先日、ハイビームをLED化した時に、なんと光軸がずれてしまった。
光軸調整なんてやったことないので、しばらくズレたまま走っていたのだが、ハイエースの明るいLEDヘッドライトが上を向くと、想像以上に他車に迷惑!
対向車や前走車から、あからまに眩しいというジェスチャーを送られるので、慌てて調整することにした(スンマセン)。
やってみると、光軸調整なんてあっという間、早くやればよかったです。
ユーザー車検の光軸調整にも活用できるので、参考になれば幸いです。
正しい光軸とは?
詳しい説明は48Rが書くより、JAFのWebページに任せることにする。
要は、対向車が眩しくないように、10mの距離で光軸が10cm下がるように合わせましょう、ということだ。
うちの4型ハイエースLEDヘッドライトの場合、オートレベライザーがついており、荷物を積んでケツ下がりの車体姿勢になっても正しい光軸に自動調整されるようになっている。
が、今回のように、ハイビーム交換で右側の光軸だけズレてしまったときは、オートレベライザーで調節されず、光軸調整が必要となってしまった。
光軸がずれていると、めちゃくちゃ迷惑なので、すぐに調整しよう。
ハイエースの光軸調整方法
こんなにカンタンなら、もっと早くやれよ!と自分に突っ込みたくなるくらの作業だった。
必要工具
光軸調整には、軸長250mm以上の長い2番のドライバーが必要。
48RはHOZANの軸長300mmのドライバーを使用した。
光軸調整ボルトの横にギザギザがついているので、そこにドライバーを差し込んで回すことで光軸調整ボルトを回すことができる。
長いドライバーが必要な理由は、ハイエースの左側のヘッドライトは丈夫にウォッシャー液のタンクがあるため、軸長250mmはないと調整部に届かないからだ。
ちなみに、右ヘッドライトだけなら裏側に十分なスペースがあるため、短いドライバーでも作業できる。
手順①ボンネットを開ける
ボンネットを開けたまま保持できるように、つっかえ棒もしよう。
手順②ヘッドライトの裏側の光軸調整ボルトで調整
ヘッドライトの裏側に光軸調整ボルトを回すことで、光軸の上下を調整することができる。
右ヘッドライトの調整方法
こちら側はヘッドライト裏に十分なスペースがあり、作業がしやすいし、工具も入りやすい。
赤◯部分。
この角度からは見えないので、ヘッドライトを外したときの画像でも説明する(もちろん外さなくても作業できる)。
・青矢印の方向に回すと、光軸が下がる
・赤矢印の方向に回すと、光軸が上がる
ギザギザ部分を2番のドライバーで回してもよいし、裏側の樹脂製の六角を「10mmのメガネレンチ」で回しても良い。
左ヘッドライトの調整方法
こちら側はウォッシャー液のタンクがじゃまなので、長いドライバーが必要になってくる。
ウォッシャー液タンクの隙間から覗き込むと、光軸調整ボルトのギザギザが見えるので、下の画像のようにドライバーを突っ込んで作業する。
③規定の光軸に合わせる
10mで10cm下がるように調整すればよい。
48Rの場合は、ハイエースを壁から10mの距離で駐車して、壁にテープでマーキングして調整を行った。
10mを測れる巻尺を持っている人は少ないと思う。そんなときは、170cmの成人男性の歩幅が70cmなので、「10mなら14歩」だ。
このテープに合わせると、10mで10cm光軸ダウンするようになっている。
まとめ
光軸調整は超カンタンなので、ズレてるなと思ったらすぐやりましょう。
厳密に合わせなくても、迷惑防止で光軸下げ方向にするだけなら3分作業。
上にずれていると、想像以上に他車に迷惑かけてるよ。
また、予想以上に簡単作業だったので、車検の際、ディーラーで光軸調整で10000円前後払うのはもったいない!
次からは、まずは自分で光軸確認してから、ディーラーに持ち込むつもりだ。
ハイエースのライト系のカスタム記事は、コチラでまとめてます。
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