ECU書き換え検討で各社比べているんだけど、あっちこっちのサイトで見比べるのが面倒なので、まとめ表を作りました。
48Rのようにどこで書き換えるか迷っている方のために共有します。
(書き換える書き換えると言っておきながら、早1年経過。。MTBやスノーボードでもお金がどんどん出ていくので、なかなかジムニーカスタムする余裕ができないのですが、いつかはECU書き換えしたい!)
ジムニーのECUチューニングについて
ECUチューニングの違いについて
まずはECUのチューニングについて、「ECU書き換え」と「スロコン」や「サブコン」の違いについての基本的なお話。
そんなん知ってるわい!って方は次の章まで進んでください。
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JB64/JB74のスロコン/サブコン/ECU(ECM)書き換えの違いについて詳しく解説します
エンジンチューニングの定番といえば制御系のチューニング。 JB64/JB74ジムニー向けにもスロコン/サブコン/ECU(ECM)書き換えなど様々なチューニングが出回っているが、これらの違いはご存知でし ...
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ECU書き換えのメリット/デメリットについて
さて、どんなチューニングでもその裏にデメリットはあるもの。ECU書き換えについてもメリットデメリットを把握しておこう。
ECU書き換えのメリット
ECU書き換えのメリットは、ECU本体のデータを書き換えるため、サブコン以上のパワーアップが望めること。
サブコンでは純正コンピュータのマッピングデータを騙してパワーの出る領域を使うのだが、あくまで純正の制御マップ内の範囲なので大きなパワーアップは望めないし、細かなチューニングもできない。
一方でECU書き換えの場合、純正ECUの様々な制御マップを書き換えることができるのでよりパワーアップが望めるし、チューンングも細かい領域まで追い込むことができる(ここら辺は書き換えマップを作るチューナーの腕の見せ所)。つまり、サブコンよりパワーアップとフィーリングの面で優れているのだ。
ちなみに、ラノーズさんでは下記のように様々な制御マップに手を入れられている。
「RA-NO'S +POWER ECM(ECU) JB74ハイオク仕様」内容
・各点火MAPセッティング
・各燃料MAPセッティング
・VVTセッティング
・電スロMAPセッティング
・トルク制御MAPセッティング
・エンジンプロテクションMAPセッティング
・クルーズコントロール速度リミット引き上げ(126km)
・スピードリミット引き上げ
・レブリミット引き上げ
・ラジエターファン作動温度設定引用:ラノーズHP
また、パワーアップだけでなく「クルコンの速度リミット引き上げ」や「スピードリミット引き上げ」も特筆すべきメリットである。特に軽自動車のJB64は140km/hでリミッターがかかってしまうので、サーキットではリミッターに当たってしまうし、また、新東名は120km/hが最高速なのだが、JB64/JB74のクルコンは105km/hがMAXなので、そもそも純正クルコンははスピードが足りていないのある。
ECU書き換えのデメリット
ECU書き換えのデメリットは以下の点。
- スズキの保証がなくなる
- サブコンに比べ費用がかかる
- 書き換えるのに来店orECU送付が必要(ECU送付の場合、1週間ほど車を使えない)
- 簡単に元に戻せない(再度ノーマルデータへの書き換えが必要)
- パワーアップはチューニングショップのデータ次第
ECUを書き換えるとエンジンが故障しても保証修理が効かないところが気になるところ。まあ、ショップさんも十分に走行テストをして安全マージンをとったデータなので大丈夫と思うが、ちょっと気になるところ。。
ちなみに、アトリカさんではECU書き換えのエンジン分解までされて耐久性を確認しているので、ご参考に。
その他、費用と時間がかかるのは、書き換えデータ作成の手間や書き換えのためのECU送付などを考えると受け入れなければならないかな。
一番悩ましいのは、どこのショップで書き換えるか?ということではないだろうか。
個人では比較はほぼ不可能なので(お金が無限にあれば各ショップで書き換え比較できるが、現実的ではないよね)、口コミまたはネット情報に頼らざるをえない。また、ショップがパワーチェックのデータを公開している場合もあるが、あくまでアクセル全開のパワーチェックのデータなので、ピークパワーやピークトルクまでは分かっても、ハーフアクセルからの踏み返しなどの特性まではわからないので、実際の使用感までは読み取れない。
本記事ではそんなECU書き換え検討の一助になるべく、各社ECU書き換えに関するデータやレビュー動画をなるべく集めてみた。
ECU書き換えができるジムニー、できないジムニー
ECU書き換えは魅力的なエンジンチューニングなのだが、書き換え可能なジムニーと不可能なジムニーがあるので注意が必要だ。
下表に書き換え可能なジムニーをまとめる。
| ECU書き換え可能 | EUC書き換え不可 | |
| JB64ジムニー | 1~4型 | 5型以降 |
| JB74ジムニーシエラ | 1~4型 | 5型以降 |
| JC74ジムニーノマド | 1型 | 2型以降 |
ECUが書き換えられなくなった理由としては、UN-R155という車のサイバーセキュリティ対策を定めた国際規格に適合がする必要が生じ、これによってJB64/JB74ジムニーは5型以降(ノマドは2型以降)は書き込み防止プロテクトがかけられたためである(要するに、車のコンピュータへのハッキング防止の国際規格)。
これは単にCAN IDと呼ばれる車のコンピュータの通信データの解析ができないというレベルではなく、書き込みにプロテクトがかけられてしまっているので、そもそもECUの書き換えがビタ一文不可能なのである(車の純正ECUを丸ごとセッティング可能なECUに交換してチューニングする方法もあるが、費用がかなりかかる)。
JB64のハンチングや息継ぎ現象について
ネットで評判を確認した範囲だが、ECU書き換えしたJB64で加速中に息継ぎやハンチングと呼ばれる加速度が上下する現象が報告されている。
