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JB64/JB74ジムニー マイナーチェンジ変更内容まとめ【1型→2型→3型→4型】【5型予想も】

2018年のデビューから3度のマイナーチェンジを重ねて4型へと熟成が進んだJB64/JB74ジムニー。

マイチェン度に多くの変更点があるので、今回の記事はその変更点についてどこよりも詳しくまとめてみた。

型によって結構違いがあるし、法規対応でカスタムがしにくくなる型式もあるので、中古JB64/JB74を選ぶ際のご参考になれば幸いです(ジムニー雑学としても楽しんで頂ければと思います)。

 

※マイナーチェンジがある度に記事は追加していきます。

 

JB64/JB74ジムニー
歴代マイナーチェンジまとめ

 

JB64/JB74 1型
〜先代から20年ぶりのフルモデルチェンジ〜

2018年7月5日 〜 2021年10月19日

まずは鮮烈なデビューを飾った1型の紹介。

先代のJB23/43デビューの1998年から20年ぶりのフルモデルチェンジとして2018年7月に登場したJB64/JB74ジムニー。

 

ジムニー伝統の「ラダーフレーム」に、「FRレイアウト」、「副変速機付パートタイム4WD」、「3リンクリジッドアクスル式サスペンション」は継承しつつも、現代車らしい各種電子デバイスを装備することで走破性と機能性を両立した車に仕上がった。

具体的には「ブレーキLSD」や、「横滑り防止装置」、「悪路の急な下り坂の自動減速」、「坂道発進時の自動ブレーキ補助」、「クルーズコントロール」など走りサポートする電子デバイスに、「自動ブレーキ」や「車線はみだしアラート」、「オートハイビーム」などの安全装備も加わり、先代JB23/JB43から大幅に機能面が強化されたのだ。

 

 

また、ボディは丸いJB23からJA系やSJ系のような角ばったフォルムに回帰し、グリルはSJ系ジムニーの遺伝子を受け継ぐ縦スロットグリル。

 

インテリアもジムニーらしいシンプルで機能性を追求したデザイン。

この直線を基調としたオールドスクールなコックピットがたまらない。

 

ジムニー伝統のフォルムに現代装備が結実したとても魅力的な車となったのだ。

そしてコアな四駆ファンからかっこいい車に乗りたい街乗りユーザーまで巻き込み、2018年の発売以来、現在でも納車待ちが1年以上という超人気車となっている。

 

とまあ、JB64/JB74の解説はさらりとこのくらいにして、次からはマイナーチェンジについて解説していく。

 

あ、そういえば1型の中でもこっそり仕様変更があったりして、コイルのスプリングシートが1型の途中で切り替わったりもしています。

1型初期JB64/JB74ジムニーはリアスプリングシートの水抜き穴に注意【中古車注意点】

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JB64/JB74 2型マイナーチェンジ変更内容

2021年10月20日 〜 2022年7月19日

2型へのマイナーチェンジは法規制対応と若干の改良のみの小変更が実施された。

法規制対応のタイミングで対応のためのマイナーチェンジをして、そのついでにちょこっとアップデートがかけられる、というのが車のマイナーチェンジの一般的なパターンである。

 

変更内容①全車オートライト標準装備

今回の2型マイナーチェンジはオートライト義務化に端を発するマイナーチェンジである。

下表の通り、継続生産車は2021年10月がらオートライトが標準装備しなければいけなくなるので、2型はそのタイミングに合わせてきたわけだ。

自動車の種別 適用時期
(新型車)
適用時期
(継続生産車)
乗車定員11 人以上の旅客自動車及び
車両総重量3.5t 超の貨物自動車
2021年4月 2023年10月
上記以外の自動車※ 2020年4月 2021年10月

 

また、この法令のポイントはオートライトを装備するだけでなくヘッドライトの動作も規定されており、走行中であれば「一定の暗さになると強制的に点灯する」「ドライバーが手動で消灯できない」という点(自動車が駐停車状態にある場合には消灯可能)が義務化されているのが一番のポイントである。

つまり、暗い時に消灯状態では絶対に走れないのだ。

これは統計的に夕暮れの薄暮の状況に事故が多いことを受けての法改正である。

 

