2ヶ月前にリアウインカーのLEDをしたのだが、なんだかんだで満足度が高かったので、フロントウインカーもLED化した。
同じLEDバルブにしても面白くないので、今回はLEDバルブで最高峰(お値段も)のピカキュウさんのLEDモンスターのウインカーバルブを購入したのだが、高いだけあってこちもなかなか満足のいく買い物だった。
記事後半ではLEDウインカーバルブの定番のphilips LEDウインカーバルブとの比較もしているのでお楽しみに。
自分の愛車がかっこよくなるのは嬉しいよね。前後LEDウインカー化で、ウインカーがチカチカしいる姿でビール飲めます(愛車愛)。
※2024/07/07更新※
7年以上使っているが、まったく玉切れなし。車検もクリアしてます。
購入動機はただただ自己満足度
リアウインカーをLED化したときは、自転車キャリアをつけるとウインカーの視認性が悪くなるので明るくしたいという純粋な目的があった。
しかし、フロントに限っていえば、ウインカーの視認性は現状の白熱球ウインカーバルブで十分。特に明るくする理由はない。
購入動機といえば、ただただ大好きな愛車をかっこよくしたいという自己満足から。
リアだけLEDにしてフロントは白熱球というのはバランスが悪い気がして、だんだん許せなくなってきたのだ(笑)
LEDウインカーにして問題になるハイフラ現象とその対策
前回のリアウインカーの記事にハイフラとその対策は詳しく書いているので、そちらを参照していただきたい。
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今回は前後ともLEDウインカーになるので、①前後左右のウインカーに6オーム抵抗を合計4個つける、または②前後のどちらかに3オーム抵抗を左右に1つずつつける、の2通りの抵抗の入れ方がある。
今回は後者②の3オーム抵抗を左右に1つずつ取り付ける方法を用いた。
すでにリアウインカーで同様の配線でとりつけているので、配線が楽というのが理由である。
開封の儀
ピカキュウLEDモンスター 270lm
お値段7980円もするピカキュウさんのLEDウインカーを購入。ピカキュウさんは高いのだが、いままでLEDポジションランプやLEDブレーキ/テールランプも購入しており、品質には信頼できる。
さすがピカキュウさん、造りが良い。
明るさはウインカーバルブ最強クラスの270lm(ルーメン)だ(現在はモデルチェンジして550lm(ルーメン)と、さらに明るくなってます)。
カプラーオンハイフラキャンセラー
カプラーオンのハイフラキャンセラーのほうが圧倒的に作業が楽なので、リアウインカーに引き続き今回もカプラーオンタイプを購入。
抵抗値は3オーム。
カプラーオンタイプのハイフラキャンセラーを使うと、分岐配線処理が必要な通常タイプはもう使えない。
LEDウインカーとハイフラキャンセラーの取り付け
ウインカー交換に難しい作業はない。だれでもトライできる内容だ。
手順1:ヘッドライトの取り外し
ヘッドライトの取り外しは別記事で詳しく書いているので、そちらで作業詳細確認していただきたい。
大変な作業に思えるが、ハイエースのヘッドライトは意外と簡単に外せてしまうのだ。
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手順2:ウインカーバルブの交換
ヘッドライトを外せば、裏からウインカーバルブの交換ができる。
赤丸部分がウインカー。カプラーを外して反時計回りに1/4回転まわせば取り外せる。
バルブは引っこ抜けば外れるので、LEDバルブと入れ替えて、逆の手順でヘッドライトユニットに取り付けよう。
手順3:ハイフラキャンセラーの取り付け
これはウインカーバルブのカプラーを外して、カプラーオンでキャンセラーを割り込ませるだけ。
これくらいヘッドライトを動かして隙間を作ろう。
次にウインカーバルブのカプラーを外してハイフラキャンセラーを割り込ませる。
超簡単な作業。ああ、カプラーオンにしてよかった。
今回は前後共LEDウインカーなので、抵抗値は3オームだ。
手順4:キャンセラ用ステーの取り付け
ハイフラキャンセラーの取り付けに関して重要なことが二つある。
注意ポイント
①キャンセラーはかなり発熱するので、プラスチック樹脂に接触させない。
②外れて樹脂などに接触しないように、確実に取り付ける。
というわけで、今回はステーでネジ止めすることで、どこにも接触しないことと、確実な固定方法を両立させる。
ステーはホームセンターでよく売られているものを使用。
固定用のM3のネジとナットも購入しておく。
ステーの取り付けは、赤◯部分のボルトを利用する。
ステーにハイフラキャンセラーを取り付ける。
そして先ほど赤◯で示したボルトを利用して取り付ける。
右側はスペースがないのでステーを曲げて対応した。
最後にヘッドライトを元に戻して完成!
