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ヒッチサイクルキャリア買い替え!Kuat Transfer V2の使い勝手が良すぎる件

みなさんどのように自転車は運んでますか?

MTBの場合、どうしても自転車が汚れてしまうので、砂や泥を室内に入れないよう外積みが便利。その中でも、ヒッチメンバーを利用して取り付けるヒッチサイクルキャリアが積み込み易さ、安定性の良さで抜群の使い勝手である(ルーフは重いMTBの積み下ろし大変だし、リアゲートに取り付ける背面キャリアはフルサスMTBに向かない)。

 

筆者48Rはヒッチサイクルキャリアは今まで3つ購入してきたのだが、今回購入したKuat Transfar V2が抜群に使いやすいのでブログで紹介します。

 

まずはヒッチメンバーを取り付けよう

ヒッチメンバーとは

ヒッチメンバーとは、本来はトレーラーを連結するための器具のことである。

↑の矢印で示した部分がヒッチメンバーである(重いトレーラーを引くため、車体のフレームに強固に取り付けられている)。

 

乗用車で引くトレーラーは「ボール&カプラー方式」という連結方法になっている。ヒッチメンバーに下図のようなヒッチボールという金属球を取り付け、トレーラー側にはそのボールをつかむ「カプラー」というパーツがついており、それを連結してトレーラーを牽引しているのだ。

このヒッチボールを取り付けるための台座になるのが「ヒッチメンバー」である。

 

ヒッチサイクルキャリアとは、この牽引装置の台座であるヒッチメンバーを利用したキャリアなのだ。

 

 

欧州ではトウバーが一般的

同じ牽引装置でも北米で一般的なヒッチメンバーに対し、欧州はトウバーと呼ばれる突き上げた拳のような牽引装置が一般的。

↑はランドローバーの純正トウバー。

 

トウバーでもスーリーなどの一部のサイクルキャリアは取り付けられるが、世の中のサイクルキャリアはヒッチ向けに作られているものがほとんどなので、自転車を積むにはキャリアの選択肢が豊富なヒッチメンバー推奨である。

 

 

ヒッチメンバーの規格

ヒッチには差し込み口の大きさの規格があって、それぞれ正方形で次の規格が存在する(レアな規格は割愛)

ヒッチの規格

  • 2インチ(50.8mm)角(米国規格)
  • 1.25インチ=1 1/4インチ(31.8mm)角(米国規格)
  • 50mm角(日本規格)

米国規格の2インチ(50.8mm)角と日本規格の50mm角は大きさが非常に近いのだが、50mm角のヒッチに2インチ規格用に作られたサイクルキャリアは、入るものもあれば入らないものもある。48Rの経験だと、ハイエースに取り付けた50mm角ヒッチの場合、Yakimaの2インチ角Hold Upは取り付けられたが、同じYakimaのDr Trayは硬くて挿入できなかった(大雑把な工業製品なので、ヒッチメンバー側もキャリア側も誤差があり、一概に同じ結果になるとは言えません)

2インチ角のヒッチに50mm角用のキャリアは多少ガタはでるものの取り付けられるので、ヒッチを取り付ける際は2インチ角を推奨する。

(ヒッチサイクルキャリアに限っては海外製の2インチまたは1.25インチしか存在しないので、50mm角ヒッチを選択する必要はない)

 

また、1.25インチの規格はヒッチメンバーやキャリアが細くなる分軽量になる利点はあるのだが、細い分耐荷重が減少してしまうので、1.25インチ規格は一部の2台済み以下の比較的軽量なキャリアに限られる。また、2台積み以下でも2インチ規格しかラインナップされてない場合も多分にあるので(メーカー側も1.25インチ角と2インチ角とラインナップ増えるのは避けたい)、汎用性を考えると自転車乗りは2インチ規格のヒッチメンバーを取り付けるのが最適解である。

 

ちなみに、1.25インチから2インチに変換するアダプターもあるにはあるが、アダプター分キャリアが後ろになり重心もさらにリアヘビー傾向になるのであまり宜しくはないだろう(もちろん2インチから1.25インチ変換アダプターも存在する)。

 

ヒッチメンバーの取り付け

ヒッチメンバーは車種別に専用品が販売されており、たいていのヒッチはボルトオン設計なのでDIYでも簡単に取り付け可能だ(ちょっと重くて大変だが)

48Rも今まで200系ハイエース、JB23ジムニー、JB74ジムニーシエラ3台にDIYで取り付けてきた。

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ヒッチサイクルキャリアを導入するには、まずはヒッチメンバーを取り付けよう。

 

48Rが今まで使ってきたヒッチサイクルキャリア

超オススメ!Kuat Transfer V2

1番のお気に入りのKuat transfer V2!

