JB74ジムニーシエラ ジムニー

JB64/74ジムニーのスペアタイヤレス化!見た目スッキリ&軽量化

JB23に続き、JB74ジムニーシエラもスペアタイヤを外してみた。

スペアタイヤを背負った後ろ姿も「ザ四駆」っぼくて好きなのだが、今履いてるタイヤとスペアの純正タイヤの外径も異なっておりスペアタイヤとして使うのは微妙だし、見た目もスッキリさせたいし、ということで。

スペアタイヤブラケットのボルト穴埋めは、カッコ良い化粧ボルトで決めてみた。

 

*2023/06/18更新*

JB23はスペアタイヤレスでも法的に車検問題ないのだが、本来スペアタイヤが必要なJB74もスペアタイヤレスで車検通りました。

 

スペアタイヤレスで車検は大丈夫?

JB64ジムニーの場合

JB64ジムニーは車検は全く問題ない。

スペアタイヤの有無は車検の検査項目ではないのだ。

最近の車では軽量化のためスペアタイヤレスの車種も多く、また最近は劣悪な道路もすくなくパンクのリスクも低い。

 

スペアタイヤレスの車検については、こちら記事で詳しく解説している。

スペアタイヤなしで車検は通る?ジムニーのスペアタイヤ取り外しとタイヤブラケット穴埋めカバー取り付け【スペアタイヤレス】

クロカン四駆と言えば背中に背負ったスペアタイヤ!というくらいメジャーなフォルムで、本格四輪駆動車のリアゲートにはスペアタイヤが誇らしげに標準装着されているが、ジムニーでは取り外しいるオーナーさんもけっ ...

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JB74ジムニーシエラの場合

厳密に言うと、スペアタイヤは必要ないが、スペアタイヤブラケットは必要。

JB74ジムニーシエラの車体全長は、後端はスペアタイヤブラケットまでの長さになっている。

カタログの絵を見ても、バンパー後端でもスペアタイヤでもない位置に線が引いてあるが、これスペアタイヤブラケットの後端であり、スペアタイヤブラケットは車体全長に含まれるのだ。

また、スペアタイヤブラケットは指定外部品なので、全長の変化が±3cmを超えると車検証記載変更(全長を変更)が必要になってくる。

 

マイJB74でも確認してみたが、スペアタイヤブラケットを取り外すと、3cm以上全長が変化するのは確実。

というわけで、JB74のスペアタイヤレスは車検には通らない。

車検証の記載変更か、スペアタイヤを装着して車検を受けましょう(スペアタイヤブラケットだけだとボルトの突起が危険と判断されて車検落ちる可能性大なので、結局はスペアタイヤも用意したほうが良さそう)。

 

注;とはいえ、指定工場ならJB74のスペアタイヤレスでもジムニー忖度が働いて車検が通る可能性もあります(厳密に言えばアウトだけど)

 

*2023/06/18更新*

懸案のスペアタイヤレスだが、結果的にそのままで車検合格した。

厳密には先に書いた通りスペアタイヤブラケットまでが全長なので厳密にはスペアタイヤが必要と思われるのだが、車検を受けるスズキ販売店に問い合わせたところ、スペアタイヤは不要とのことで、車検も「認証工場」なので多摩地区の陸運局で受けたのだが、特に指摘なく車検に通ってしまった。

ディーラーなどの「指定工場」だと厳しいのでスペアタイヤレスだと車検NGだったという情報もあるようだ。

48Rの初回車検については、コチラの記事でまとめている。

JB74ジムニーシエラの新車3年目 初回車検費用公開 〜「認証工場」と「指定工場」の違いも解説します〜

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スペアタイヤレスのメリット・デメリットについて

スペアタイヤレスのメリット

メリット①リアビューがすっきりする

好みの問題かもしれないが、スペアタイヤレスはリア周りが軽くすっきりした見た目になる。

ショートバンパーと組み合わせるとますます魅力的なヒップラインになるだろう(ショートバンパーはリフトアップに合わせて計画中)

 

※2024/03/07更新※

ショートバンパー化しました!

JB74ジムニーシエラにリアショートバンパーをDIY取り付け【ハイブリッジファースト タイプSバンパー リアバンパー交換】

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スペアタイヤレスとショートバンパーでリア周りがすっきりして精悍なリアビュー(自画自賛)

 

 

メリット②20kgも軽量化

スペアタイヤとスペアタイヤブラケットを取り外すことで約20kgも軽くなる。

軽くなると、燃費に好影響なのは言うまでもない。

100kgの軽量化で1km/lの改善といわれているので、20kgでは0.2km/l改善することになる。

日々の燃費計測では誤差に埋もれてしまうぐら小さい値だが、ジムニーの燃費をリッター10km/lで計算すると、スペアタイヤ付きが1万km走るガソリン量でスペアタイヤレスは1万200km、つまり200km多く走ることができる。

