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【車の点検】BOSCH イージーポンプで簡単タイヤの空気圧調整【EASY PUMPレビュー】

みなさまタイヤの空気圧チェックって、定期的に実施してますか?

タイヤの空気は少しずつだが自然に抜けるし、空気圧が下がると転がり抵抗悪化による燃費低下や偏摩耗の原因になるので、定期的な空気圧チェックが必要だ。

今回はタイヤの空気圧調整用にBOSCHのイージーポンプを購入。コンパクトでジムニーのラゲッジボックスに収納できる上、いつでも簡単に空気を補充することができる(以前はガソリンスタンドでチェックしていたが、けっこう面倒だった)。

その他、自転車や浮き輪の空気入れにも使えるので、車に常備しておいて損はないアイテムです。

 

 

タイヤの空気は自然に抜ける

タイヤって密閉されているようにみえて、実は分子レベルでは空気が抜ける穴があって、ほんの少しずつだが空気は自然に抜けてしまう。

これは風船を思い浮かべるとわかりやすいが、空気をパンパンに入れた風船も、翌日にはしぼんでいる経験は誰しもがあるのではないだろうか。

 

それでも少しでも空気が抜けるのを防ぐため、タイヤの内側にはインナーライナーという空気透過性の低いブチルゴム層が0.5mm〜1.0mmほど配置されている。下のグラフの通り、天然ゴムやタイヤトレッドの主成分であるSBR(合成ゴム)に比べ、ブチルのインナーライナーはかなり空気を透過しにくい性質をもっている。

とはいえ、ブチルゴムでも空気の透過を完全に防げるわけではないので、定期的な空気圧チェックは必須なのである。

 

ちなみに、ブチルは空気を通しにくいゴムなので、インナーライナーのほかチューブ全般にも使われている。自転車のチューブもブチルゴムなのだが、これも3ヶ月〜半年でけっこう空気は抜けてしまい自転車屋さんで空気を入れてもらったりしている人も多いかと思う。

自動車のタイヤの空気も自転車と同じく徐々に抜けていくので、定期的にチェックしましょう。

 

電動ポンプで楽々空気圧調整

車の空気圧調整って、以前はガソリンスタンドで空気入れを借りたりして調整していたのだが、スタンドでしか調整できないし、そもそもスタンドに寄る時は時間があまりない時が多いので、ついつい空気圧調整はおろそかになりがちである。

というわけで、気軽に自分で調整できるよう、電動ポンプを導入してみた。

 

電動ポンプ BOSCH イージーポンプを購入

電動ポンプは色々あって悩ましいのだが、コンパクトかつUSB充電可能ということでBOSCHのイージーポンプを選択した(アマゾンでよくわからないメーカーの電動ポンプがたくさん販売されているが、すぐに壊れた経験があるので有名メーカー製を選択。BOSCHは保証もあるし)。

 

では、開封の儀。

 

ポンプ本体、収納袋、充電用USBケーブル、説明書と保証書が付属。

 

大きさはカラオケマイクより一回り大きい程度。

 

ホース先端は米式バルブ用のアダプターがついている。

これは一般的な車やバイクのバルブに適合し、先端をねじ込むことで確実な接続ができるようになっている。

 

その他のバルブアダプターは本体に内蔵されている。

ママチャリで使われている英式バルブや、MTBやロードバイクなどのスポーツサイクルで使われている仏式アダプタもあるので、趣味の自転車でも活躍しそうである。

 

電源を入れてみる。下は現在の空気圧(下の画像ではどこにも接続していないので「0」を指している)で、「PRESET」で指定空気圧をセットすれば、自動的にポンプを止めてくれるようになっている。

 

車で充電しやすいUSB-C充電がありがたいよね。

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また、後部のアクセサリーソケットにUSBアダプタと取り付けても良いかと思う。

 

48Rはポータブル電源も活用。

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コンパクトなので、純正のラゲッジボックスにも楽々収納。

場所を取らないし、100Vコンセントではなく車で充電しやすいUSB充電式というのがありがたい。

 

ちなみに、BOSCHの製品は購入後4週間以内にオンライン登録をすれば2年保証を受けられるので、購入したら即登録することをおすすめします。

BOSCHの2年保証

 