お疲れ様でした。
LEDウインカーの発光テスト
普通にフロントウインカーをピカキュウに交換しても面白くない。
ここはハイエースブロガーらしく、リアにつけているPhilipsのウインカーと今回購入したピカキュウのウインカーを左右に振り分けて対決させてみよう!
LEDバルブの比較
LED発光チップの配置が全く違う。
ピカキュウは前方に1個、横方向に4個に対し、Philipsは後方に向けて2個配置してある。
直接照らすピカキュウに対し、Philipsは後方に照射してリフレクターの効率を高めようという設計思想が読み取れる。
明るさのスペックとしては、ピカキュウが270lmに対し、Philipsは180lmだ。
ど定番、AmazonベストセラーのPhilipsに対し、ピカキュウの実力や、如何に。
フロントウインカーの比較
右ウインカーをPlihils、左ウインカーをピカキュウにしてみた。
では、動画!
正面同時
正面アップ
・ピカキュウLEDモンスター
・Philips LED
横から
・ピカキュウLEDモンスター
・Philips LED
フロントウインカー対決は?
フロントウインカーは、ピカキュウの勝利!
リフレクター頼みのPhilipsは横方向に光が拡散せれる量が少なく、ピカキュウより暗くみえる。
一方、ピカキュウはリフレクターより本体のLEDチップの直接発光で照らしているので、ハイエースのフロントウインカーに関してはより視認性が高い結果となった。
リアウインカーの比較
左ウインカーをPlihils、右ウインカーをピカキュウにしてみた。
さっきと配置が逆だが、車を外から眺めたとき、常に右側がピカキュウ、左がPhilipsになるように配置している。
では、こちらも動画。
正面から
正面アップ
・ピカキュウLEDモンスター
・Philips LED
リアウインカー対決は?
明るさは引き分け。
しかし、バルブ価格はPhilipsのほうがだんぜん安いので、総合ではPhilips勝利といえる。
フロントではリフレクターの反射が足りなくやや暗かったPhilipsだが、リアは効率良くリフレクターで反射されており、180ルーメンとスペックで劣るPlihipsだが、ピカキュウに肉薄する明るさにあった。
まとめ
さて、比較結果を表にまとめてみた。
明るさ | 光の拡散性 | 寿命 | 価格 | |
ピカキュウ | 270lm | ○ | ◎ | 7,980円 |
Philips | 180lm | △ | ◎ | 4,350円 |
白熱球 | 100lmくらい | ◎ | ○ | 1,000円前後 |
ピカキュウLEDモンスターは明るさと拡散性はあるものの、お値段はダントツに高い。
一方、Philipsはお値段はそこそこだが、やや拡散性に不安がありリフレクターの性能だより。
よって、ハイエースではフロントピカキュウ、リアPhilipsが一番コストと明るさのバランスが良いという結論。
ハイエースのフロントウインカーのLED化は、ヘッドライトの取り外し作業やハイフラキャンセラーの取り付けなどやや手数は多いのだが、難しい作業はないので誰でもトライできる内容と思う。
LED独特の鋭いウインカー点滅は、非常に満足度高し!
最後はオタクっぽい比較になったが、LEDウインカー選びの参考になれば幸いです。
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