今回のレビューはハイボールとして人気の高いデュワーズホワイトラベル。
どこのスーパーにも置いてある入手性の良さに加え、ハイボールで実力を発揮するしっかりした旨味に程よいスモーキーさのバランス感。
また、千円台半ばというコスパ良さで、ハイボール要員や食中酒としても大活躍の1本です。
デュワーズホワイトラベルとは
デュワーズといえば、日本で一番売れているスコッチウイスキー(というか、世界的にみてもトップ10に入るし、米国でもスコッチウイスキーでNo.1の売り上げのブランド)。
個人消費で人気なのはもちろんなのだが、ハイボールにした時の抜群の美味しさで居酒屋のハイボールウイスキーとしても人気のスコッチウイスキーである。
ウイスキー作りの特徴としては、ダブルエイジ製法を世界で始めたのがデュワーズ。
これはモルト原酒とグレーン原酒をブレンドした後、再び樽に戻して一定期間(約6ヶ月)寝かせることで、原酒同士がなじみ、角が取れた非常にスムーズな味わいに仕上がる製法だ。
華やかな香りとスムースな味わいが特徴で、特に「ハイボール」のベースとして非常に高い人気を誇っている。
そのなかでもレギュラーボトルで人気の高いのが「デュワーズ ホワイトラベル」。
年数表記のないノンエイジのウイスキーだが、ジョンデュワーズの初代マスターブレンダー A.Jキャメロンが1899年に手がけた歴史のある一本だ。
ホワイトラベルの素晴らしいところは、千円台半ばという価格設定ながら、なめらかな口当たりとフルーティな香り、ほどよいスモーキーさのバランス感が素晴らしところ。ハイボールに抜群の相性で、48riderは居酒屋のハイバールがデュワーズだと、グッと拳に力が入る(笑)
700mlボトルがメインだが、コスパの良い1750mlの巨大なボトルも見かけることもある。とはいえ、ボトルは重いわ冷蔵庫や冷凍庫で場所取るわで、圧倒的にレギュラーボトルのほうがオススメだ。
現在は世界的なラム酒ブランドのバカルディ社傘下となっている。
| 製造業 | ジョン・デュワー&サンズ社(現在はバカルディ傘下) |
| 蒸留所(キーモルト) | アバフェルディ(南ハイランド) |
| 内容量 | 700ml |
| アルコール度数 | 40% |
| 原材料 | モルト、グレーン |
| 原産地名 | スコットランド |
| 種類 | スコッチウイスキー |
| 購入価格(執筆時) | 1,704円(近所のスーパー) |
ちなみに、日本でデュワーズを販売しているバカルディジャパンさんはちょくちょく販促でノベルティグッズをのキャンペーンをしていて、48riderもグラスやら扇子を頂いている。
扇子はいつでもさっと取り出せて涼風を得られてるだけでなく、ウイスキーブランドの扇子という珍しさから、個人的に満足度の高い逸品である(会社で「Dewar's」の文字をはためかせながらパタパタあおいでます)。
デュワーズホワイトラベルのラベル
ウイスキーのラベルって色々な情報が詰まっていて、色々読み込んでみると面白い。
まずはメインラベル。
ESTD 1846とあるので、創業は1846年のとても伝統のある蒸留所。
そしてモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたスコッチであることの「BLENDED SCOTCH WHISKY」の文字。
その下にはダブルエイジ製法であることが記載されている。また、スコッチウイスキーなので、もちの「PRODUCT OF SCOTLAND」表記。
続いて下部のラベル。
John Dewar & Sonsの表記。これは創業者のJohn Dewarsと、創業者の想いを引き継いで世界的なブランドに押し上げたJohnの息子の会社であることの表記。
↓の「GOLD&PRIZE 500 MEDALS」は数々の受領歴を示すもの。
また、口元のラベルには「WORLD'S MOST AWARDED BLENDED SCOTCH」の文字。
世界で最も受賞されているブレンデッドスコッチであることが示されている。
裏側の日本語ラベル。
ブレンデッドであることは表のラベルに書いてあったが40種ものウイスキーをブレンドしているのね。公式メッセージでハイボールに最適と謳っているが、まさにその通りだと思う。
あとはバカルディ傘下なので、輸入はバカルディジャパンが行っているのがわかる。
デュワーズホワイトラベルのレビュー
ストレート