1型のヘッドライトスイッチは下の画像のようになっている。

  • ヘッドライト
  • ポジション灯
  • オートライト
  • OFF

 

一方で2型以降のヘッドライトスイッチは次の通り

  • ヘッドライト
  • オートライト
  • ポジション灯(ホールドできない)

このようになっており、OFF状態がないため、安全性向上のため夜間に消灯状態で走ることがありえない設定になっている。

ちなみに、夜間の駐車中などでヘッドライトを消したい時は「2回連続ポジション灯」にすることでヘッドライトの消灯ができる。この時も車が走り出せば自動的にヘッドライトが点灯する仕組みになっているので、夜間の消灯走行は不可能な設定となっている。

 

動作をまとめると下表の通り(表は横スクロールします)

1型 2型以降
オートライト JB64:XCのみ標準装備
JB74:JCのみ標準装備
上記以外はセーフティサポートオプションでオートライト装備
全車標準装備
点灯タイミング 基準なし 1000ルクス未満(1型よりかなり早い)
ライトオフできるか 「OFFを選べばいつでも可能」 停車中のみ
ライトオンについて 「ヘッドライト」
「ポジション灯」の2パターン選べる
「ヘッドライト」のみ

点灯タイミングも法令で規定されていて、周囲の明るさが1000ルクス未満になるとヘッドライトが点灯しなければならない。1000ルクスというのは、野球のナイターの外野席くらいの明るさだそうです(48Rは野球観戦したことないのでピンとこない)

ま、1000ルクス未満が法規なので、通常は法規を破らないようにマージンをもたせる設計をするので、1100や1200ルクスで点灯してだいぶ早いのでしょう(1000ルクスで自動点灯しなかったら、法規不適合でリコールになる)。

 

この2型以降のオートライトの点灯タイミングが敏感すぎて煩わしいらしく、木陰程度でも反応するので対策としてセンサーの感度を落とすパーツも販売されている。

JB64/JB74ジムニーのオートライトの感度調整方法(1型と2型以降で調整方法異なります)

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変更内容②4AT車にアイドリングストップ装備&バッテリー変更(アイドリングストップキャンセルスイッチ装備に伴いスイッチレイアウト変更)

アイドリングストップすることで燃費の向上は期待できるものの、バッテリーやセルモーターへの負担は高まるので賛否両論のアイドリングストップが4AT車に標準搭載された。

アイドリングストップが煩わしい人は一応インパネのスイッチでアイドリングストップをキャンセルできるが、エンジンを停止するとアイドリングストップキャンセルが解除されるので、乗車の度にキャンセルスイッチ操作が必要と、なかなか評判の悪い機能である。

(アイドリングストップキャンセルスイッチ設置に伴い、「車線はみ出しアラートOFF」と「ブレーキサポートOFF」ボタンがひとつのスロットにまとめられるレイアウトに変更)

 

毎回エンジンを掛けるたびにアイドリングストップスイッチを押すのが面倒な人は千円ちょっとで売っているキャンセラーがおすすめ。

 

 

変更内容③スペアタイヤロアカバーの追加(JB64のみ)

スペアタイヤ下部を覆うようにつけられた「スペアタイヤロアカバー」がなぜかJB64のみ標準装備。

下側だけ覆ってどうなるかわからないが、JB74は必要ないの?

 

ちなみにタイヤというかゴム製品の天敵である紫外線とオゾンをシャットアウトするにはスペアタイヤカバーの方が効果的。

さらにスペアタイヤカバーを装着すると、せっかく標準装備されたロアカバーは取り外されるということです(スペアタイヤカバーは純正タイヤにはめたときにシワができないようピッタリに設計されているので、ロアカバーをつける余地がない。逆にロアカバーに合わせてタイヤカバーを作ってしまうと、ロアカバーがないと生地が余ってシワになってしまうのだ)

 

変更点おまけ:突入防止装置の新基準対応

令和3年9月1以降製造から突入防止装置の新基準が適用になり、2型からリフトアップに対する規制が厳しくなった。

詳しくはコチラの記事でまとめている。

【ジムニーリフトアップ問題】突入防止装置の現状まとめ【車検適合について】

突入防止装置の新基準に端を発するジムニーリフトアップ問題。 まだまだ不透明な部分が多く解釈が割れている突入防止装置の新基準であるが、新基準発布以降の令和3年9月製造のジムニーがそろそろ3年経ち初回車検 ...

