車中泊の必需品といえばサンシェード。
これがないと日の出と同時に朝日が差してきて寝てられないし、冬はサンシェードが窓を断熱することで、車内の保温性が良くなる優れものだ。
48Rももちろん車中泊にはサンシェードを使っているのだが、実は2種類購入しており、一つ目は車中泊サンシェードでど定番の趣味職人の「プライバシーサンシェード」もう一つは同じく趣味職人から廉価版として販売されている「シームレスサンシェード」である。
結論から言うと、高い方の「プライバシーサンシェード」のほうがお値段以上に良いのでオススメなのだが、その理由を実体験を交えてねっとりとレビューしていく。
購入した車中泊サンシェード
趣味職人 プライバシーサンシェード
いま主力で使っているのが趣味職人さんのプライバシーサンシェード。
フロントガラスと運転席側窓、助手席側窓、後部座席の左右の窓、リアガラスの合計6枚を収納袋にいれた状態がコチラ。
全部出すとこんな感じで、それぞれのサンシェードには折り目がついており、全てのサンシェードが大体同じくらいの大きさに畳むことができる。
使用時はこのように展開する。
サンシェードの中身は1cm厚くらいのスポンジになっており、車中泊の時は断熱性を発揮してくれる。折り目や縁の縫製も綺麗で、作りの良さを感じるサンシェードである。
ちなみに吸盤は取り外し可能なので、吸盤に変なクセがついても単品売りされている吸盤に交換可能だ。
また、リアガラスの熱線部は吸盤がくっつきにくいのだが、マジックテープのベースを窓に貼り付けてるタイプの「マジック吸盤」に換装することもできる。
趣味職人 シームレスサンシェード
最初に購入したのが趣味職人さんの「シームレスサンシェード」
こちらのほうはプライバシーサンシェードに比べてお値段半分くらいなので、最初は値段に釣られてシームレスサンシェードを購入した。
こちらはキャンプの銀マットを薄くしたような作りで、ウレタンスポンジにアルミを貼り付けた作りになっている。
「シームレス」というと聞こえは良いのだが、折り目がないので小さく畳むことは出来なくて、丸めて収納することになる(まあ、折りたたむこともできなくないが、「折り目」のクセがついてしまい、見た目が悪くなったり隙間の原因になったりする)。
なので、収納する時は全部を重ねてまるっと丸めて収納袋に放り込んでいる。
とはいえ、折りたたんで収納できるほうが狭いジムニーではなにかと便利で、こちらはあまり使わなくなってしまった。
車中泊サンシェード使用レビュー
趣味職人「プライバシーサンシェード」レビュー
プライバシーサンシェードに買い替えてから、もっぱら主力はコチラ。
黒いサンシェードなので、外から見ると窓は真っ黒。
外から中が見えないので、道の駅の駐車場などでも周りの目を気にすることなくプライベート空間を作り出すことができる。
セッティングは窓に吸盤で貼り付けるだけなのだが、全部で6枚(フロントガラス、全部座席左右、後部座席左右、リアガラス)もあるので、設置はそれなりに面倒臭い。
最近は車中泊の度に6枚もセットしてられないので、後部座席左右とリアガラスは荷室の目隠しも兼ねて常時つけている。これだと車中泊の時はフロントガラス、運転席の左右だけなので設置が早いし、持ち運びも3枚なので楽になる。
また、プライバシーサンシェードは外からは真っ黒の見た目なので、サンシェードつけっぱなしでジムニーの撮影をしても見栄えが悪くならないのもメリット。
ちなみにリアガラスにサンシェードを常時貼り付けているとルームミラーで後ろが見えないのだが、デジタルインナーミラーにしておくとカメラ画像になるので問題なし。
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ドラレコにもなるので、非常にオススメです。
また、バックカメラもつけているので、サンシェードつけていても後ろの死角も問題ない。
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リアガラスは熱線の影響で吸盤が外れやすいのだが、透明のベースシールを貼るとマシになる(それでも外れることはたまにあるが)。
最初に位置をマーキングして、吸盤補助シールを貼り付ける。
↑外からはうっすらシールが見えるが、カッコ悪いというほどではないかな。
車中泊セッティング時の車内はこんな感じ。
外から中は全く見えないのでジムニーがプライベート空間に早変わり。
車中泊の夜はパソコンでアニメ見ながら酒を呑んどります。
朝はこんな感じ。
ぴったりセットしていないのでフロントガラスに隙間が開いているが、ちゃんとセットすればピッタリフィットで遮光性は完璧(ピッタリセットにすると朝でも真っ暗で目が覚めないし夜が明けたかも分かりにくいので、わざとフロントは適当にセットしている。こんど完全シャットアウト版の写真も追加予定)
朝日が眩しくて目が覚めることもなく、朝まで快眠!
趣味職人「シームレスサンシェード」レビュー
お値段が「プライバシーサンシェード」の約半分の「シームレスサンシェード」
外から見るとこんな感じだ。
いかにもな車中泊マット。プライバシーサンシェードのように後部のサンシェードを常時利用するには、ちょっとジムニーがカッコ悪くなるので使用が憚られる。
リアガラスの熱線で吸盤が外れやすいのは「プライバシーサンシェード」と同様なので、吸盤シールの使用を推奨する。
車中泊セッティング時はこんな感じ。
車内からの使用感は、プライバシーサンシェードと比べても遜色ない。
違いといえば、収納性と常時使用時の見た目なのだが、それが48Rにとって小さくない影響度なので、結局車中泊で持ち出すのはシームレスサンシェードよりプライバシーサンシェードなのよね。
車中泊サンシェードまとめ
サンシェードがあると車中泊時に外から車内が見えずプライベート空間を作り出すことができるし、街灯や朝日の眩しさからも守ってくれるので、車中泊の必須アイテム。
また、さまざまなジムニー用車中泊サンシェードが販売されているが、趣味職人さんのプライバシーサンシェードはその中でも少々お高いのだが、その作りの良さや使い勝手からお値段に見合う価値はあると思っている。
じつは48Rは昔からハイエース車中泊では趣味職人さんのプライバシーサンシェードを愛用していて、今回はリピート買いでもある。
やはりプライバシーサンシェードは満足度高し。
また、最初に買ったシームレスサンシェードだが、収納性や外からの見た目が良くないことに目を瞑れば、遮光性など寝る性能については問題ない。そんなに車中泊の機会も多くなく、サンシェードは安く済ませたいという意図なら、シームレスサンシェードが好適である。
以上、サンシェード選びの参考になれば幸いです。
また、その他ジムニー車中泊で役立つマットレスや防虫ネットは別記事でまとめてます。
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