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JB74ジムニーに牽引フック付きヒッチメンバーを取り付け【ワイルドグース製JB64にも】

JB74にも早速ヒッチメンバーを取り付けた。48RはMTBを趣味としているので、サイクルキャリアの利用にヒッチメンバーはなくてはならない!

今回はJB23ヒッチでもお世話になっているワイルドグースさんの牽引フック付きヒッチメンバーを選択。

ボルトオン設計で取り付けは簡単だし、いざという時の牽引ポイントが増えるのも実用的。

毎度ながら、ワイルドグースさんの製品は満足度が高いです。

 

※2024/04/04更新※

ショートバンパーと合わせた画像を追加します。

ちょっとバンパーとヒッチ差し込み部にスキマができるのが残念だけど、あまりヒッチの差し込み角の位置が上がると、サイクルキャリアと干渉してリアゲート開かなくなるので、こんなもんでしょう。

 

購入動機は自転車を積むため

ジムニーの車内に自転車を積めないこともないが、狭い車内に押し込むには前後タイヤを外したり、チェーンで車内を汚したりしないよう気をつけたり、他の荷物との干渉を考えたりと非常に面倒で、JB23ジムニーの頃から懲りている。

こういう積み方、イヤなのですよ。。。

 

というわけで、JB23では速攻でヒッチを取り付けてサイクルキャリア装着。

小さい車は、外積みは便利過ぎる。

 

新車で買ったJB74では、最初から一瞬たりとも自転車を車内に入れたくないので(MTBは車内が汚れるし、自転車が内装に当たって傷つきまくる)速攻で自転車キャリアを取り付けることにした。

 

ちなみに、オススメのヒッチサイクルキャリアはコチラの記事で紹介してます。

ヒッチサイクルキャリア買い替え!Kuat Transfer V2の使い勝手が良すぎる件

みなさんどのように自転車は運んでますか? MTBの場合、どうしても自転車が汚れてしまうので、砂や泥を室内に入れないよう外積みが便利。その中でも、ヒッチメンバーを利用して取り付けるヒッチサイクルキャリア ...

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購入したのはワイルドグース製ヒッチメンバー

老舗ジムニーショップのワイルドグースさんのヒッチメンバーを購入。

JB64/JB74ジムニーのヒッチメンバーは様々な種類が販売されているが、ワイルドグースさんのヒッチは牽引フック付きで機能的かつ、リア用の牽引フック代も浮くのでお財布にも優しい。

針金を溶接してあるねじ山が切ってある取り付け板が面白い。この針金のおかげで、リアバンパーやナンバーを取り外すことなくヒッチを取り付けられるのだ。

 

こんな感じに180度に針金を曲げて

ラダーフレームの中に簡単にねじ山を切ってあるヒッチ固定ステーを挿入することができる。こういう細部の工夫がなんか嬉しくなってくる。

 

牽引フックはこんな感じ。

ごつい。ヒッチメンバーで連結されているし、単体の牽引フックより相当頑丈そうだ。

 

ヒッチのレシーバーチューブは2チンチ角。ヒッチには50mm角と2インチ角(50.8mm)があるが、50mm角に2インチ用のヒッチキャリアが入らないこともあるので、2inch設計は有難い(50mm角ヒッチのハイエースでは、せっかく購入した2inch角ヒッチキャリアが入らず泣いたことある)。

補強の板も溶接してあり、強度高そうなレシーバーチューブ周り。

 

レシーバーチューブは貫通式。差し込むマウントの長さは問わない。

 

以下、メーカーのスペック表

仕様
材質 スチール製
仕上げ カチオン+艶消しブラックペイント
外形寸法 W960×H205×D225(mm)
重量 9.3kg
最大けん引能力 500kg
最大垂直荷重 75kg ※ヒッチキャリア等ご使用の際は積載重量にご注意ください。
付属品 ボルト、ナット
対応車種 JB64/JB74

垂直荷重75kgなので、サイクルキャリアと自転車2台なら許容内。

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※2024/04/04更新※

ワイルドグースさんのヒッチメンバーだが、一部の社外マフラーと干渉します。

HKSのリーガルマフラーは干渉なし。

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ショウワガレージのコンフォートマフラーも取り付け可の確認が取れている。

 

HKSの前に購入したロッソモデロ DUSSEL Ti-Cは太いタイコが干渉して取り付け不可でした。。

 

 

取り付け手順

取り付け説明もついているし、ブログでは作業のポイントのみ解説。

JB74は純正状態でもそこそこ車高があるので、特に車をジャッキアップしなくても下回りに潜り込んで取り付け可能だった。

 

作業時間:60分

作業難易度:★★☆☆☆

(取り付け自体は簡単だが、重たいので大変ではある)

 

必要工具

  • ラチェットハンドル
  • 10mmソケット
  • 12mmソケット
  • 14mmソケット
  • 17mmスパナレンチorコンビネーションレンチ

 

あと、車の下に潜り込んで作業するので、スロープがあると作業しやすい。

車体下に潜り込む作業全般に使えるので、持っておいても損はないアイテム。

 