ハンチングって何?という方は、下のアトリカさんが動画が大変参考になる。
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各ショップのブログや口コミを調べた限り、ハンチングが発生しているのはハイブリッジファースト、ラノーズさんのECU書き換え。とはいえ、他のショップさんも情報が少ないだけで発生している可能性はある。というか、条件次第ではノーマルECUのJB64でもハンチングは発生するらいい。
今のところ、ハンチングを制御して押さえ込んでいるのはアトリカさん。
また、ハイブリッジファーストさんもハンチングは発生しているものの、原因は把握しているので対策はサポートしてくれている。
ハンチング現象はJB64のみなのでJB74やJC74ユーザーは心配する必要はないが、JB64ユーザーは気に留めたほうが良いだろう。ちなみに、JB64でもレギュラーガソリン仕様のECU書き換えではハンチングの報告はないので、心配な方はハイオク書き換えは控えたほうが良いかもです。
JB64/JB74のECUチューニング各社まとめ
各社のECUの馬力アップ幅と金額をまとめました!(表が見切れている場合は、横スクロールします)
上段:馬力UP量(メーカーが公表している数値。公表していない場合は「-」)
下段:価格(販売ページにリンクしています)
| JB64ジムニー | JB74/JC74 | |||
| レギュラー | ハイオク | レギュラー | ハイオク | |
| ラノーズ | 馬力:+12.8% 52,800円(MT/AT) |
馬力:+44.4% spec.1 79,200円(MT/AT) |
馬力:- 59,400円(MT) 59,400円(AT) |
馬力:+11.8% spec.1 83,600円(MT) spec.1 74,800円(AT) |
| 馬力:- spec.2 103,400円(MT) |
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| 馬力:+55.1% spec.2 99,000円(MTのみ) |
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| アトリカ | 馬力:ー 49,500円 |
馬力:+43.8% Version2 88,000円 |
馬力:+6.7% 54,780円 |
馬力:+23.8% ストリート88,000円 |
| 馬力:+50.5% スポーツ 価格未定(未発売) |
馬力:+29.8% スポーツ110,000円 |
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| ショウワガレージ | 馬力:17.3% 55,000円 |
馬力:+35.3% 88,000円 |
- | 馬力:+6.2% 88,000円 |
エイリアンテック |
馬力:+17.7% 52,800円(STAGE1) |
馬力;+36.3% 96,800円(STAGE2) |
馬力:+7.8% 63800円 |
馬力:+8.8% 85,800円 |
| 馬力:+39.1% 129,800円(STAGE3) |
馬力:- 96,800円(トルク盛り盛り) |
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| ハイブリッジファースト | 馬力:- 108,900円 |
馬力:+50.3% 108,900円 |
馬力:+12.9% 108,900円 |
馬力:+15.4% 108,900円 |
| BRITZ | 馬力:+23.2% 55,000円 |
- | - | 馬力:+6% 55,000円 |
| TRUST | - | - | - | 馬力:+6.3% 110,000円 |
| TOP FUEL | 馬力;- 52,800円 |
馬力;- 応相談 |
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※馬力UP量は、何馬力UPではなく、ノーマル対比何%UPかで記載しています。というのも、馬力測定結果はリアタイヤで測定される馬力だったり、リアタイヤの出力をエンジン単体馬力に換算する係数がかかっていたり各メーカーでまちまちなので、横並びで見れるように『馬力UP率』で表示しています。
各チューニングショップのECU書き換えについて
ラノーズ
ジムニー会の重鎮、浦野アニキのプロショップ。
浦野アニキといえば、レースの実績はもちろん車作りに関してもワンオフパーツを用いてのエンジンチューンや、サスペンション、シャーシなどの足回りチューニング、車もジムニーからプロトカーまで精通しており、その技術、知識、経験は超一流。
もちろんECUチューニングにも明るく、そんなアニキが納得するまでダイナモテストと実走を繰り返して作り上げたECUデータは、めちゃくちゃ気になるECUチューニング。
そんなアニキに直接書き換えをしてもらうべく、遠方からも来店書き換えが多いとか?!48Rとしても興味津々。書き換えの第一候補
■JB74レビュー動画
■JB64 エイリアンテックからスペック1に書き換え
■JB64 スペック2のレビュー動画
アトリカ
渡邊社長率いる群馬のジムニーショップ。
本格的なロッククローリングやトライアル車両製作からECU書き換えやLINK ECUを持ちいたフルコンカスタムまで得意とするショップ。特にSJ30やJA11などの古い車両をLINK ECUでフルコン制御して最新のエンジン同等の制御で動かす等、ECUチューニングに関するマニアックさはジムニー業界随一。
今回ECUデータのまとめを作った際、JB74で一番エンジン出力が向上しているのがアトリカさんでした。
■↓JB74レギュラーガソリンで74.99馬力
(上のデータで示す通り、JB74純正ECUでもハイオク化するだけで5馬力もアップするようだ。以前下記のようなJB74にハイオクいれるだけで少し走りが良くなるよという記事を書いたのだが、その結果を裏付ける貴重なデータである)
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ノーマルECU(ECM)のJB74ジムニーシエラにハイオクで性能は上がるのか?
