PVアクセスランキング にほんブログ村

PR MTB MTB雑学

【MTB選び】最新エンデューロバイクのジオメトリー比較【スペシャライズド エンデューロ購入】

2022年秋にスペシャライズドのエンデューロを購入したのだが、世の中には魅力的なバイクが沢山あるわけで、迷いに迷ったバイク選び。

バイクを選ぶ時はサスペンションシステムやパーツチョイスと並んで気になるのがジオメトリー。

ジオメトリー比較をする際、各メーカーのHPのジオメトリー表を見るわけだが、メーカーごとにジオメトリー表の配置が異なり、非常に比較しにくい!

というわけで、購入検討している各車のジオメトリーを比較しやすい表を作ってみたのだが、、せっかく夜なべして作った表なので、ブログで共有します(必要な人のお役に立てれば幸いです)

 

ダウンヒルバイクのジオメトリー比較表は別記事でまとめてます。

【MTB選び】最新ダウンヒルバイクのジオメトリー比較 2024/10/08更新

48Rがスペシャライズド エンデューロを購入するときに作ったジオメトリー 一覧表だが、ダウンヒルバイクバージョンも作ってたので、そちらも共有します。 結局はダブルクラウンのバイクは富士見パノラマでのダ ...

続きを見る

 

オールマウンテンカテゴリーはこちらの記事。

【MTB選び】最新オールマウンテンバイクのジオメトリー比較

ジオメトリー比較表の共有シリーズ、オールマウンテンカテゴリーのバイク編。   エンデューロカテゴリーのジオメトリー比較はこちらの記事。   ダウンヒルバイクのジオメトリー比較表はこ ...

続きを見る

 

下り系ハードテールはこちらの記事

【MTB選び】下り系ハードテイルMTB ジオメトリー比較表

ダウンヒルバイクとフルサスを売却して、全てを集約するためのSPECIALIZED ENDUROを買った当時こそ「もうバイクは増やさない!」と思っていたのだが、最近にわかに欲しくなってきたのがハードテー ...

続きを見る

 

ENDUROをどういうパーツで組んだかは、こちらの記事で紹介。48riderのドリームビルドです。

Specialized ENDURO S-WORKS購入 〜29インチエンデューロバイク〜

秋にフレームを購入して、やっと組み上がったSpecialized ENDURO。 今回も完成車ではなく(そういえば、完成車は一度しか買ったことない)こだわりのパーツチョイスのバラ組なので、仕様を紹介し ...

続きを見る

 

※更新履歴

2024/10/20 Specialized ENDURO 2025追加  UDHに対応しただけで、その他変化なしでした。

2024/07/24 Specialized Status 2 追加

2024/04/30  RockyMountain 2024 Altitude/Forbidden 2024 Dreadnought V2 / Scot 2024RANSOM / Mullet仕様のSpecialized ENDURO追加

2023/11/11 TREK SLASH GEN6/ Rockymountain Slayer 2024追加

 

エンデューロバイクジオメトリー比較表

表はクリックすると拡大します。

  • 重量についてはメーカー公表値を記載。パーツチョイスで重量が異なるので参考値(ほんとはフレーム単体重量で比較したい)
  • 可変ジオメトリー車については両方記載
  • Average, Max, Min値の算出に関しては、可変ジオメトリー車の場合はヘッド角が高い方の値だけ計算値に採用(出荷状態ではヘッド角度高い方だと思われるので)
  • BB drop値は29インチとマレットで基準が異なるので単純な比較はできない

 

購入したスペシャライズド エンデューロのジオメトリーはというと、「デビューは2019年だが、2022年現在でも古さを感じることなく、現在のトレンドの中央にいる」と評されている(唯一シートチューブアングルが少しだけ寝ているのが、欠点ではないがオールドスクールを感じるポイントとも言われている)

 

48riderが
スペシャライズド エンデューロに
決めたわけ

ここからは蛇足になるが、48Rがスペシャライズド エンデューロを購入した理由について書いていく。

高評価!2019年のベストエンデューロバイク

今のスペシャライズド エンデューロがデビューしたのが2019年。

当時のBike MagazineEnduro Magazine, Pinkbike, Enduro MountainBike Magazineなどの有名バイクメディアに大絶賛され、華々しい飾ったバイクである。

(前3社はアメリカのメディア、Enduro MountainBike Magazinはドイツメディアなので、幅広く受け入れられていることがわかる)

とくにエンデューロマガジンの一気乗りレビューでは、映えある「BEST IN TEST」の称号を手にしたのである。

 

こちらはPink Bikeのテスト動画。PinkBikeはレースというよりパーク志向のメディアだが、ここでも高評価。

 

各メディアのレビューを要約すると

  • 登りはリアサスのロックアウトしなくてもぐいぐい登る。
  • 下りはとにかく速い(Bike Magのテストでは、テスター全員がエンデューロで最速ラップ)
  • リアサスの吸収性は抜群
  • 抜群の安定性で、気がついたらかなりのスピードでている
  • まるでトレイルバイクの登坂性能とDHバイクの走破性を合わせ持ったバイク