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なにも気にせずリフトアップするなら、1型中古が狙い目です。

 

 

JB64/JB74 3型マイナーチェンジ変更内容

2022年7月20日 〜 2024年4月10日

2025年12月から衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の義務化に対応する変更や、細かいところも数多くアップデートされた3型ジムニーが登場。

 

 

変更点①全車にセーフティサポート標準装備

以前はJB64のXL/XGグレード、JB74のJLグレードはセーフティサポートが標準装備ではなくオプション扱いだったが、2025年12月からの衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)に備えてセーフティサポートが標準装備に。

ちなみに標準化されるセーフティサポートの内容は次の通り。

セーフティサポート 7つの安全装備

  1. デュアルセンサーブレーキサポート(自動ブレーキ)
  2. 誤発進抑制機能
  3. 車線逸脱警報機能
  4. ふらつき警報機能
  5. 標識認識機能
  6. ハイビームアシスト
  7. 先行車発進お知らせ機能

 

衝突被害軽減ブレーキ以外にも様々な安全装備の標準装備化がされ、運転者をサポートしてくれる大変ありがたい装備である。

(シンプルで故障しにくいのが歴代ジムニーの売りだったのに、電子装備など部品が増えると家電みたいに故障リスクふえるじゃないか!という意見もあるが、やっぱり社会全体のマクロ視点で見たら車の安全化は確実に被害者が減るので、48Rとしてはウェルカムな変更と思っている)

 

 

変更点②5MTにもアイドリングストップ

賛否両論のアイドリングストップが5MTにも標準装備。

その動作はMT特有になっており、ギアをニュートラルに入れてクラッチを離した場合のみ作動するというもの。もうすぐ青になりそうな信号などはクラッチを踏み続けることでアイドリングストップを効かせないようにするなど、4ATのアイドリングストップに比べ多少コントロールできるのが5MTアイドリングストップの特徴だ。

 

もちろん、2型4ATのアイドリングストップで解説したようにスイッチでキャンセルできるし、エンジンかける度にキャンセルスイッチを押すのも面倒なら、キャンセラー装着という手もある。

 

変更点③ボンネットインシュレーター標準装備(JB64 MT除く)

ボンネットフード裏側にインシュレーターが追加された。

エンジンからの騒音や、塗装にダメージを与える熱をボンネットに伝えない効果があるパーツ。ボンネットに熱を伝えない分エンジンの温まりが良くなって、冬は暖気時間が短くなって燃費も向上するかもしれない。

なお、純正部品なので普通に注文できて1型や2型にも装着できます。

(JB64 MTだけ装備されないのはなぜだろうか。。)

 

 

変更点④バンパー形状変更

JB64もJB74もバンパー形状の小変更。

JB64はタイヤ前のゴムフラップが少し大きくなった。

1型JB64から大径タイヤを装着すると最初に干渉する場所なので、3型以降のジムニーはますます干渉に厳しくなってしまった。

 

JB74はバンパー下のフラップの形状変更。

下の画像は48RのJB74のバンパー下フラップだが、下方向に折り返しがあるデザイン。

 

1型のバンパー単体で見るとこんな感じ。

 

3型のJB74はバンパー下のフラップが下ではなく後ろに折り返したようなデザインに変更された。

空力性能の向上だろうか?

 

変更点⑤インナーフェンダーライニング追加(JB74のみ)

JB74のリアのホイールハウス内に、フェルトを固めたような素材のインナーフェンダーライニングが追加された。

タイヤの走行ノイズ低減や、飛石からガードなどが期待できるパーツである。

一方でフェルトのような素材でできているので、吸水性による錆が心配。48Rは冬はもっぱらスキー場通いなので、融雪剤である塩化カルシウムを含んだ水分がフェンダーライニングに吸湿されてずっとボディに接触するとなると、ちょっと恐ろしい気もする。

これに関しては、数年以内に雪国ユーザーから錆に関する情報が上がってくるでしょう(インナーフェンダー取り外したら錆がヤバかった!みたいなことにならなければ良いが)。