バニラを想起させる甘さそのあとの洋梨のようなフルーティ感、その後にスモーキーなピートを感じる後味。
めっちゃスモーキーなわけじゃないけど、しっかりとした旨味の後の程よいスモーク感のバランスがデュワーズなのよ(スモーキーなウイスキーが苦手な人でもトライしやすい絶妙な感じ)。
この価格帯の割にアルコールのアタック感は弱く、口当たり良くてとても美味しい。ハイボールで人気のウイスキーだけど、ストレートも十分楽しめる。
ここでストレートが美味しいデュワーズ12年と比べてみる。
全然味が違う。
ホワイトラベルを12年熟成したというわけでなく、そもそもブレンドされるウイスキーのバランスがかなり異なる(と、48Rの舌は感じている)。
デュワーズ12年は後味のピート弱め。
その代わり、ねっとりとしたハチミツを想起させる甘さとフルーツ感もドライフルーツのようなギュッと味が詰まったフルーティさ、そして樽の香りの余韻が強い。
ホワイトラベルは軽快な甘さとスモーキーさのバランスのウイスキー。
12年はどっしりとしたボディで、口の中に広がる芳醇な旨味と心地よい余韻を楽しむウイスキー。
ロック
飲みやすい。洋梨のような爽やかな甘さと、喉越しのスモーキーな余韻が心地よい。
氷が溶けてくると、甘みは控えめになるが、程よいスモーキーさは健在。
氷の溶け具合で、前半は爽やな甘味と程よいピート感、後半はドライなスモーキーロック。
ロックはまったりと味の変化を楽しみながら飲むと面白いよね。
ハイボール
1:5で作ると居酒屋でよくあるデュワーズハイボール(いや、激安居酒屋だと1:6くらいかも)。
これも軽快な口当たりで美味しいのだが、家でハイボールを作るなら断然1:3の濃いめハイボール!
濃いめハイボールにするとロックの時と似た洋梨のような爽やかな甘さとスモーキーな余韻が楽しい飲みごたえのあるハイボールに化ける。
このバランス感がデュワーズホワイトラベルの良さよね。ベースがしっかりしているので1/8カットのライムを入れたりアレンジしても、酸味に後押しされてピート感がさらに引き出されるのが面白い!
デュワーズの他のラインナップと比べて
他のデュワーズも美味しいのだけど、ハイボールに限って比べるとなかなかどうしてホワイトラベルがとても美味しい。他のデュワーズもそれぞれ特徴があってとても楽しませてくれるのだが、ハイボールにしたときのバランス感でいうとホワイトラベルはある意味とても完成されていて、他のデュワーズと比べても見劣りしないのだ。
個人的には、
- ハイボールで飲むならホワイトラベル!美味しくてコスパも最高だし、安いので食中酒にも大活躍。
- ストレートやロックで飲むなら12年やミズナラ!芳香な12年や樽のフレーバーを感じるミズナラ系が楽しい。
みたいな感じで楽しんでいる。
(もちろん、12年でハイボールを作ってもとても美味しいのだけど、ホワイトラベルのハイボールは千円台のウイスキーではかなり美味しいと感心するのよね)
デュワーズホワイトラベルまとめ
ホワイトラベル飲むたびに「俺たちのデュワーズは裏切らない」と唸らせる一本。なんかホワイトラベルって毎日飲んでも美味しいし久しぶりに飲んでも美味しいし、実家のような安心感なのですよ。
多くの居酒屋でハイボールウイスキーとしてラインナップされているだけあって、千円台半ばの価格設定ながらスムーズな口当たり、しっかりした旨味、最後に鼻腔に漂う程よいスモーキーフレーバーは、ハイボールとしてかなりの完成度。
そして安価なので食中酒としてがぶがぶ飲んでも罪悪感がないし(焼肉やお好み焼きなど味の濃いものと合わせてがぶ飲みもたまらんのよ)、バニラのような甘みやスモーキーさも感じる味わいは、しっぽり飲んでも満足できる1本である。
また、この価格帯にしては口当たりがよく飲みやすいので、スコッチをストレートやロックで挑戦したい人にも良いだろう(千円台のウイスキーだとアルコールのアタック感が強くてストレート飲み慣れていない人には刺激がきつく感じるものも多いが、デュワーズのストレートは飲みやすいと思う)。
同価格帯だとジョニ赤や角、バランタインフィネスト、ブラックニッカディープブレンドなども美味しいのだけど、ハイボールと相性抜群なのと、ロックやストレートでも口当たり良く飲みやすいので、48Rの中ではライバルより頭一つ抜けていると思っている。
色々楽しめるので、常備ウイスキーとして、お勧めですよ!