などなど、とにかく絶賛の嵐。

欠点といえば、S-works Ver.の価格の高さを指摘されるくらいで、性能面に関してはほとんどネガティヴなコメントがないほどである。

うーむ、こんなに絶賛されると、気になっちゃうよね。

 

そして下の動画は140万回も再生されているスペシャライズド エンデューロのドリームビルド。

買う前にこういうの見ると、ますます欲しくなっちゃうじゃない(妄想も膨らむ)

 

2024/10/20更新

2025モデルのSpecialized ENDUROが発表されましたが、

 

 

下りの速さを重視したDEMO直系サスペンション

リアサスペンションは4-Barリンクにレバレッジレシオを制御するための2個のリンクを追加した構造(メディアによっては6-Bar linkageと記載されているが、動作自体はリアサスペンションのボトムリンクに接続された2個のリンクはアクスルの動きに関係なく、4-Barとして作動する)

特徴はメインピボット(上画像のリアサス下のピボット)の位置がBBよりかなり前に位置しており、リアが沈んだ時のアクスルパスが後ろ伸びるようになっていてギャップの吸収性に優れるリンク構造となっている(ハイピボットバイクと狙いは同じ)。

 

実はこれ、スペシャライズドのダウンヒルマシン、DEMOと基本リンク構成は全く同じである。

 

 

DEMOの4-BarリンクもメインピボットがBBよりかなり前に配置されているしレバレッジレシオを制御する2個のリンクも同じである。

つまり、UCI Downhill Wold Cupに勝つため、下りの速さを追求したレーシングバイクのDNAを受け継ぎつつも、ゲレンデだけでなく自走トレイルも楽しめる汎用性も得た欲張りなバイクがエンデューロなのである。

 

より技術的な話は、スペシャライズドのオフィシャルブログに詳しく書かれているので、気になる人はそちらもチェックされたし!

最高に速い!!!新型Enduroに関するQ&A

 

2022年でもエンデューロバイクのベンチマーク

デビューした2019年末〜2020年は凄かったのは分かったけど、今はどうなのよ?ってところだけど、2022年モデルが出揃うThe Loan Wolfのエンデューロバイクテストでも、ベストレースバイクやら、テスターのイチオシバイクに選ばれたりしており、まだまだ性能は一級品。

 

どのバイクでレースをする?の質問に、真ん中のテスターが真っ先に答えたのがスペシャライズドエンデューロ。

 

まだまだ戦える!

 

※※2024/10/20更新※※

2025モデルのSpecialized ENDUROが発表されましたが、UDHに対応しただけでフレームには変更ありませんでした。

↓2025 Specialized ENDURO PRO

現在のエンデューロバイクのジオメトリーって、だいたいSpecialized ENDUROをベンチマークに作られているので、今でも最新バイクと戦えるスペックなんでしょうね。

(キックバックが大きい設定の4バーサスペンションなので、O-Chainなどキックバックを抑制するパーツは欲しいところですが)

 

ジオメトリー比較まとめ

というわけで、48Rideがスペシャライズド エンデューロを購入した時に作ったジオメトリー表の共有記事でした。

 

2019年のスペシャライズド エンデューロのモデルチェンジにて一気に「ロングリーチ、ロングホイールベース、寝たヘッドアングル」に進化したわけだが、2021年以降にモデルチェンジしたバイクの多くは「スペシャライズド エンデューロのジオメトリーをリファレンス」にしていると感じている(個人的な感想だが)

なので、2023年モデルも出揃う現時点でもスペシャライズド エンデューロのジオメトリーはまだまだ古さを感じることなく、優れたリアサスペンションシステムと相まって、まだまだ一軍を張る戦闘力を備えているのだと思っている。

 

Pick Up

1

皆様はJB64/JB74ジムニーで車中泊を楽しんでますか? 軽自動車規格で狭い室内ですが、工夫次第では快適な夜を過ごすことができます。 ジムニーでの車中泊も50泊を超え快眠のノウハウも溜まってきたので ...

2

ジムニーのシフトレバーの前にあるトレイってめちゃくちゃ小さくてハイチュウ入れくらいの使い道しかなかったのだが、この使いにく純正トレイを大型トレイに入れ替えてみたら、普通の二つ折り財布も置くことができて ...

3

ジムニーの空気圧について、サイズアップしたり特にLT規格のタイヤを装着したときの空気圧について悩んでいる人も多いかと思う。 ジムニーの指定空気圧は180kPaなのだが、サイズアップしたタイヤの指定空気 ...

4

2018年のデビューから3度のマイナーチェンジを重ねて4型へと熟成が進んだJB64/JB74ジムニー。 マイチェン度に多くの変更点があるので、今回の記事はその変更点についてどこよりも詳しくまとめてみた ...

5

突入防止装置の新基準に端を発するジムニーリフトアップ問題。 まだまだ不透明な部分が多く解釈が割れている突入防止装置の新基準であるが、新基準発布以降の令和3年9月製造のジムニーがそろそろ3年経ち初回車検 ...

6

歴代200系ハイエースを振り返ろう!の記事。 ワタクシメ、ハイエース200系は1型と4型を所有してきたのだが、同じ200系と言えど、乗り換えるとその変化点の多さに驚かされることしきり。 そこで、今まで ...

-MTB, MTB雑学
-, ,