ちなみに、1,2型にこのフェンダーライニングは流用装着できない。3型以降のホイールハウス内には穴の開いた凸型のステーが溶接してあって、それを利用して取り付ける仕組みだからだ。

 

 

 

変更点⑥オイルパンカバーの追加(JB74)のみ

オイルパンの周りにカバーが追加。

意図としては、オイルパンに当たる風を防いで油温が上がりやすくするため?油温(≒水温)が低いと燃料を濃いめに吹くので、オイルパンカバーでオイルパンからの放熱が減れば、燃費向上には効果があるかもしれない。

一方でパフォーマンス面に目を向けるとエンジン冷却には不利な方向なので、高出力を多用するようなシーンでは油温は高めになってしまいそう(冬場はカバー取り付けて、夏は外した方が良い?!)

 

ちなみに、JB74純正オイルパンは格子状の凹凸で表面積を稼いでおり、少しでも放熱しようという意図がみえる作りになっている。

カバーつけたら熱がこもりそうなので、48R的にはいらないかな。普段から油温管理しているけど、夏場の高速道路120km/h巡航は油温100℃超えるくらい厳しいので。。

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さて、今回はジムニーに油圧計と油温計のDIY取り付け。 JB74の油圧&油温は警告ランプが付いているのみなので、走行中の温度や油圧を知ることはできない。もちろん、知らなくても特に問題なく走行はできるの ...

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変更点⑦エアコンの冷媒変更

HFO1234yfは環境対応のためHFC-134a代替冷媒として開発され、オゾン破壊係数および地球温暖化係数が低く環境に優しい冷媒であり、ジムニーに限らず導入が進んでいる冷媒である。

これだけ聞くとウェルカムな気がするが、HFO1234yfはエアコンガスが高価なので、スズキ車の泣き所のエアコンが壊れた時、出費が多くなるのが玉に瑕である(HFO1234yfが普及すると値段がこなれてくると良いのだが)。

 

 

 

変更点⑧純正タイヤ銘柄変更(JB74のみ)

JB74のみ純正タイヤがブリヂストンの DUELER H/T684Ⅱからダンロップ GRANDTREK AT20に変更。

1型 2型 3型〜
JB64ジムニー ブリヂストン DUELER H/T684Ⅱ
JB74ジムニーシエラ ブリヂストン DUELER H/T684Ⅱ ダンロップ GRANDTREK AT20

 

ちなみに、ジムニーの純正タイヤのついては別記事で詳しくまとめてます。

実は侮れない!JB64/JB74ジムニーの純正タイヤの性能について

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じつは新車装着のタイヤって、専用開発されているって知ってました?

 

また、スズキのグローバルサイトをみると、5doorジムニーについてはブリヂストン デューラーが新車装着だった。

 

 

 

 

 

JB64/JB74 4型マイナーチェンジ変更内容

2024年4月11日 〜

4型は法規対応がメインの変更点で、2024年11月(5月から予定されていたが、延期された)から後退時車両直後確認装置の義務化に対応するためのマイナーチェンジである。

 

 

変更点①リアパーキングセンサーの標準装備化

リヤバンパーに内蔵した4つの超音波センサーで後方の障害物との距離を測り、4段階のブザー音に加え、メーター内の表示灯で障害物の接近を知らせるシステムを搭載。

 

これは2024年11月から義務化される後退時車両直後確認装置に対応した変更で、自動車はバックカメラ、検知システム又はミラーで後方確認ができなければならない。

ジムニーの場合、オーディオレスで購入されるパターンも多いので、バックカメラではなく「検知システム(リアパーキングセンサー)」での対応となった。

ちなみに、それ以前のジムニーは義務化対象外なので、わざわざバックセンサーを後付けする必要はない。

 

安全性が向上するなら喜ばしいところもあるが、一方で義務化されてしまうとパーキングセンサーを取り外した状態で車検は通らなくなるので、社外バンパーを取り付ける場合は注意が必要だ。

純正パーキングセンサーを移植できる社外バンパーなら問題ないが、上の画像のようなチューブタイプバンパーだとリアパーキングセンサーの取り付けができないので、なんとかしてパーキングセンサーを取り付けるか、別途バックカメラの取り付けが必要になる。

 