 

リアバンパー固定ボルトの取り外し

ラダーフレーム内にねじ山が切ってある取り付けステーを挿入するが、リアバンパー、ナンバーの取り外しは不要。

リアバンパーのボルト2本(10mmソケットレンチ使用)外せば、バンパーを後方へずらせるので、作業空間を確保できた。

10mmのソケットレンチでOK。

 

ヒッチメンバーの取り付け

ヒッチの取り付けボルトは6本。

M10のボルトナット4本はラダーフレームに元々空いている穴を利用する。もう2本のM8ボルトはラダーフレームに溶接してあるタイダウンフックと固定する(これは運搬時の固定用フックで、牽引フックではない)

 

注意点としては、下の画像のタイダウンフックと固定するボルトは最後に閉める。

ここを固定すると、ヒッチメンバー本体の左右の調整ができなくなるからだ。

 

また、今回はヒッチメンバーとフレームの一部が干渉して、避けるのに大変だった。

 

この手の製品では仕方のないことだが、ラダーフレームの穴やラダーフレームに取り付けられているステーなどは0.1mm単位の誤差ではなくmm単位で誤差があるので、そこにヒッチメンバーのM10のボルト穴をドンピシャに合わせること自体、製品設計として非常に難しいのだ(それでもヒッチメンバーの取り付け穴は誤差を吸収するため、多少大きめに開けてくれてはいるが)。

 

今回はヒッチメンバーとフレームの干渉を避けるのに苦労したものの、それくらいはマシなほう。JB23ジムニーのヒッチの時は、穴が合わなくてヤスリビットで削ったりした。

 

干渉を大人二人がかりでクリアして、フレーム側のボルトを本締め。

車体左側はこんな感じ。

 

車体右側。横と下から固定。

作業スペースが狭いだけに、何気にフレーム裏のナットをスパナで周り止めする作業がしんどかった。

 

フレーム側を本締めしたら、最後にタイダウンフック部分のボルトの本締め。

ヒッチメンバーに固定されたタイダウンフックも補強メンバーになるので、ヒッチの強度も高まる設計だ。

 

 

ワイルドグースのレシーバーシャックルも装着

JB23ジムニーから取っ払ってきてつけてみた。

牽引フック付きヒッチメンバーなのでレシーバーシャックルいらないだろ!とツッコミは置いといて、極太シャックルがつくと四駆っぽくてステキやん(ヒッチカバー代わり)。

 

 

 

デパーチャーアングルについて

ヒッチレシーバーの出っ張りでデパーチャーアングルが減少することを危惧していたので、横からの写真を撮ってみた。

ちょっとレシーバーがでっぱるが、ほぼほぼ純正同様のデパーチャーアングル。

 

ちなみにレシーバーシャックルはというと、

うん、完全にオフロード性能をスポイルしているね。。(見た目は良いんだけど)

ま、そんなにシビアな地形は攻めないし、いつも走るようなフラットダートな林道で不具合でることはないかとは思うが。

 

 

デパーチャーアングルが気になる人は、同じくワイルドグースさんのヒッチバンパーがお勧め。これはスチールバンパーとヒッチが一体になっていて、デパーチャーアングルを犠牲にしない(スチールバンパーは好みが分かれるところだが)

 

 

ヒッチサイクルキャリアの灯火類対策

JB64/JB74ジムニーの透過類は低い位置についているので、ヒッチキャリアを取り付けるとテールランプやウインカーが見にくくなる。

そこで48Rのジムニーは少しでも周りの車に意思表示したいので、サイドミラーウインカーを導入。

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↑サイドミラーの鏡面部にもウインカーを灯火させて、すこしでも自車の意思をアピールできるようにしている。

 

 

JB64/JB74ジムニー
ヒッチメンバー取り付けまとめ

ヒッチサイクルキャリアが使えると、自転車ライフが快適!これ使うと、もう車内積みには戻れないよね。

また、サイクルキャリア以外にもヒッチカーゴやトレーラーの牽引など、ヒッチがあると車の遊びの幅が広がるし、車としても牽引ポイントも増えるので、いざという時の備えも万全だ。

価格面でも、ワイルドグースさんのヒッチメンバー自体は最安の部類ではないが、牽引フック付きで単体の牽引フック2個買わなくても良いので、むしろリーズナブルと言える。

 

一方で、少なからずデメリットもある。

ヒッチのレシーバーチューブが飛び出すことで、デパーチャーアングルが犠牲になっているし、ヒッチメンバーの形状の制約から、社外マフラーに干渉する可能性もある(純正マフラーはもちろんだが、ワイルドグースのハイモビリティマフラーも干渉問題なしとのこと)。

 

いずれにせよ、重くて大きい製品で一度取り付けると簡単には外せないので、ヒッチ選びは慎重に。

48Rはデパーチャーアングルが犠牲になったとはいえ、林道はダート走行くらいで激しい地形は攻めないので、むしろヒッチの拡張性に大満足。

ヒッチ取り付けで、ますますカーライフが充実しております。

 

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他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。

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