 

また、運動性能に関しても軽いほうが良いので(FRで走るときは高輪荷重が減ってトラクションが下がるが)、軽量化することにこしたことはない。

 

 

メリット③後方視界がちょっと良くなる

スペアタイヤがリアウィンドウの視界を遮っている部分があるので、ちょっと良くなる。

死角が減るのは良いこと。

 

デメリット④タイヤ交換時、4本で済む

ジムニーは純正からサイズアップしたタイヤを装着する人が多いと思うが、スペアタイヤとして使うならタイヤ外径を揃えなければならないので、スペアタイヤ分も含めて5本購入が必要だが、スペアタイヤレスなら4本の購入で済む。

 

ちなみに、スペアタイヤを純正のまま外径の大きなタイヤに履き替えてもしパンクした場合を考えてみる。

その場合はパンクしたタイヤだけ外径が小さくなるので、デフのピニオンギアが常時回転することになるのでデフの摩耗やデフオイルの劣化が早まることが考えられる。2WD状態のフロントならハブフリーになっているので、もし48RがこのシチュエーションでRrがパンクしたなら純正サイズのスペアタイヤをフロントにはめて、フロントから抜いた外径の大きなタイヤをリアにつけるかな(状況の余力次第だが)。

 

 

 

 

スペアタイヤレスのデメリット

デメリット①パンク時、修理するかレッカー要請が必要。

パンク時にスペアタイヤにさっと交換して再スタートできない。

 

クギ程度の穴だったら修理できるが、ちょっと時間はかかるし、カットパンクだったら修理不能なのでレッカーを呼ばなければならない。

 

まあ、日本の道路でパンクするのはすごくレアなことなので、それほど気にするデメリットではないのかもしれない。

 

48Rは念のためパンク修理キットと空気入れを積んでいる。

2回ほど使ったことあるが、ちゃんと治って全然空気漏れしないよ。

 

 

 

総合的に考えて・・・・スペアタイヤレス!

48Rはメリットデメリットを理解したうえでスペアタイヤレス。

スペアタイヤってパンクしない限りはお荷物なのだが(クロカン四駆の場合、スペアタイヤ背負ってるのもそれはそれでカッコいいが)、いざという時には必要な存在。だがしかし、そもそも日本の一般道ではパンクは滅多に発生せず、最近の車にはスペアタイヤが搭載されていない場合がほとんどなように、必ずしも必須装備ではない(ほとんどのスペアタイヤは一度も使用されることなく廃棄されるのが現実)。

また、パンクしても修理キットで補修可能であるのは経験済みだし(サイドカットは修理できないので、林道行く場合はスペアタイヤを荷室に入れている)、JAFや保険のロードサービスもサービスが充実しており日本全国どこでも修理にきてくれる。

48Rはこれからショートバンパーなどでリア周りをシンプルにしあげたいので、スペアタイヤレスにすることにした。

 

 

スペアタイヤレス化の作業手順

必要工具

・ハンドルラチェット

・19mmソケット(純正工具のホイールレンチでも可)

・14mmソケット

・5mm六角レンチ(今回の穴埋めボルトで使用)

 

 

穴埋めボルト

スペアタイヤブラケットを固定していたフランジボルトを再利用でも良いのだが、今回は見た目が良いデザインボルトを購入した。

防水のためと直接ボディにボルトは塗装が傷むので、樹脂製のワッシャーも購入。

 

 

このボルトはオートバイのサイドミラーを外した時に穴埋めをするボルトである。「ミラーホールカバー」で検索すれば、色々なデザインから選ぶことができる。

ボルトはお好みでどうぞ。

 

※2024/03/07更新※

最近は専用の穴埋めボルトも販売されてます。

 

 

また、安く済ませたいならわざわざボルトを購入しなくても、もちろん純正ボルト再利用でもOK。

 

 

手順①スペアタイヤの取り外し

まずは19mmソケットでスペアタイヤカバーの取り外し。

 

スペアタイヤは19mmホイールナット3個で固定されている。

 

スペアタイヤブラケットは14mmソケット取り外そう。

 

スペアタイヤ裏は洗車ブラシが届かないので、汚れがひどい。。

次の作業の前に、フクピカで綺麗にした。

 

手順②スペアタイヤブラケットのボルト穴埋め

先程紹介のデザインボルトをスペアタイヤブラケットのボルト穴にインサート。

うん、カッコ良く穴埋めできた!

 

まとめ

メリットデメリットを理解した上でスペアタイヤレスにしましょう!

 

今後はショートバンパーでさらにリア周りをスッキリさせる予定です。

 

 

他にも「JB74ジムニーシエラ」タグで色々ジムニー 記事書いてます。よろしければ、そちらの記事もどうぞ。









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