自転車を積みやすいうえ、キャリア自体が軽量(16.8kg)かつコンパクト(2台積みヒッチサイクルキャリはは25kg前後が多い)。

 

装着方式は、前輪はワンタックで調整できるアームで固定。

 

後輪はベルト固定。これも爪を押せばワンタッチで解放できる。

これで自転車の揺れなく非常に安定した状態で積載可能だ。

 

しかも、公式では自転車の積載サイズは20インチ以上となっているが、14インチのヨツバサイクルでもしっかりと積載可能である。

ムスコ氏と自転車で遊びにいくのに重宝している。

 

また、チルトも簡単で足踏みペダルで簡単に操作可能だ。

 

チルトすることでリアゲートを少し開けることができる(自転車後ろポジションに積めばもっと開くことができるが、重心が後ろにいくので普段は前ポジに積んでいる)。

 

上方向にチルトすれば、全長も抑えてコンパクトになる(自車の写真撮り忘れたので、公式から画像借用)

 

もちろん、ケーブルロックもついているので、車から一時的に離れる場合も安心である。

 

また、キャリア自体も非常にコンパクトな作りになっていて、48Rは4畳のレンタルコンテナを借りていて物で溢れているのだが、場所もあまり取らないので非常に助かっている。

とくに欠点もなく、とても使いやすいお気に入りのキャリアである。

 

 

Yakima Dr Tray

以前使っていたのがYakima のDr Tray。

これは軽量(15.4kg)なのはよかったのだが、前輪を乗せる部分が折り畳めずかつ大きいので収納場所をとるのと、24インチ以上しか積めないのが欠点(公式は26インチ以上となってるが、24インチでも積めました)逆にその欠点が気にならない人にはとても良いサイクルキャリア。

 

固定方式は前述のKuatと同じく前がアームで後ろがベルト。

 

ただ、この前輪の固定アームを低く降ろせないので、22インチ以下だとタイヤを固定できないのが欠点。

娘の20インチMTBを積んだ時はアームをむりやりシートチューブで固定し、後輪のベルトはホイールベース足りず固定なし。

なんとか詰めるが、非常に不安定。

 

その他、チルトは操作レバーが大きくて使い勝手が良い。

繰り返しになるが、24インチからしか積めないのと収納場所を取ることを除けば、おすすめのキャリアである。

 

 

Yakima Hold Up

最初に購入したヒッチサイクルキャリア。

非常に使いやすいキャリアだが、重量の重さによる付け外しの大変さに耐えられず売却。

後輪のベルトはスノーボードのラチェットみたいにバックルで閉められる。

 

公式では20インチ以上だが、娘の18インチも固定できた。

 

ホールドアップのメリットはケーブルロックがアームに内蔵されていること(前述のキャリアはケーブルロックは付属しているものの、キャリアと一体にはなってない)

地味に便利なポイント。

 

この手のキャリアでチルトは当たり前体操。

 

前輪を乗せる部分は内側に折り畳め、収納するときはコンパクトになるのでレンタルコンテナでも場所をとらない。

 

 

ただ、23kgのキャリアの付け外しは非常に腰に孵化が掛かるため、48Rの場合は2台目のキャリアを取っ払って、1台積み仕様で運用。

これで重量の問題はマシになったんだけど、今度は子供の自転車が積めない(涙)

 

重量が我慢できる人には、これもおすすめのキャリアです。

 

ヒッチサイクルキャリアまとめ

今まで3台ヒッチキャリアを買ってきたので、次買われるかたの参考になればと経験を共有させて頂いた。

表にまとめるとこんな感じです(対応インチは公式ではなく48Rの試した結果)

積みやすさ 対応インチ 収納性 重量
Kuat Transfar V2 付属 14〜29 16.8kg
Yakima Dr Tray 付属 24〜29 X 15.4kg
Yakima Hold Up 内蔵 18〜29 23kg

どれも優れたキャリアだが、これといった欠点がなく使い勝手が良いのがKuat Transfer V2。

これからヒッチサイクルキャリアを買う人に非常にオススメです。

 

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