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【ポン付け】ハイエース(トヨタ車)にレクサスホーンをDIY取り付け 〜LEXUS LS600hL純正ホーンで高級車の音に~

ハイエースのホーンは「ビッビーッ!」という昔の軽自動車みたいな音でえらく貧相だ。

そこで今回はちょっと上質な音にしようかと、ホーン交換では人気の高いレクサスホーン交換をしてみる。

社外ホーンは数あれど、レクサス純正ホーンは高級感のあるキレイな音でとても満足。

「ビッビーッ!」が「フォーン!」になりますよ(文字では分かりにくいので、下動画を参考に)

ピーピー警告音も入ってごめんなさい。

 

 

レクサスホーン

高級車のホーン

今回購入したのは「LEXUS LS600hL」の純正ホーン。

渦巻きホーンでなかなかの音を奏でそう。

ちなみにレクサスLS600hLのお値段は9,700,000円〜15,100,000円なり(ひぇ〜)。

 

ま、こう書くともの凄い高級ホーンに見えてくるが、実際はレクサスLS600hL専用ホーンではなく、クラウンやエスティマにも使われている。

セールス的にはエスティマ純正と謳うより、LS600hL純正ホーンって書いた方が良いんだろうけどね(レクサスホーンではなく、エスティマホーンじゃ買わんわなぁ)。

 

トヨタ車ならポン付OK

トヨタ車の場合、ホーンの接続はカプラーの付け替えだけで非常に簡単である。

 

 

ホーンが2個ついている理由は?

予備?

いえいえ、これは音色を良くするため。

ホーンが2個の場合、低音と高音に分かれていて、音楽で言うと、バイオリンだけの演奏よりチェロも加わった方が厚みのある音色になるのと同じだ。

ちなみに、ハイエースの場合S-GLはホーン2つ付いているが、DXの場合は1つしか付いていない。そのためDXのホーンはまるで原チャリスクーターのような貧相な音色を奏でる。

DXでもホーンの配線は2個分あるので、レクサスホーンの取り付けは可能だ。

 

純正ホーンはこちらの画像の左側。

余談だが、左のような平形ホーンと右の渦巻きホーンでは音を鳴らす仕組みが異なる。

なので仕組み上どうしても平形ホーンは「ビーッ!」という音にしかならないし、渦巻きは「フォーン!」という音になる。

そこそこのお値段の車には、純正から音色の良い渦巻きホーン+2連ホーンという設定になっている場合が多い。

 

もっと脱線するが、車のホーンは電磁的に振動板を鳴らしているのに対し、暴走族が使っているラッパのホーンはコンプレッサーを使って空気をラッパに送って、自動的にメロディーを鳴らしている。

以上、パラリラ、パラリラの正体でした。(「パ」「ラ」「リ」「ラ」と各音を鳴らす練習をしているわけではない)

 

 

 

取り付け方法

48Rの4型S-GLの場合での取り付け例を紹介する。

ネットで調べるとバンパーを外して作業している場合もあるが、4型S-GLの場合はバンパー外さなくともホーンの交換はできた。作業時間は30分程度だ。

 

※注:
ハイエースの型式やグレードによって、ホーンのステーを曲げたりする必要があります。4型 ディーゼル S-GLなら加工なしのポン付でした。

また、5型以降の2.8Lディーゼル車はアドブルー関係の部品でグリルとバンパーを外す必要があります。

 

手順①低音側ホーンの取り外し

ホーンの位置は車の外から見ると赤○のあたり。

 

覗き込むと低音側のホーンと取り付けボルトが見えるので、グリルの間から12mmのソケットでホーンを取り外せる。

ボルトに対してやや斜めになるので、ユニバーサルジョイントがあると作業がしやすい。

 

そうそう、ホーンにはカプラーで配線されている(画像は低音側ホーン裏側から)。

赤○部分のカプラーをあらかじめ抜いておこう。

 

 

手順②高音側ホーンの取り外し

高音側ホーンは車の下に潜り込んでの作業になる。馬があれば作業しやすいが、ローダウンしてなければ馬なしでも作業は可能だ。

車の下からバンパー裏を覗き込むと、高音側ホーンが見える。

 

低音側ホーンと同じ要領で、カプラーを抜いて12mmのソケットレンチで取りはずそう。

ちなみに、ラチェットを振るスペースが狭いので、短くて送り角度の小さいラチェットが作業しやすい。

愛用のFACOM R161。コンパクトサイズで送り角5度。狭い場所で大活躍だ。

 

 

 

手順③取り外しと逆の手順でレクサスホーンの取り付け

純正ホーンとレクサスホーンでカプラー形状は同じなので、作業は単純。

それにしても、レクサスホーンのこのデカさよ。良い音鳴りそう。

 

 

低音側ホーンの取り付け。

低音ホーンのボルト締めは、取り外し同様バンパーの外側から12mmのソケットレンチを突っ込んで締めこんだ。

ボルトに垂直にはアクセスできないが、ユニバーサルジョイントでなんとかなる範囲。

ユニバーサルジョイントがない場合は、ボルトが斜めに入ってネジ穴潰さないように要注意だ。

 

 

高音側ホーンの取り付け。

スペースが狭いが、バンパーを外さなくても作業可能。

 

最後にカプラーを接続して作業完了だ。

お疲れ様でした。

 

 

インプレとまとめ

作業自体は30分程度の簡単作業。

純正の「ビーッ!」が「フォーン!」というキレイな音になったし、平形ホーンから渦巻きダブルに見た目も豪華になった(見えないけど密かな満足)。

ハイエースのホーンの音は貧相なので、意外と変化しろが大きく面白いカスタムです。

 

 

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