また、下画像はオフロードサービスタニグチさん開発中のパーキングセンサーアダプター。

こういうアダプターを使えば社外バンパーにも簡単に純正パーキングセンサーを移植できるので、4型でもぐっとバンパーの選択肢が広がってありがたい。

 

ちなみに法規適用が2024年5月から11月に延期になったことで、2024年の10月生産までの4型についてはパーキングセンサーを取り外しても車検を通すことができる(後退時車両直後確認装置の義務化の車検対応については、別途記事にする予定)。

 

なんか、いじるのが楽しい車なのに、法規制でリフトアップやらバンパー交換やら、ますますカスタムがやりにくくなってくるねぇ(遠い目)。

 

ま、そのうちリアパーキングセンサー対応のバンパーが販売されると思うが、カスタムメーカーはリアバンパーの金型作り直しになったり対応が大変だ。

 

 

 

変更点②インパネスイッチのレイアウト変更

パーキングセンサー導入に伴い、アラーム警告音が鳴ってからOFFにするスイッチが追加(義務化装備なのでパーキングセンサーをOFFには絶対にできない。あくまで警告音がなってから音をOFFにするだけ)。

さらにこれでスイッチパネルの空きスロットがひとつしか残らないスイッチレイアウトになってしまった。

48Rの場合、空きスロットに「ナビのUSBとHDMIインプット」と「クラッチスタートキャンセルスイッチ」を追加しているのだが、4型で同様のカスタムをしようとしたらスロットが足りない!

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1型から4型までの車両価格推移

追加される部品やその時の物価や為替などの影響で、マイチェンの度に値上げされるのが常である。

1型から4型まで、どのように価格が推移しているか、下表にまとめてみた(上位グレードのみ抜粋。表は横スクロールします)

JB64 AT XC JB64 MT XC JB74 AT JC JB74 MT JC
1型(消費税8%時代) 1,841,000 1,744,200 2,019,600 1,922,400
1型 1,875,500 1,776,500 2,057,000 1,958,000
2型 1,903,000 1,780,900 2,084,500 1,962,400
3型 1,903,000 1,804,000 2,084,500 1,985,500
4型 2,002,000 1,903,000 2,183,500 2,084,500

価格推移をまとめてみると、デビューから4型までで16万円ほど値上げ、割合でいうと9%ほど値上がりしていることになる。

機能追加によるコストアップやら物価高やら為替やら、色々な要因があるのだろうが、日本の平均賃金がジムニーデビューした2018年から9%も上昇していないので、相対的に車って高くなったよね(そりゃ若者の車離れとか言われるわ!)。

 

 

5型ジムニーの変更点予測

5型ではどのような改良がされるのか、予測してみる。

 

変更点予想①アダプティブクルーズコントロール搭載

4型までのジムニーに装備されているクルーズコントロールは、車速を一定維持する機能しかなく、前に車がいて車間距離が詰まってくると運転者がクルコンを解除して車間距離を調整する必要があった。

 

ところがなんと!5型からは前車の車速に合わせて車間距離を自動調整するアダプティブクルーズコントロールが搭載される可能性がある!

というか、すでにニュージーランドで販売されている5ドアジムニーには搭載されている機能。

この5ドアジムニーでは、従来の単眼カメラからデュアルカメラに変更されており、それに伴いアダプティブクルーズコントロールに変更されているのである。

これは是非とも5型のマイチェンで搭載して欲しい機能!(というか、これが搭載されたらめっちゃ羨ましい)

 

参考に、アダプティブクルーズコントロールの機能は下の動画が分かりやすい。

 

 

JB64/JB74ジムニー マイナーチェンジまとめ

JB64/JB74の中古車流通量も増えてきたので、車選びの参考に各型の特徴や法規対応についてまとめてみた。

まとめてみて思ったのだが、1型から4型で確かに機能的には色々と装備は充実してきたりしているのだが、色々と対応しなければいけない法規も増えてきたので、カスタムベースで中古のJB64/JB74を探しているなら1型が狙い目かなと思っている(走りに関しては1型から4型まで同等だし)。

また、普段使いで乗るなら安全系の装備が充実してくる新しい型のほうがなにかと安心です。

 

以上、ジムニーJB64/JB74の雑学や中古車選びの参考になれば幸いです。

 

他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。

 

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