JB74ジムニーにレーダー探知機を取り付けた。
オービスの早期発見だけでなく(前科2犯)、OBD2で車両情報を表示できるので、運転が楽しくなるアイテム。
水温、点火時期、吸気温度、アクセル開度、エンジン負荷、0→100km/hタイム計測などなど、書ききれないくらいたくさんの表示項目があり、車好きにとても遊べる機能である。
また、JB74ジムニーには水温計がない。暖気する派の48Rにとって、水温計がないといつまで暖気して良いかわからないので、レーダー探知機の水温表示はとても重宝している。
今回購入したレーダー探知機はセパレートタイプなので、従来のようにダッジュボードだけでなく好きな場所に取り付けられる優れものでした(とはいえ、やはりダッシュボードが見やすく設置しやすいのだが)
今回はセパレートタイプの取り付け記事だか、普通のレーダー探知機も取り付け方法は同じなので、ジムニーのレーダ探知機取り付けの参考になれば幸いです。
レーダー探知機選び!
選んだレーダー探知機はコムテックのセパレートタイプ!
コムテックZERO 909LS。
今回はOBD2接続なので専用OBD2ケーブルと、データ更新用に無線LAN内蔵SDカードも購入した。
※※※※※※※※※※※※※※※※※2024/09/08更新※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
現在はコムテックからレーダー探知機事業を引き継いだBLITZから販売されています。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
選んだポイントは
ポイント
①セパレートタイプ
②OBD2接続で車両情報を表示させたい
③GPSデータ更新が無料
それぞれ、詳細を解説する。
①セパレートタイプのレーダー探知機
従来のレーダー探知機はモニターとレーダー部が同じだったのでダッシュボードにしか取付けられなかったが、こいつはレーダーとモニターがセパレートタイプなので、レーダー受信部は感度の良いダッシュボード に設置して、モニターは設置場所を選ばないのが特徴だ。
今回はハンドル脇に取り付けたくて、セパレートタイプを購入した(のだが、結局ハンドル脇に良いスペースがなく、ダッシュボード設置になってしまった)
②OBD2接続で車両情報を表示させたい
クルマ好きならぜったに面白いOBD2情報。
車両コンピュータから各種情報を表示できるので、運転しながら各種メーターを見るのが非常に楽しい。
メーカーHPによるとざっとこれくらい表示できる。
動画だとこんな感じでリアルタイムで車両情報を見ることができる。
楽し過ぎる!(脇見注意)
ちなみに、JB64/74ジムニーの場合、油圧と油温は見ることができないので、これらに関しては追加メーターを設置している。
-
JB74ジムニーシエラに油圧計&油温計を取り付ける 〜エンジンの状態を知る重要な計器〜
さて、今回はジムニーに油圧計と油温計のDIY取り付け。 JB74の油圧&油温は警告ランプが付いているのみなので、走行中の温度や油圧を知ることはできない。もちろん、知らなくても特に問題なく走行はできるの ...
続きを見る
③コムテックはデータ更新が無料
(コムテックから引き継いだBLITZも無料)
実はレーダー探知機は、常設オービスに対してはレーダー波を受信するより、主にGPS位置情報でアラートを出している(レーダー受信は対移動オービス)。
故にGPSデータは最新であることが望ましいのだが、データ更新が有料のメーカーだと気軽にアップデートするのに壁を感じるので、データ更新無料のコムテックを選択した。
また、今回は無線Wi-Fiカードも購入。
48Rはサイバーナビの「docomo in car connect 」で、車内ではLTE回線繋ぎ放題の環境。
レーダ探知機の無線LAN設定で「サイバーナビ 」を選択して「自動ダウンロード」に設定しておけば、常に最新オービスデータである。
便利な世の中になったのう。
JB74ジムニーにレーダー探知機を取り付ける
セパレートタイプはやや設置が面倒だ。
普通のレーダー探知機の場合、本体をOBD2ケーブルで接続するだけだが、セパレートタイプだとOBD2ケーブルはコントロールユニットに接続して、コントロールユニットからさらにレーダー受信部とモニターに接続するというように、ちょっとだけ配線の取り回しが必要になる。
作業時間:60分
作業難易度:★★☆☆☆
手順①OBD2ケーブルの設定
OBD2ケーブルはメーカー車両別に設定が必要。
設定表は下記(コムテックもBLITZも同じです)。
JB64/JB74ジムニーは「14」でOK。
というわけで、OBD2ケーブルは「14」に設定。
手順②ハンドルコラム右側のパネルの取り外し
配線作業のため、あらかじめパネルを取り外す。
パネルは手で手前に引っ張ると簡単に外すことができる。
パネルを外すとコネクターが2つ見えるので、これらも外す。
ちなみにパネルの裏側はこんな感じ。差し込み式の爪6本で固定されている。
手順③右側Aピラーカバーの取り外し
レーダー探知機ケーブルを引回すために、ピラーカバーを外す。
ピラーカバーの上部を手前に引っ張って、その後上方向に引っ張ると外れる。
手順④レーダー受信部の取り付け
レーダー受信部はなるべく感度の良い場所に取り付けたい。
車両の左右に寄せるより、中央が良いとのことなので、ナビの上部に取り付けることにした。
レーダー受信部を台座にセットする。
付属の両面テープで貼り付け。
ケーブルはフロントガラスとダッシュボードの間を通した。
エーモンの配線止めで、なるべく目立たないように配線。
ケーブルはピラーからダッシュボード下へ。
手順⑤モニターの取り付け
セパレートタイプを買ったので、当初モニターはダッシュボード上以外に取り付ける予定だったのだが、意外と良いスペースがないので、結局ダッシュボード上へ(セパレート買った意味なし。良い取り付け場所があったらこっそりコメントから教えて下さい。)。
モニターも両面テープ付き台座にセット(無線LAN Wi-Fiカードもインストール)。
設置場所はメーター上。
メーター上にトレーを接地しているので、そこに貼り付けた。
手順⑥OBD2ケーブルの接続
OBD2ポートはボンネットオープナーのすぐ右にある。
ここに手順①で設定済みのOBD2ケーブルを接続する。
手順⑦全てをコントロールユニットに接続する
取り外した右パネルあたりから「レーダー受信部ケーブル」「モニターケーブル」「OBD2ケーブル」を引き出す。
3本をコントロールユニットに接続する。
コントロールユニットの設置場所は、ブッシュスタートボタンの奥に両面テープで固定するスペースがあったので、そこに固定した。
あとはケーブルを綺麗にまとめて、パネルやピラーカバーを戻して完成。
JB64/JB74ジムニー
レーダー探知機取り付けまとめ
オービス警報でしっかり運転サポートしてくれるので、見知らぬ道も安心!
また、車両情報が表示されて追加メーターの代わりにもなるし、車両情報をリアルタイムで表示できるのは非常に興味深い(笑)
懸案の水温もばっちり表示。
走行中は90℃前後で安定するような制御が入っている。
例の「低水温ランプ」も検証の結果、60℃で消灯することが判明した。
昔の車でいう、水温計の針が動き始めるあたりが消灯タイミングか。
レーダー探知機選び、取り付けの参考になりましたら幸いです。
他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。