されているのが更に◎なところです。また音量も、ストレート構造のマフラーとしては驚くほどの静かさで、それは早朝エンジン暖気をしても近所迷惑にならないほど。かといって、アクセルを踏み込めばそれなりの心地よい響きも持ってますので、マフラー交換をする「意味」も十分に持ち合わせています。ただしこのマフラー、装着にはバンパー交換が必然で、いわゆるショートタイプバンパーに合わせた出口位置となっているレイアウトです。でもRA-NO'Sでは、このお勧めマフラーを純正バンパー車両にも取付します。取付時には、純正バンパーに穴を開けて化粧プレートを製作してと一手間は増えますが、こうして仕上がったスタイルを見ると、この仕様もこれはこれでカッコ良い組み合わせになります。
ノーマルからタービン交換まで対応しているなんて、一般ユーザーにとってはこれでファイナルアンサーでしょ!(パワーだけ求めるならもっと他にもあるかもしれないが、静かかつ、エンジンチューンに対して幅広い対応なんて、一般ユーザーには神マフラー)。
音に関してはTRUSTのyoutube参照。
動画だと音量に関しては分かりにくいが、ノーマルよりちょっと大きい程度。
ノーマルのサイレンサーがリアピースに大きなもの1つに対し、TRUSTはダブルサイレンサーなので、効果的に音量を落としている。
こちらがJB23の純正マフラー(センターパイプとリアピース)
パイプ径が細くて曲げの曲率も小さく、抜けが悪そうな作り。
こちらがTRUSTマフラー。
純正とは違い、パイプ径が太く曲げも緩くて排気効率が良さそうだ。一方でサイレンサーは中間パイプにも設定され、パワーと静かさを両立したマフラーになっている。
リアサイレンサーの「GReedy」のロゴとエンドの焼き色も男の子心をくすぐるぜ!
溶接ビードも美しい(装着すると見えない部分だけど)
気になるお値段だが、ポイントを利用して6万円弱。
ポイント還元を加味すると、実質59,072円でした。
センターパイプ付きで6万円弱なら、けっこうお値打ちではないだろうか。
JB23マフラー交換方法
取って付けるだけなので交換自体は簡単なのだが、マフラーのボルトナットは熱膨張を繰り返してカジりが発生していたり、サビで固着していたりと、一筋縄でいかない場合が多い。
マフラーを注文して、いざ交換しようとしてマフラーが外せないと困るので、マフラー注文前に純正マフラーのボルトが緩められるか確認しておくことオススメします。
手順①純正マフラーの取り外し
48Rのジムニーのマフラーも例に漏れず固着していたので、マフラーのボルトナットにラスペネを吹いて、30分放置してからブレーカーバーで緩めた。
リアピースのナットはサビでソケットが入りにくかったので、マイナスドライバーで擦って錆び落とし作業も。
センターパイプとフロントパイプのボルトもかなり硬かった。
ちなみに、ここのボルトとナットを緩めてからマフラーを注文している。マフラーが届いてからボルトナットが緩まないとか、ましてボルトを舐めてしまうと目も当てられないので。。
吊りゴムはシリコンスプレーを吹いて(ラスペネでも良いけど、吊りゴムは再使用するので、ゴムを劣化させないシリコンスプレーがベター)、手前に引っ張り出すと簡単に外れる。
吊りゴムが刺さっている棒のストッパーはテーパーになっているので、工具を使わなくても手前に引っ張るとテーパーを登ってスルリと外れるのだ。
(あ、フロアパネルがサビ始めているので、補修しないと)
まずはリアピースから取り外し。
続いてセンターパイプ。
センターパイプとフロントパイプのボルトは再使用する。
手順②TRUSTマフラー センターパイプの取り付け
手順書に従って、追加のマフラーステーの固定。
フロントパイプとセンターパイプのガスケットは再使用。念の為液体ガスケットを塗布しておく。
最初に純正の吊りゴムを再使用して、センターパイプを吊るす。
追加したマフラーステーにセンターパイプを仮止め。
フロントパイプとセンターパイプも仮止め(リアピースをつけてから本締めする)
リアショックの真横からセンターパイプがこんにちは。
純正と分割の位置が異なるのね。
手順③TRUSTマフラー リアピースの取り付け
リアピース サイレンサーの「GReedy」ロゴも美しい。
純正の吊りゴムを再利用してサイレンサーを吊し、付属のガスケットを挟んでセンターパイプと付属のボルトナットで固定する。
手順④上流側からボルトを本締めする
リアピースまで取り付けたら、マフラーの排気上流側から本締めをしていく。
まずはフロントパイプとセンターパイプの接続分。締め付けトルクは50Nm。
最後にリアピースの固定。ここの締め付けトルクは40Nm。
完成!
インプレッションとまとめ
さて、交換してエンジン始動。
アイドリング音は想像以上に静か!ノーマルよりちょっと低音よりの音質になっているだけで、音量自体はほんの少し増えた程度。これなら朝の住宅街や、道の駅での車中泊時のアイドリングも問題なさそうだ。
また、走行フィーリングに関しては、ノーマルと比較すると3,000回転以上からトルクが上乗せされ、吹け上がりもレッドゾーンまでトルク感が途切れることなく車速が伸びていく。するする車速が伸びていくので、運転が楽しい!
リアビューも社外マフラーで精悍になったし、静かで速くてカッコ良くて、本当に交換して良かったです(嬉し泣き)
他にも「JB23ジムニーカテゴリ(☜クリック)」で色々ジムニー 記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。