JB23のエアコンは他の車種に比べて効きが弱いので、エアコンパイプの断熱化をしてみた。
とても簡単なカスタムだが、エアコンの温度とてしては3℃下げられたので、やって良かったカスタムです。
JB23のエアコン配管はエキゾーストの近くを通る
JB23のエアコン配管はエンジンルームの中でも最も熱いエキゾースト付近を通っている。
せっかく冷えたエアコンガスなのに、排気の熱で暖められたら効率悪いよねということでエアコン配管を断熱することにする。
また、今回はエバポレーターからコンプレッサーに戻る低圧側のパイプだけに施工する。高圧側はそもそもエアコンガスの温度が高いので、断熱することでよけい熱がこもりそうな気がするので施工しないことにした(48Rはカーエアコンに明るくないので、詳しい方いたら高圧側も断熱したほうが良いのか教えてください)。
JB23のエアコン配管の断熱方法
とくに難しい作業もなく、とても簡単です。
作業時間:10分
作業難易度:★☆☆☆☆
必要な材料
- パイプ断熱材
- アルミテープ
- タイラップ
パイプカバーをエキゾーストの熱から守るため、アルミテープは必須。
必要工具
- ニッパー
- ハサミ
手順①クーラントのリザーバータンクを外す
作業の邪魔になるクーラント(冷却水)のリザーバータンクを取り外す。
リザーバーの上にはるインレットパイプも邪魔なので、右のエアクリーナーボックスのクリップを4ヶ所外して、エアクリーナーボックスの上蓋ごとずらしてスペースを確保する
リザーバータンクは差し込まれているだけなので、上に持ち上げると簡単に外すことができる。
リザーバータンクを外すとエアコンの配管がよく見える。
手順②エアコン配管を断熱する
パイプカバーをエアコンの低圧側配管に被せて、タイラップで固定する。
手順③アルミテープで保護する
手順②で完成した気になっていたのだが、テスト走行してみたらエキゾースト付近のカバーが溶けとるやん!
というわけで、アルミテープで保護。アルミ1枚とはいえ、アルミテープは輻射熱を反射するのでこれで十分なはず。
JB23ジムニー エアコン配管の断熱化の結果
■エアコン配管断熱前の計測結果
外気循環でエアコン温度最低の状態(外気温は33℃)。吹き出し口の温度は16.9℃。外気温から16℃下がっているが、エアコンの効きとしてはいまいち。
■エアコン配管断熱化後の計測
おお、約3℃下がった。
3℃違うとひんやりしたのがわかるくらい違いを感じる。
ガンガンに冷えるようになったわけではないが、エアコンの弱いJB23ジムニーが少しでも改善できて大満足です。
他にも「JB23ジムニーカテゴリ(☜クリック)」で色々ジムニー 記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。