JB74ジムニーのECU書き換えを検討しているのは先のブログに書いた通り。 ハイオク使用のデータに書き換えるためハイオクガソリンに入れ替えているのだが、ハイオクにするだけでなんとなくパワーアップしてい ...
続きを見る
■↓JB74 Sports ECUで97.31馬力
ノーマル対比の出力比率は
97.31馬力 / 74.99馬力 = 129.8%!!!!
さすがECUの魔術師、すごい!!
■JB64レビュー動画
■JB64レビュー動画(別のジムニーショップ(同業者)からのレビュー)
ショウワガレージ
レース活動で培った技術をフィードバックした高性能パーツから、一般ユーザーにも嬉しいライトカスタムパーツまでジムニーカスタムを網羅した総合ジムニーショップ。
総合力が試されるラリー競技でも好結果を残しているショップです!
■JB64 ECU書き換えレビュー①
■JB64 ECU書き換えレビュー②
レインボーオート(エイリアンテック)
ジムニーによるサーキット走行など、オンロード走行も熱心なショップさん(200馬力のジムニーとか、シーケンシャルミッション搭載など夢のあるカスタムは必見!)。シャコタンジムニーやキャンディ号で有名ですよね。
エイリアンテック社の書き換えだが、実質レインボーオートさんメインでデータ作っている?(ジムニーのチューニングに明るいレインボーオートの横尾氏がECUデータを作っていとしたら、心強い!)。
■JB64 ステージ1 レビュー
ハイブリッジファースト
関西で速いジムニーを作るカスタムショップといえばハイブリッジファーストさんでしょう。
レースでもJSTC(ジムニー・スーパー・トライアル・チャンピオンシップ)で常に上位に入り込む性能は折り紙付き。
ハイブリッジファーストさんの特徴としては、コンピュータの仕様がかなり細かく分かれていることである。
JB74については燃料(レギュラーorハイオク)とエアクリーナーが純正かオープンタイプで2x2=4通りの買い替えがある。
JB64に至っては、上記の組み合わせ以外にもパワーチャンバーやレスポンスジェット、強化アクチュエーターなどでも書き換えデータが変わっており、種類がめちゃくちゃ多い。
ここまで細かくデータを作られているのには関心するのだが、後からパーツ変更するとECUデータはどうすんのって感じよね。
■JB74レビュー動画
■JB64レビュー動画
BRITZ
大手パーツメーカーがリリースする車種別ECU書き換えサービスにジムニーもラインナップ。
色々な車種でECU書き換えをやっている経験と安価な価格設定が魅力(楽天だと5万を切ります)
ジムニーECU書き換えまとめ
ECU書き換えをやっているショップを調べられる範囲でまとめてみた。
各社ECUを比較したレビューはかなり少なかったが(個人ユーザーで比較は難しいしね)、できるだけ網羅的にネット情報などを拾い集めてみた(これからも新しい情報があれば、随時アップデート予定)。
馬力計測データはピークパワーしか分からなく中間特性まではわからないし、エンジンフィールも実際に走らないとわからないわけだし比較も困難なので、結局はチューナーを信用して書き換えてもらうしかない。今回色々と情報を集めてみたが、どこがNo.1とか決めるつもりはなく、皆様のECU書き換え選びの参考になれば幸いでございます。
ジムニーはパワー不足だったりもっさりしたエンジン特性で、そこに不満を抱いている人も少なくないかと思う。そんな人にとっては馬力アップやエンジンフィールを改善してくれるECU書き換えは魅力的なカスタム。
48riderもお金に余裕ができたタイミングで書き換えをしたいが、今のところラノーズさんかアトリカさんで検討中です。
他にも「JB74ジムニーシエラ(☜クリック)」カテゴリーで様々なジムニーに関する記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。