製品名 コードレスエアポンプ「EasyPump(イージーポンプ)」
本体サイズ 49mm×215mm×106mm(W×H×D)
標準小売価格 11,400円(税抜き)
最大圧力 150PSI / 10.3bar
空気吐出量 10ℓ/分
連続動作時間 約20分 ※使用条件により異なります
バッテリー電圧/容量 3.6V / 3.0Ah(内蔵式リチウムイオンバッテリー)※交換はできません
質量 0.43kg
圧力ホース長さ 24cm
充電時間 約3時間(空→フル)
標準付属品 本体、米式バブル用アダプタ(用途:マウンテンバイク用)、英・仏式バルブ用アダプタ(用途:シティサイクル、ロードバイク用)、ボール用バルブ(用途:各種ボール用)、遊具用(用途:ビーチボール、浮き輪用)、充電用USBケーブル、収納用コットンバッグ

 

BOSCH イージーポンプをジムニーに使用してみた

JB74ジムニーシエラではなく、しばらく放置気味のJB23に使ってみた。

バルブキャップを外してイージーポンプのホースをねじ込んで接続する。

 

電源を入れると空気圧は1.50BAR(150kPa)。設定空気圧を1.70BAR(170kPa)にセットして「START」ボタンをポチッとな。

 

約45秒で空気の補充完了。

ポンプは結構うるさいので、朝や夜の整備は避けた方が良いかな。日中なら問題ない範囲の作動音だと思う。

動画も撮ってみた。

JB23のタイヤ4本調整してもバッテリーマークが4つ中1つ減る程度なので、車の空気圧点検用途としては十分すぎる使い勝手である(メーカースペック表によるとフル充電での稼働時間は20分)。

また、先述の通りコンパクトなので車内に積んでいても気にならないし、USB-C充電なので使い終わったらUSBケーブルを差し込んで移動中にフル充電している。

 

自転車にも使える

自転車の場合は、アダプターを自転車のバルブに取り付ける。

 

あとは車と同じ手順で、イージーポンプのバルブをアダプタに接続して、スイッチを押すだけで自動的に指定空気圧まで充填可能だ。

 

48Rの場合、ジムニーの空気圧点検にはもちろんのことだが、自転車でも大活躍。ダウンヒルに行く時に嵩張る空気入れを持っていく必要がなくなったので、荷物を減らすことができた(ジムニーは狭いし車中泊もするので、極力荷物は減らしたい)。

 

 

自転車の使用頻度が高いなら、ポンプヘッド交換がオススメ

車の空気圧点検目的で購入したのだが、実際には自転車での使用が多い48R。

車なんてそうそう空気が抜けるものではないので、3ヶ月に1度くらいしか点検しないのに対し、自転車はライド前に必ず空気圧をセットするので自転車のほうが100倍活躍の場が多い。

というわけで、仏式アダプターがだんだん面倒になってきたので、イージーポンプに自転車用のポンプヘッドを移植した。

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たくさん空気を入れる場合は大型電動コンプレッサー推奨

今回のイージーポンプは定期点検で空気をちょい足す用途にはコンパクトで便利この上ないが、オフロードに行って空気圧を100kPaまで下げて、もう一度180kPaまで充填するような使い方には全く向いてない。

 

実験で100kPaまでタイヤの空気を抜いてから180kPaまで空気を充填してみたが、かかった時間は5分30秒!

タイヤ1本でバッテリーマークも1つ消費してしまったので、タイヤ4本はギリギリなところ。

とはいえ、48Rの場合はハードなオフロードは走らないので空気圧を下げるような使い方はしないし、パンク修理してタイヤ1本に0から空気を入れる場合も想定されるが、1本ならイージーポンプでも対応可能でなので問題ないと考えている。

 

ちなみに、空気圧が低い状態から大量に空気をいれたいなら、マキタ18Vバッテリーのポンプなど、もっとパワフルな電動ポンプをお勧めする。

ここまで大きいと車内で邪魔なのと、マキタの18Vのバッテリーを充電するのに充電器が必要な上、充電器の電源も100Vコンセントなので車載では使い勝手が悪いのだが。

 

タイヤサイズ変更時の適正空気圧について

タイヤサイズを変更したときにLT規格だの悩ましいタイヤの空気圧について、こちらの記事でまとめてます。

空気圧調整の前にご参考にいただければ幸いです。

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これでモニタリングして15kPa〜20kPa下がったら補充するようにしている。

 

BOSCHイージーポンプまとめ

大量に空気を入れる用途には向かないが、タイヤの空気圧チェックしてちょい足し補充には十分実用的なBOSCHイージーポンプ。

なによりコンパクトで狭いジムニーで場所を取らないし、USB-Cで車内でも簡単に充電でき、なおかつ趣味の自転車でも活躍して言うことなしの便利アイテム。

ジムニー常備グッズとしてオススメします。

 

他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。







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