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ドアパンチ防止!ジムニーのリアゲート ツーストップオープナー取り付け【JB64/74ジムニー便利グッズ】

JB64/74ジムニーのリアゲートは自動で全開する仕様なので、壁際や後ろに車がいる際は、開けるのにとても気を遣ってしまう。

今回購入したPLOTのツーストップドアオープナーはリアゲートを50cm、80cmでもストップできるので、勝手にフルオープンすることなくドアパンチ防止に効果的だ(下の画像のように、後ろが狭い時は重宝する)。

 

一方で、ゲートダンパーの動作が独特なので、慣れが必要な部分もある。

今回の記事では、メーカー説明文だけでは分からない実際の使い勝手について、詳しく解説します。

 

JB64/74ジムニーの純正状態リアゲートの動作

純正状態ではリアゲートのノブを引いてロックを解除すると、ダンパーの反発でスー――ッと一気に全開状態になってしまう。

後ろに壁や他車がいたりすると、常に手で押さえ続けないとならない状態だ。

48Rとしては、非常にドアパンチが怖い。壁にぶつけるくらいなら一晩枕を涙で濡らすくらいで済む話だが、相手がいるとなると、お金と貴重な時間を大きく失うことになる。

今回はその対策として、プロトさんのツーストップドアオープナーの購入に踏み切った。

 

 

PLOT ツーストップドアオープナーの動作

文字通りツーストップ、具体的にはフルオープン以外にも50cm、80cmの位置でストップできるようになっている。

これだけだと、おお、素晴らしい!と手放しで喜べるのだが、動作にクセがあって、運転席のサイドドアのような止まり方はしないので注意が必要だ。

詳しく解説する。

 

リアゲートを開けるとき

まず、ドアノブを引いてロックを解除すると、ツーストップオープナーの反発力は非常に弱いので、ゆっくりしたスピードで開いて50cm位置で止まる。

非常に遅いので、こんなゆっくり開けてられるか!と、勢いよくドアを開けようとすると、今度は猛烈な反発力でドアが閉じようとするのだ。

ドアをゆっくり開けると反発力が生じないので、50cmに位置で止めようとすると、そぉぉっと50cm位置までドアを開ける必要がある。

80cm位置やフルオープンも同様だ。

急いでいて勢いよくドアを開けると、おおっ!っと声を漏らしそうなくらいの反発力でドアを持っていかれる。挟まれないように注意が必要なくらいだ。

しかも強烈な反発力に反抗して無理に開こうとすると、ツーストップオープナーが壊れてしまうそうだ。

 

文章だけでは伝わりきらないと思うので、動画も撮ってみた。

コイツを使おうとすると、常に丁寧でゆっくりした動作を求められる。

運転席のサイドドアのように、軽くロックがかかって止められる超便利グッズだ!と、思っていたら、結構肩透かしを食うことになる(48Rがそうな様に)。

急いでいる時ほど例の強烈な反発力にドアを閉じられ、非常にイライラすることが多いのが現状だ。

 

ドアパンチしない代わりに、普段の使い勝手が大きく損なわれていると感じている(まあ、慣れたらなんとか許容範囲にはなってきたが、慣れてない同乗者は相当な違和感と思う)。

 

 

ドアを閉めるとき

閉めるときは開けるときが嘘のように、なんの抵抗力、反発力もない。

フルオープンから閉めるときも50cmと80cmのストップポイントをなんの抵抗もなく過ぎ去るのだ。

閉めるときは開けるときに比べるとほとんどストレスを感じない。

とはいえ、閉める時にも気になる点があって、ツーストップオープナーの反発力が弱過ぎるので、下り坂に頭を向けて駐車すると、50cm位置で止めようにも重力でリアゲートが勝手に閉じてしまうのだ。

水捌けを良くするため、傾斜のついている駐車場なんかは要注意だ。

 

 

車中泊で活躍

ドアパンチ防止以外にも、最近は車中泊でも活躍している。

車中泊しているとけっこう熱気がこもるので、リアゲートをちょっと開いて換気をしたいが、純正のドアダンパーだとちょっと開くと全開になってしまう。

その点、ツーストップドアオープナーがあれば、50cm位置で固定できるので、都合が良いのだ。

車中泊でもかなり使えるアイテム。

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ツーストップドアオープナーの取り付け方

必要工具

・マイナスドライバー

 

純正リアゲートダンパーの外し方

まずはマイナスドライバーで、リアゲートダンパーのロックを外す。

 

ロックを解除したら、上に引き上げてダンパー本体を外す。

 

リアゲートダンパーを外すとリアゲートがフリーになる。風が強い日は急にドアが開いてヒンジに思わぬストレスがかかって破損するかもしれないので、十分に注意して作業されたし!

 

 

ツーストップドアオープナーの取り付け方

最初からグリスが塗られているので、あとはピロ部に押し付けるだけで自動でロックされる。

取り付け作業は10秒で完了。

 

使い勝手まとめ

純正ドアダンパーに比べるとドアパンチ防止に対しては絶大な効果はある。

とはいえ、開けるのに独特なダンパー動作で普段の使い勝手は悪くなるので、メリットとデメリットを考えたうえでの購入をお勧めする。

2万円弱と決して安くないので、メリットだけ見て買うと後悔すると思う。

 

 

おまけ APIO リアゲートストッパー

原始的な方法だが、APIOさんからはリアゲートが勝手に開くのを抑制するベルトが販売されている。

これもリアゲート開閉でいちいちベルトの付け外しが必要だったり、両面テープ固定で大丈夫かいな?という不安はあるが、3,000円もしないので多少のデメリットは目をつぶれそうである。

 

 

他にも「JB74ジムニーシエラ」タグで色々ジムニー 記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。









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