正直ここまで変わるとは思ってなかったターボ パイプのメタルパイピング化。
フローティングバルブ機構のトラストブローオフバルブとの併用といういこともあるが、過給圧の立ち上がりがめちゃくちゃ鋭くなり、ターボラグもほぼ感じないレベルに(うーん、あまり体感できなかったサクションパイプのメタル化よりターボパイプが先だったか)。
加えて、純正ホースは過給圧で膨らんでロスしているというのを、動画で撮って検証してみました。
ターボパイプとは
ターボパイプはどこにある?
別名インテークパイプとも呼ばれているこのパーツはターボチャージャーのコンプレッサーからスロットルに至るまでのパイピングのことを指している。
ジムニーの場合でいうと、「ターボコンプレッサーからインタークーラー」と、「インタークーラーからスロットルボディ」までの2箇所に存在する。
48Rのジムニーの場合、スロットル側は既にインテークチャンバーを装着済みなので、今回はターボコンプレッサーからインタークーラー間のパイプを交換することにした。
スロットルボディ手前に装着するインテークチャンバーも、全域トルクアップで非力なジムニーにはオススメな逸品。
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純正ターボパイプのデメリット
ターボパイプを販売するショップさんは純正パイプは膨張して過給圧をロスしている!とか言うのだが、ほんまかいな?ということで自分でエンジンルームを撮影して検証してみた。
下の動画はエンジンルームにGoProを設置して、高速道路の合流加速の様子である。
おおおお!けっこうというか、想像以上に膨らんでるやん!!
せっかく排気からターボチャージャーでエネルギーを拾っているのに、パイプの膨張でロスするのはもったいない。また、膨張することで少なからずレスポンスも悪くなっているはず!
メタルターボパイプを48Rにポチらせるには、十分な動画である。
購入したのはMRSさんのターボパイプ
最近はナカミチさんLOVEだったのだが、ターボパイプはMRSさんのを購入。
理由は(良いか悪いかはわからないが)ターボの径が太くてカッコ良いから。
ターボパイプを太くするため、接続ホースはコストのかかる異径ホースになっている。
異径ホースのおかげで、メタルパイプとの接続面がツライチになっている。若干吸気抵抗に貢献しているのかもしれない。効果のほどは不明だが、良い方向なのは間違いない(昔バイクにキャブを組む時、指をキャブに突っ込んでインレットパイプとの段差が一番小さくなる位置でキャブを本締めしろと教わったしね)。
JB23ジムニーターボパイプ取り付け方法
わざわざ解説するほどではないんだけど、マイナスドライバーでホースバンドを緩めてパイプを入れ替えるだけである。
しっかり奥まで差し込んで、ホースバンドもしっかりと締め込もう。
ターボパイプ交換インプレとまとめ
どやさ!
パイプがメタル化されてエンジンルームがカッコ良い(超満足)
あとはエアクリをキノコタイプにしたら俄然チューニングカーという雰囲気ビンビンなのだが、吸気音がうるさいのは勘弁なので、ひとまずこれで完成形。
インプレは純正ホースの膨張がなくり、過給圧の立ち上がりが一段と鋭くなった。フルアクセル加速はもちろんのこと、ワインディングでコーナー中にアクセルON-OFFで微妙な速度調整するようなシチュエーションでも、アクセル踏んだ瞬間から欲しいだけのトルクが発生するので、とても乗りやすい。
この踏み始めのレスポンス部分はトラストのフローティングバルグ機構のブローオフバルブでかなり良くなっていたのだが、ターボパイプのメタル化でさらに「トルクの最初の立ち上がり」部分の正確さが改善された。細かいところなのだが、気持ちよくドライブするには非常に効果のある部分。
ターボ パイプ、走るのが好きな人は是非とも装着したい。ドライビングの楽しみは、やはり意のままに反応するエンジンあってこそ!
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